夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』

2017年03月10日 | 映画(た行)
『映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』
監督:高橋敦史
声の出演:水田わさび,大原めぐみ,かかずゆみ,木村昴,関智一,千秋,
     釘宮理恵,浪川大輔,高橋茂雄,八木真澄,織田信成,浅田舞他

3月1週目の平日に映画を観に行く機会があったけれど、
映画には行かずに米朝一門会へ行ったから、これが3月の劇場で観る1本目。
TOHOシネマズなんばにて。

特に“ドラえもん”のファンというわけではないのですが、
このところ劇場で観るのが普通になっています。
本作は劇場版シリーズの通算37作目で、過去作品のリメイクではなくオリジナル作品。
今回のゲスト声優は、元フィギュアスケーターの浅田舞と織田信成、
それにお笑い芸人コンビのサバンナです。

こういうのって、映画の公開と中身の季節を合わすものだと思っていました。
春休み間近だというのに、うだるような暑さの夏休みの話ってどうよ。

暑すぎてどうしようもない夏休み。
のび太とドラえもんも何もする気が起こらずにダラダラ。
かき氷ばかり食べて暮らせたらどんなに幸せか。

そんなことを考えていた折り、ドラミからドラえもんに連絡が入る。
占いによれば、「お兄ちゃんは絶体絶命の“氷難“に遭う」らしい。
それに“ペンギン“は不吉だから避けること。

占いなんか信用できるかと、どこでもドアで南太平洋に浮かぶ氷山へ。
かき氷をたらふく食べたついでに、氷の遊園地をつくったのび太とドラえもんは、
しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も呼んで楽しく過ごす。

ところが、突然氷が溶け始め、みんな大慌て。
ひとりはぐれたのび太をようやく見つけると、
のび太は氷の塊の中で見つけたという不思議なリングを持っていた。

リングが埋もれていた位置から推測して、
10万年前の南極へ行けばこのリングの落とし主に会えるかもしれない。
のび太らは10万年前へとタイムスリップ
そこでリングの落とし主である異星人の少女カーラと出会う。
彼女はヒャッコイ博士とともにリングの謎を追っていると言い……。

日曜日に映画を観るときは、前日の土曜日に必ずお酒を飲んでいるせいで、
映画の途中で睡魔に襲われることが多いのです。
ただし、面白い作品のときには眠くなりません。
“ドラえもん”は面白いと思いながら観ているのに、
毎度毎度、序盤か中盤に一度睡魔に襲われるのはなんでなのか。
“クレしん”では眠くなった覚えがないので、
私には“クレしん”のほうが合っているのでしょう。

とはいうものの、やっぱり“ドラえもん”は“ドラえもん”。
近ごろハヤリのタイムスリップもののなかでは格段にわかりやすく、
子どもたちにウケることはまちがいなし。
毎回書いているように「正しい日本語」が使われていますから、
妙な日本語にテンションが下がることもありません。

エンドロールに「取材協力 南極越冬隊隊員 誰某」とあるのを発見。
「越冬隊」という文字を見て笑ったのはたぶん私だけ。
なんでかというと、以前の同僚の話を思い出したから。
35歳を過ぎたときにお母様から「越冬隊」と呼ばれるようになったそうで、
同世代の娘さんを持つ母親同士で「お宅のお嬢さんも越冬隊なの?」。
お母さん、それ、アンマリな言い方やと思う。(^^;

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする