夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『アベンジャーズ』

2012年08月21日 | 映画(あ行)
『アベンジャーズ』(原題:The Avengers)
監督:ジョス・ウェドン
出演:ロバート・ダウニー・Jr.,クリス・エヴァンス,マーク・ラファロ,
   クリス・ヘムズワース,スカーレット・ヨハンソン,ジェレミー・レナー他

「日本よ、これが映画だ」、なんと高ビーなキャッチコピー。
しかし、何を隠そう、今年度もっとも楽しみにしていたのが本作です。
娯楽大作は好きじゃないらしい友だちにそう話したら「わからんわ」と言われましたが、あかん?

んで、先週の先行上映で2D、今週IMAX3D、すでに2回観てしまいましたがな。(^o^;
キャストの生声を聞かないわけにはいかないので、ともに字幕版です。

アメリカにはニ大アメコミ(アメリカン・コミックス)出版社があって、
ひとつはDCコミック、もうひとつはマーベル・コミック。
設立はどちらも1930年代後半ですが、前者のほうがわずかに早く、
代表作は“バットマン”、“ワンダーウーマン”、“グリーンランタン”など。
この『アベンジャーズ』の出演陣は後者のヒーローたちで、
“アイアンマン”、“キャプテン・アメリカ”、“マイティ・ソー”、“ハルク”の面々。

徹底した悪役のロキは、『マイティ・ソー』(2011)の出演者。
神々の国アスガルドで、ソーと兄弟として育ったロキは、
実は自分が拾われた子どもだと知ってスネる。
ソーに玉座を渡してなるものかと陰謀を企てるが失敗。
そののち出会った宇宙人種族チタウリとともに、地球侵攻を企む。

地球には無限のエネルギーを秘めた謎の物体、四次元キューブが。
世界をも破壊する威力を持つこのキューブは、
国際平和維持組織シールドの研究施設に収められていたが、突如制御不能の状態に陥る。
それによって、遠く離れた別世界へと繋がるワームホールが開き、ロキが降臨。
ロキはキューブを奪うと、コズミックスピアという魔法の杖を用いて、
セルヴィグ博士とシールドの射手ホークアイを幻惑&洗脳、トンズラしてしまう。

キューブを奪還し、世界を滅亡の危機から救うため、
シールドの長官ニックは“アベンジャーズ”を召集。
最強チームになり得るはずが、個性の強すぎる彼らは仲良くとは行かず……。

見た目だけなら“ソー”のクリス・ヘムズワースがカッコイイけれど、
私の贔屓は何と言っても“アイアンマン”、ロバート・ダウニー・Jr.
案の定、AC/DCの曲に乗って登場。
ついでに、アイアンマンスーツを着ていないときはブラック・サバスのTシャツ姿。
“キャプテン・アメリカ”のクリス・エヴァンスはツルンとしすぎ。(^^;
“ハルク”のマーク・ラファロの胸毛と、巨大化しても破れないパンツの素材が気になる。
“ホークアイ”のジェレミー・レナー、いつまで洗脳されとんねん。
DCコミックの『グリーン・ランタン』(2011)で主演したライアン・レイノルズの元嫁、
スカーレット・ヨハンソンがマーベル・コミックの本作で“ブラック・ウィドウ”。

それぞれの映画版をまったく観ていないと、キャラが皆目わからないでしょうから、
楽しめるのかどうかは疑問です。
どんなヒーローかちょっとずつ頭に入れておいて、
『マイティ・ソー』と『アイアンマン2』(2010)を観ていたら、
かなり楽しめるのではないかと思います。

とは言うものの、2回観てもわからん箇所、ついていけない箇所いっぱい。
ストーリーを熟知している人がいれば解説してほしいぐらい。
“ハルク”がいきなり自制できるようになったのはなんでなのよ、とか。
けれどもぐだぐだ言いません。だって、好きなもんは好きなんだから仕方ない。

『トガニ 幼き瞳の告発』と同様、
エンドロールが完全に終わるまで、席は立たないで~。

一仕事終えたらシャワルマを食べよう。

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