夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈な行〉

2002年12月21日 | 映画(な行)
《な》
『ナイルの宝石』(原題:The Jewel of the Nile)
「な」ってこれしか観てへんやんけ~。
恐ろしくヒマだったときにたまたまケーブルTVで観た作品。
ナイルの宝石を求めて一獲千金を狙う輩が集まるが、
実はその宝石とはある人物のことだった。
確かこんな話でしたが、ほとんど記憶の彼方に。
撮影は『ツイスター』(1996)の監督。

《に》
『ニューヨークの恋人』(原題:Kate and Leopold)
100年以上前のニューヨークの侯爵レオポルド。
時空の割れ目を調査してその時代に入り込んだ男を追ううちに
21世紀のニューヨークに飛んでしまう。
そこである女性と知り合って……。
本人はロマ・コメから脱皮したいようだけど、
やっぱりメグ・ライアンにはこのような役が似合う、
いや、このような役しか似合わんと言ったほうが的確?

《ぬ》
な、な、にゃ~い!
ここにきてつまずいてしまいました。
観てまへん、「ぬ」から始まる映画!

《ね》
な、な、またもやにゃ~い!
「な行」がこんなにもツライとは
誰が想像したでしょう。撃沈。(T_T)

《の》
『ノーラ・ジョイス 或る小説家の妻』
ドイツ/アイルランド/イタリア作品。
20世紀の初め、のちに大作家となる若者と運命的な出会いをした女。
しかし若者はなんともだらしのない男で……。
妻の波瀾に満ちた人生を描く。
作家役はイーオンのCMで“I Love You”って言うてる人。

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今年観た映画50音順〈た行〉

2002年12月20日 | 映画(た行)
《た》
『タイガーランド』(原題:Tigerland)
ベトナムへ行くための戦闘訓練場=タイガーランド。
殺しあいに疑問を感じる二等兵は、訓練中にすすんでトラブルを招く。
主演は『マイノリティ・リポート』(2002)で
トム・クルーズと共演中のコリン・ファレル。
めちゃめちゃ男臭くてかっこいい。映画自体もね。

《ち》
『チェブラーシカ』(英題:Cheburashka)
1960年代のロシアのぬいぐるみアニメ。
サルみたいなタヌキみたいな不思議な動物チェブラーシカ。
短編が何本か。ほわ~ん。

《つ》
『翼をください』(原題:Lost and Delirious)
カナダ映画。
母親を亡くし、父親が再婚したために
全寮制の女子高校に入れられることになった少女。
ルームメイトの2人によって次第に明るさを取り戻すが、
このルームメイト2人はレズビアン。
うちひとりの親にその関係がばれて、2人は公につきあえなくなる。
もうひとりは深く傷ついて暴走をはじめ……。
学芸会のお芝居を観てるような気にさせられる。
今年観ていていちばん恥ずかしくなった映画かも。
少女役は『シックス・センス』(1999)でベッドの下から出てきた亡霊少女。

《て》
『天国から来た男たち』
フィリピン出張中に大麻所持で逮捕された商社のサラリーマン。
身に覚えはない。
投獄された刑務所で、特別待遇を受けている囚人の男に出会い、
やばそうな仕事の依頼を引き受ける。
またまた三池崇史の作品。
サラリーマンを吉川晃司、特別待遇の男を山崎努が演じる。
やっぱり嫌いになれんなぁ、この監督。

《と》
『突入せよ!「あさま山荘」事件』
あさま山荘が占拠された数日間、
警視庁や長野警察のがんばるおじさんたちにひたすら焦点を当てたもの。
コミカルな描写も多くて、思わず吹き出してしまう場面が続出。
犯人や人質は最後の最後まで映りません。
武田真治や篠原涼子がいて、おっ。

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今年観た映画50音順〈さ行〉

2002年12月19日 | 映画(さ行)
《さ》
『サウンド・オブ・サイレンス』(原題:Don't Say A Word)
精神科医のもとに至急診てほしい患者がいるとの依頼が。
患者は看護士を切りつけた少女。
彼女は誰にも何も喋らない、触れさせない。
そんな間に精神科医の幼い娘が誘拐され、
犯人から「娘を返してほしければ、
少女から6桁の番号を聞きだせ」という命令が。
ぜ~んぜん期待せずに、ま、新作だからと思って借りたら
結構ハラハラどきどきさせられたサスペンス。

《し》
『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(原題:Shadow of the Vampire)
その昔の無声映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』の主演俳優は
役への入り方が凄かったらしく、
本当に吸血鬼なのではないかと噂されていたそうな。
そんな噂から企画された映画らしい。
あの俳優が本当に吸血鬼だったとしたら。
俳優役を『プラトーン』(1986)のウィレム・デフォーが熱演。
コウモリに喰らいつくシーンなど、マジで吸血鬼。

《す》
『スウィート・ノベンバー』(原題:Sweet November)
仕事人間のキアヌ・リーヴスの前に現れた女性。
彼女はひと月かぎりの同棲を提案する。
頑な彼も次第に彼女のペースに巻き込まれるが、
彼女は不治の病いに冒されていて……。
ひと月ごとに同棲相手を変えて、
男性陣の心を癒す女性という設定はおもしろいと思ったけど、
なんだかなぁ、これで死なせるなよっちゅう感じ。
とっても安直なオチになりました。

