『四月は君の嘘』
監督:新城毅彦
出演:広瀬すず,山崎賢人,石井杏奈,中川大志,甲本雅裕,
本田博太郎,板谷由夏,檀れい他
10月1日の土曜日、甲子園最終戦は福原忍投手の引退試合。
始球式に福原選手の子どもさんたちが出てきたときに涙。登板時にまた涙。
試合が終了して引退セレモニーまで残ってくれている巨人の選手と
スタンドの巨人ファンの姿を見てまたまた涙。
巨人の選手とファンに感謝することはそうそうないんですけれど(笑)、
この日は心の底から感謝しました。ありがとう!
というわけで、台風の多い今日この頃、
1日が雨だったら2日が最終戦になるかもという懸念はなくなり、
2日の日曜日に「東宝17番組共通前売券」で観ました。
TOHOシネマズ梅田にて。
原作は『月刊少年マガジン』に連載された新川直司の同名漫画。
このところ、少女漫画だと思っていたら少年漫画だったり、
少年漫画だと思っていたら少女漫画だったりということが多い。
男女の読む漫画に差がなくなってきたということなのでしょうか。
さて、原作は未読なのですが、同僚から面白いと聞いています。
読む時間はちょっとつくれそうにないけれど、
TSUTAYA DISCASのレンタル枚数消化には、TVアニメ版を借りるのがうってつけ。
全22話収録、9巻のDVDを借り始めて5巻まで観たところで実写映画版を鑑賞。
原作とTVアニメ版は中学生だった設定が、実写映画版では高校生に変更されています。
幼い頃から“ヒューマンメトロノーム”と揶揄されるほど
正確無比な演奏によって名だたるコンクールで賞を総ナメ、
天才少年ピアニストとして注目を集めた有馬公生(山崎賢人)。
しかし、彼に厳しくピアノを指導してきた母親・早希(檀れい)の死をきっかけに、
公生は自分の弾くピアノの音が聞こえなくなり、ピアノから遠ざかる。
高校2年生になったばかりのある日、幼なじみの澤部椿(石井杏奈)が、
同じく幼なじみでサッカー部のエース・の渡亮太(中川大志)に
同級生の宮園かをり(広瀬すず)を紹介したいと言い出す。
かをりは亮太のことが好きらしい。
亮太とかをりを会わせる場に椿ひとりで行くのは嫌だからと、公生もつきあわされる。
待ち合わせ場所に赴いた公生は仰天。
かをりはヴァイオリニストで、今からコンクールに出場すると言う。
音楽の場には行きたくない公生は帰ろうとするが、
椿、亮太、それにかをり本人から強引に手を引かれ、会場へ連れて行かれる。
かをりの演奏は譜面をまるっきり無視、自由奔放。
主催者(本田博太郎)は音楽への冒涜だと憤るが、一部の審査員(甲本雅裕)はニヤリ。
聴衆は拍手喝采。公生も心を奪われる。
聴衆推薦により二次予選へと駒を進めたかをりは、公生を伴奏者に任命。
公生がピアノの音が聞こえないと告白しても、絶対に伴奏は君だと言って譲らず……。
「音楽×映画」に私はアマアマなので、正当な評価はできません(笑)。
演奏シーンはどれも心が躍ります。
特に本作の肝となるクライスラーの『愛の悲しみ』は、
かつてヴァイオリンを弾いていた男子にピアノ伴奏を頼まれたことがある私の思い出の曲。
お互いまったくタイプじゃなかったので(笑)、ホンマに単なる演奏者と伴奏者でしたが、
ほかの楽器と一緒に演奏するのはものすごく楽しかった。それを思い出しました。
まだTVアニメ版を最終巻まで観ていませんが、
実写映画版よりもTVアニメ版のほうがいいような気はします。
実写で表すのは無理なユーモア溢れる絵がいっぱいあるもんで。
劇場内は女子高生ばっかり。
さまざまな漫画原作のイケメンとカワイイ子主演の青春ものの予告編が流れるたび、
キャーキャー言うてる彼女たちの声を聞いているのも楽しいものです。
そんななか、ひとり老年の男性客がいて、何の間違いかと思いましたけれども。
おじいちゃんも胸キュンキュンしたかったのか。
いや、たぶん『君の名は。』を真知子巻きの『君の名は』(1953)と間違えて、
さらにそれを「君」つながりで本作と間違えたと推測。
おじいちゃんの感想が聞きたかった。
監督:新城毅彦
出演:広瀬すず,山崎賢人,石井杏奈,中川大志,甲本雅裕,
本田博太郎,板谷由夏,檀れい他
10月1日の土曜日、甲子園最終戦は福原忍投手の引退試合。
始球式に福原選手の子どもさんたちが出てきたときに涙。登板時にまた涙。
試合が終了して引退セレモニーまで残ってくれている巨人の選手と
スタンドの巨人ファンの姿を見てまたまた涙。
巨人の選手とファンに感謝することはそうそうないんですけれど(笑)、
この日は心の底から感謝しました。ありがとう!
