夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

恋と夢とあなたとわたし〈わたし編〉

2003年02月24日 | 映画(番外編:映画と邦題・字幕・台詞)
「あなた」もそうですが、
「わたし」の場合も原題にはまったく出てこないことが多いよう。

『私が愛したギャングスター』(2000)は、原題が“Ordinary Decent Criminal”。
ケヴィン・スペイシー演じる強盗団のボスは、決して人を傷つけない華麗な手口が信条。
誰からも愛されるギャングスター。
めっちゃ直訳すると「普通の見苦しくない犯罪」という原題は、
彼のカッコいい手口を表しています。
邦題はやはり『007/私を愛したスパイ』(1977)が元でしょうな。
こちらの原題は“The Spy Who Loved Me”でマンマです。

タイトル、内容ともにオススメなのが『わたしが美しくなった100の秘密』(1999)。
そそられません?
原題は“Drop Dead Gorgeous”。
ミネソタのド田舎でおこなわれる美少女コンテスト。
このミスコンを舞台にくりひろげられる壮絶なライバル蹴倒し作戦。
おバカでとにかく笑えます。

「わたし」じゃないけどその複数形の『僕たちのアナ・バナナ』(2000)。
カソリックの神父とユダヤ教のラビ。
その男性ふたりともが、久々に会った幼なじみの女性に恋する話。
女性の呼び名がアナ・バナナ。
原題はぜ~んぜんちがう“Keeping the Faith”。
「信仰を守る」ということですね。

……たいして英語もできんのに、
なんか英語教室みたいになってきてしまいました。すんません。

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