夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『アース・トゥ・エコー』

2015年11月02日 | 映画(あ行)
『アース・トゥ・エコー』(原題:Earth to Echo)
監督:デイヴ・グリーン
出演:テオ・ハーム,ブライアン・“アストロ”・ブラッドリー,リース・ハートウィグ他

前日の火曜日は、終業後になんばまで出向いて2本ハシゴ。
終映時刻が22:55でかなり疲れたけれど、
往路の渋滞する新御堂筋と打って変わり、こんな時間帯の復路はがらがら。
別館で終映して、トイレに行って、堺筋沿いのタイムズまで歩いて、
それでも23:30過ぎには帰宅できます。
「流れきるまでレバーを押し続けてください」というトイレでなければ、
23:30に到着できたのではないかと思うのですが(笑)。

いつもは22:30には就寝する私なのに、ついついひとりだと夜更かししたくなり、
23:30に帰宅して入浴、その後にお酒を飲みながら本を読んだりして、なんたる不摂生。
だからここ数日、睡眠不足が続いているのになぜか元気。

というわけで、ダンナが国内出張中3日目の水曜日も、
せっかくのレディースデー、調子に乗ってなんばまで行くことに。
今回はなんばパークスシネマで2本ハシゴ。

本作はもともとはノーマーク。まったく知らない作品でした。
が、2本目に観るものを先に決めてから1本目を検討したら、
とうてい間に合わない開映時刻の作品か、すでに観た作品ばかり。
あと1カ月ちょっと経てばDVDレンタル開始の本作、
有料鑑賞するのはもったいないかなぁと思いつつも選択。結果、アタリ。

仲良し3人組の少年、アレックスとタックとマンチ。
彼らが暮らす町は、高速道路建設のために丸ごと強制退去させられることに。
それぞれ別の町へと引っ越さざるを得ないのが寂しくて仕方ない。

アレックスの引っ越し前日、付近の住民の携帯電話に異常が発生。
画面に映し出された不思議な図形を見て、謎の解明のために集まる3人。
画面の図形が、30kmほど離れた砂漠の形と酷似していることを突き止める。
親には最後の夜だからお互いの家に泊まると嘘をつき、チャリを飛ばして現場へ。
するとそこには金属製のヘンテコな異星人が。

異星人はしゃべることはできないが、3人の言葉を理解している様子。
そいつが乗ってきたはずの宇宙船を見つけて無事に星に還してやろうと、
3人は行動を開始するのだが……。

今から観ようとしている作品の予告編が本編前に流れたのはたぶん初めて。
その辺りにも客を呼ぶつもりがないことが見て取れますが、もったいない。

明日になれば引っ越しで離ればなれになってしまう少年たちの奇跡の一夜。
里子のアレックスは、自身が見捨てられたという思いが強く、
異星人のことも他人事とは思えず、放っておくことなんてできません。
異星人を助けようとひた走る道中、派手な喧嘩も。
マドンナ的存在の同級生女子エマも途中から参入して、心躍る冒険談になっています。

王道中の王道と言えますが、宣伝が少ないのが惜しい素敵な作品。
いつまでも、友だち。

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