というわけで、台風の多い今日この頃、
1日が雨だったら2日が最終戦になるかもという懸念はなくなり、
2日の日曜日に「東宝17番組共通前売券」で観ました。
TOHOシネマズ梅田にて。
原作は『月刊少年マガジン』に連載された新川直司の同名漫画。
このところ、少女漫画だと思っていたら少年漫画だったり、
少年漫画だと思っていたら少女漫画だったりということが多い。
男女の読む漫画に差がなくなってきたということなのでしょうか。
さて、原作は未読なのですが、同僚から面白いと聞いています。
読む時間はちょっとつくれそうにないけれど、
TSUTAYA DISCASのレンタル枚数消化には、TVアニメ版を借りるのがうってつけ。
全22話収録、9巻のDVDを借り始めて5巻まで観たところで実写映画版を鑑賞。
原作とTVアニメ版は中学生だった設定が、実写映画版では高校生に変更されています。
幼い頃から“ヒューマンメトロノーム”と揶揄されるほど
正確無比な演奏によって名だたるコンクールで賞を総ナメ、
天才少年ピアニストとして注目を集めた有馬公生(山崎賢人)。
しかし、彼に厳しくピアノを指導してきた母親・早希(檀れい)の死をきっかけに、
公生は自分の弾くピアノの音が聞こえなくなり、ピアノから遠ざかる。
高校2年生になったばかりのある日、幼なじみの澤部椿(石井杏奈)が、
同じく幼なじみでサッカー部のエース・の渡亮太(中川大志)に
同級生の宮園かをり(広瀬すず)を紹介したいと言い出す。
かをりは亮太のことが好きらしい。
亮太とかをりを会わせる場に椿ひとりで行くのは嫌だからと、公生もつきあわされる。
待ち合わせ場所に赴いた公生は仰天。
かをりはヴァイオリニストで、今からコンクールに出場すると言う。
音楽の場には行きたくない公生は帰ろうとするが、
椿、亮太、それにかをり本人から強引に手を引かれ、会場へ連れて行かれる。
かをりの演奏は譜面をまるっきり無視、自由奔放。
主催者(本田博太郎)は音楽への冒涜だと憤るが、一部の審査員(甲本雅裕)はニヤリ。
聴衆は拍手喝采。公生も心を奪われる。
聴衆推薦により二次予選へと駒を進めたかをりは、公生を伴奏者に任命。
公生がピアノの音が聞こえないと告白しても、絶対に伴奏は君だと言って譲らず……。
「音楽×映画」に私はアマアマなので、正当な評価はできません(笑)。
演奏シーンはどれも心が躍ります。
特に本作の肝となるクライスラーの『愛の悲しみ』は、
かつてヴァイオリンを弾いていた男子にピアノ伴奏を頼まれたことがある私の思い出の曲。
お互いまったくタイプじゃなかったので(笑)、ホンマに単なる演奏者と伴奏者でしたが、
ほかの楽器と一緒に演奏するのはものすごく楽しかった。それを思い出しました。
まだTVアニメ版を最終巻まで観ていませんが、
実写映画版よりもTVアニメ版のほうがいいような気はします。
実写で表すのは無理なユーモア溢れる絵がいっぱいあるもんで。
劇場内は女子高生ばっかり。
さまざまな漫画原作のイケメンとカワイイ子主演の青春ものの予告編が流れるたび、
キャーキャー言うてる彼女たちの声を聞いているのも楽しいものです。
そんななか、ひとり老年の男性客がいて、何の間違いかと思いましたけれども。
おじいちゃんも胸キュンキュンしたかったのか。
いや、たぶん『君の名は。』を真知子巻きの『君の名は』(1953)と間違えて、
さらにそれを「君」つながりで本作と間違えたと推測。
おじいちゃんの感想が聞きたかった。