『メン・イン・キャット』(原題:Nine Lives)
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ケヴィン・スペイシー,ジェニファー・ガーナー,ロビー・アメル,シェリル・ハインズ,
マーク・コンスエロス,マリーナ・ワイスマン,クリストファー・ウォーケン他
『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』→『疾風ロンド』と来て、
大阪ステーションシティシネマで3本ハシゴの3本目。
『疾風ロンド』は満席、こちらも猫好きが押し寄せたのかほぼ満席。
“メン・イン・ブラック”シリーズのバリー・ソネンフェルド監督、
こんなタイトルでこんな映画まで撮っちゃったの?と思ったら、これは邦題のみのこと。
原題は“Nine Lives”で「9つの命」。猫は9回生まれ変わると言われているそうです。
大企業のワンマン社長トム・ブランドは、
自社ビルとして北半球一高いビルを建てることにご執心。
仕事一筋で家族サービスはできていないが、
それでも娘のレベッカのことをこよなく愛している。
レベッカの誕生日プレゼントを忘れていたことを妻ララから指摘され、
猫嫌いのトムだが、レベッカのリクエストは猫だから仕方がない。
路地裏の怪しげなペットショップへと足を踏み入れると、
これまた怪しげな店主のフェリックス・パーキンスから薦められるままに猫を購入する。
猫の名前はあらかじめ店主から付けられていた“Mr.もこもこパンツ”。
猫を抱えて帰宅する途中、部下のイアンから電話が入る。
イアンと自社ビルの屋上で会ったトムは、足を滑らせて落下。
目が覚めたトムは、なぜか自分とおぼしき人間が病院のベッドの上にいるのを見る。
そして自分の身体はといえば、猫になっているではないか。
どうやらトムと猫の身体が入れ替わってしまったらしい。
なんとかこの猫こそトム自身なのだと訴えようとするが、わかってもらえない。
病床に運ばれる前の父親が娘に用意した誕生日プレゼントとして、
意識はトムの“Mr.もこもこパンツ”は家へと連れ帰られる。
しばらくは猫である自分がはがゆくて悪態をつくトム。
しかしトレーナーとして自宅に現れたフェリックスから注意されておとなしくすることに。
そうこうしているうちにイアンの会社乗っ取り計画が進行中だと知る。
前妻の息子で気の好いデヴィッドを救うべく、トムは奮闘するのだが……。
客の年齢層はわりと上で、そうです、共感能力が高い方々。
隣のおばあちゃんなんて、そんなにオモロイですかというぐらい笑う笑う。
あっちこっちから笑い声やツッコミが聞こえてきて、
私もひとりで観るときよりかなり笑った気がします。
なんてったって、ケヴィン・スペイシー。
いつまで経っても『ユージュアル・サスペクツ』(1995)のイメージが強すぎて、
なかなかほかの役で評価してもらえないのが辛いところ。
しかしこういう傲慢な上司役をやらせたらピッタリ。
『モンスター上司』(2011)もとても面白かったですから。
それと、フェリックス役のクリストファー・ウォーケン。
このふたりが揃ってコメディをやったら、楽しくないはずがありません。
トムの前妻役、シェリル・ハインズも傑作。
猫好きの人、ぜひどうぞ。
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ケヴィン・スペイシー,ジェニファー・ガーナー,ロビー・アメル,シェリル・ハインズ,
マーク・コンスエロス,マリーナ・ワイスマン,クリストファー・ウォーケン他
『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』→『疾風ロンド』と来て、
大阪ステーションシティシネマで3本ハシゴの3本目。
『疾風ロンド』は満席、こちらも猫好きが押し寄せたのかほぼ満席。
“メン・イン・ブラック”シリーズのバリー・ソネンフェルド監督、
こんなタイトルでこんな映画まで撮っちゃったの?と思ったら、これは邦題のみのこと。
原題は“Nine Lives”で「9つの命」。猫は9回生まれ変わると言われているそうです。
大企業のワンマン社長トム・ブランドは、
自社ビルとして北半球一高いビルを建てることにご執心。
仕事一筋で家族サービスはできていないが、
それでも娘のレベッカのことをこよなく愛している。
レベッカの誕生日プレゼントを忘れていたことを妻ララから指摘され、
猫嫌いのトムだが、レベッカのリクエストは猫だから仕方がない。
路地裏の怪しげなペットショップへと足を踏み入れると、
これまた怪しげな店主のフェリックス・パーキンスから薦められるままに猫を購入する。
猫の名前はあらかじめ店主から付けられていた“Mr.もこもこパンツ”。
猫を抱えて帰宅する途中、部下のイアンから電話が入る。
イアンと自社ビルの屋上で会ったトムは、足を滑らせて落下。
目が覚めたトムは、なぜか自分とおぼしき人間が病院のベッドの上にいるのを見る。
そして自分の身体はといえば、猫になっているではないか。
どうやらトムと猫の身体が入れ替わってしまったらしい。
なんとかこの猫こそトム自身なのだと訴えようとするが、わかってもらえない。
病床に運ばれる前の父親が娘に用意した誕生日プレゼントとして、
意識はトムの“Mr.もこもこパンツ”は家へと連れ帰られる。
しばらくは猫である自分がはがゆくて悪態をつくトム。
しかしトレーナーとして自宅に現れたフェリックスから注意されておとなしくすることに。
そうこうしているうちにイアンの会社乗っ取り計画が進行中だと知る。
前妻の息子で気の好いデヴィッドを救うべく、トムは奮闘するのだが……。
客の年齢層はわりと上で、そうです、共感能力が高い方々。
隣のおばあちゃんなんて、そんなにオモロイですかというぐらい笑う笑う。
あっちこっちから笑い声やツッコミが聞こえてきて、
私もひとりで観るときよりかなり笑った気がします。
なんてったって、ケヴィン・スペイシー。
いつまで経っても『ユージュアル・サスペクツ』(1995)のイメージが強すぎて、
なかなかほかの役で評価してもらえないのが辛いところ。
しかしこういう傲慢な上司役をやらせたらピッタリ。
『モンスター上司』(2011)もとても面白かったですから。
それと、フェリックス役のクリストファー・ウォーケン。
このふたりが揃ってコメディをやったら、楽しくないはずがありません。
トムの前妻役、シェリル・ハインズも傑作。
猫好きの人、ぜひどうぞ。