『ジャッカス 4.5』(原題:Jaccas 4.5)
監督:ジェフ・トレメイン
出演:ジョニー・ノックスヴィル,スティーヴォー,クリス・ポンティアス,
デイヴ・イングランド,エレン・マクーギー,ジェイソン・アキュナ他
ご覧になったことありますか、“ジャッカス”シリーズ。
いわば金のかかったドッキリで、しかも大半が下ネタ。
2000から2002年にかけてMTVで放映されていたおバカ番組で、大人気だったのか、
放映終了後に劇場版が何年かに一度のペースで製作されました。
その最新作がこれ。20年経ってもまだやっているわけですよ、おバカを。
別にファンでも何でもないのでスルーしてもよかったのですが、
Netflixで観てしまったんだなぁ、ついつい。
仕掛け人のジョニー・ノックスヴィルが言うには、毎回これが最後だと思っているのだそうです。
でもこうしてずーっと続いている。
50歳を過ぎても子どもみたいないたずらを楽しんでいる男ども。
まぁ、いいっちゃいいですよねぇ。羨ましいわけじゃないけれど。
「子どもみたいないたずらを敢えて大人がやる」というのがこの番組ですが、
でもこんな金のかかったいたずらは、本当の子どもにはできません。
そしてえげつなすぎる。
たとえば、ケツの穴に魚を突っ込んで四つん這いになり、
ワシだかタカだか知らんけど、鋭い嘴を持つ鳥の前で待機する。
当然、ワシだかタカだかはケツの穴を突っつく。
ところがこれが意外とあっさり終わってつまらないから、もっとタマ近辺に魚を突っ込むとか。
プロのテニスプレーヤーが放つ160km/hの球をタマで受けて悶絶するとか。
ボウリングのレーンに脚を広げて座り、プロボウラーが投げる球をタマで受けるとか。
まったく、アホじゃないですかね(笑)。
過去20年間の出演者にはPTSDと診断された人もいるそうです。
どこでどんないたずらに遭うか油断も隙もなく、
インタビュー中だと思っていたら上から馬の精液20リットルが降ってきたとか、
収録の合間に簡易トイレに入ったらトイレごと吹っ飛んだとか。
観ているだけでゲロってしまいそうになるネタも多数あります。
でも中には笑ってしまうものがある。不覚(笑)。
数人並んでブランコしている前を、着ぐるみを着たプロのスノーボーダーが通過するやつなんか、
スノーボーダーの蹴られ方が漫画みたいでワロた。
水上スキーではジェットパックを装着し、水上に設置されたジャンプ台手前でジェット噴射とか、
ぶっ飛び方が可笑しくてふきました。
たぶんこれを観た女性陣は「男って」と思うんじゃないでしょうかね。(^^;