弟が亡くなってからしゃかりきになって動き回ってきました。
四十九日を終えてようやく少し落ち着くかと思いきや、
頼みもしないのに余計なことをやってくれた父が骨折して入院。
その父が入院中の病院でコロナが出て、リハビリ病院への転院が延期になり、
転院延期に納得できずに悪態をついているという父を説得しに行ったりと、
余計に疲れる日々が続いています。
映画鑑賞中に電話が鳴ることはないはずが、これじゃ全然落ち着かない。
先月までより時間はあるはずなのに、ちっとも映画を観に行く気分にならないから、
弟の部屋を片付けているときに見つけた映画のDVDを何本か挙げます。
学生時代から社会人になりたての頃にかけての弟の趣味はもっぱらパチスロ。
それが突然ボウリングに目覚め、マイボウルまで購入。
当時、弟とボウリング映画の話をよくしました。
弟が好きだったのは、『キングピン/ストライクへの道』(1996) 『ビッグ・リボウスキ』(1998) 。
弟の部屋にはなぜか前者のDVDが2本もあって、意味不明。
そのうちボウリング熱はやや冷めたふうでしたが、
久しぶりに私が見つけたボウリング映画が『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』 (2016)でした。
弟にも薦めたら、鑑賞後に長々とメールを送ってきてくれた思い出があります。
ボウリングの映画じゃないけれど、
私が「オモロイから観て」と弟に推したのは『アンヴィル! 夢を諦めきれない男たち』(2009) 。
これについても感想メールをくれたなぁ。
DVDもサントラも大切にしていた様子なのは『パルプ・フィクション』(1994) 。
実はお通夜の日、このサントラとレインボーの“Difficult to Cure”のどちらをかけるかを迷い、
結局後者にしたのですよねぇ。なんとなくお通夜ではレインボーを聴きたかったから。
へ~と思うことがいっぱいです。