《せ》
『センターステージ』(原題:Center Stage)
名門バレエ学校が舞台。プリマの座を争う少女たち。
フツーの展開だけど、実はこういうダンスもの、
スポ根ものと一緒でなんとなく観てしまいます。
展開は見え見えなんですけど、なんか好き。

《そ》
『ソードフィッシュ』(原題:Swordfish)
政府の闇資産の眠る銀行を襲撃して大金を得ることをもくろむジョン・トラヴォルタは、
天才ハッカーをチームに入れる。
離婚した妻と親権を争うハッカーは、
事件を起こしたくないからと断るが巻き込まれて……。
オチがてんこ盛りすぎて、はっ?
これって騙されてんのやろか、私も。
メグ・ライアンの相手役だったヒュー・ジャックマン
彼は今後もあちこちで見られそうです。

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今年観た映画50音順〈か行〉

2002年12月18日 | 映画(か行)
《か》
『カンダハール』(原題:Safar E Gandehar)
フランス/イランの作品。
アフガニスタンからカナダへ亡命した女性ジャーナリストが
祖国に住む妹から日蝕の前に死ぬという手紙を受け取る。
妹を助けるべくカンダハール入りを試みる姉。
赤十字がヘリコプターで搬送する義肢。
義肢は砂漠めがけて落とされるが、
地雷によって脚を失った人々がそれを求めて駆けだす。
誰もがカンダハールという名前を知ったときに公開された、
悲しくもタイミングのいい映画と言わざるを得ないかな。

《き》
『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(原題:Kiss of the Dragon)
中国系の麻薬組織の捜査のため、パリにやってきた捜査官。
罠にはまって追われる身に。
道中知り合った娼婦の娘を救うため闘うジェット・リー
これでジェット・リーに目覚めました。
キスシーンすらない、珍しいアクション付きラブ・ロマンスか!?

《く》
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』
これはどうしても2本挙げたい。
前者はビデオで観ましたが、後者はひとりで観にいきました。
平日のミナミの某映画館、
観にきていたのはオタクっぽい男性2人組と子ども連れの女性、
そして私のたった5人。
クレヨンしんちゃんを侮ってはいかん!

《け》
『KT』
金大中の拉致事件を基に『顔』(2000)の阪本順治監督が撮った社会派サスペンス。
佐藤浩市主演。筒井道隆が在日韓国人役で出演。
彼は久々に見たような気がします。
どうしてはった~ん?

《こ》
『殺し屋1』
1年にいったい何本撮るねん!というぐらい
映画を撮って撮って撮りまくる三池崇史監督の作品。
首ちょん切れる、体まっぷたつ、血飛びまくりの展開にびびり、
一応ビデオを最後まで廻したもののほとんど直視できず。
すんげえスプラッタ・ムービーです。
しかしこの監督はこんな映画もあるかと思えば
コメディあり、ほのぼのあり、ハードボイルドあり。
いったいどんな思考回路をしているのか不思議。

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今年観た映画50音順〈あ行〉

2002年12月18日 | 映画(あ行)
「あ、い、う、え、お」とやっていって、
良くも悪くも最初に思いだしたタイトルです。
50音全部いけますかどうか。
たまにネタバレするかも。あしからず。

《あ》
『アザーズ』(原題:Los Otros)
古いお屋敷に住む母と娘と息子。
使用人3人がやってきた日から屋敷のなかに異変が。
娘は屋敷の中に誰かがいると言いだし……。
今年観たなかではかなりポイント高し。
『シックス・センス』(1999)と併せていかが。

《い》
『イビサボーイズGO!DJ!』(原題:Kevin & Perry Go Large)
童貞とサヨナラするため高校生2人はビーチへ。
あまりに下品すぎて直視できなかった映画。
下ネタは決して嫌いじゃないです。でも品なさすぎ。
某映画雑誌では結構評価が高かったけど、
だいたい40すぎのおっちゃん2人に高校生役をやらせること自体無理がある。
私は「自分を高校生だと思っている役」だと思ってしまった。
ほんまに高校生の役なんやと思って目が点に。

《う》
『ウーマン・オン・トップ』(原題:Woman on Top)
最愛の男性に棄てられて傷心のまま街へ出る女性。
彼女はすばらしい料理の腕前の持ち主で、
その美貌から料理番組にスカウトされ、一躍有名人に。
よりを戻したいダンナがやってきて……。
トム・クルーズとすごい結婚式をするらしいペネロペ・クルス主演。
ちなみに《あ》の映画はトム・クルーズの元妻主演。

《え》
『エネミー・ライン』(原題:Behind Enemy Lines)
訓練中に撃墜され、敵地に入り込んでしまった青年。
彼をなんとか帰らせようと奮闘する上官と、
政治がからんでややこしいので彼を見殺しにしようとするお偉方。
深みはまったくなし。
主演のオーウェン・ウィルソンが「ヘタレ」なのが救いで、
あれが「なんとしてでも国のためにがんばる」的英雄だったら
映画は最悪だったかも。とにかく帰りたいがために走りまくります。
がんばる上官、ジーン・ハックマンがちょっとは映画の格をあげたかな。

《お》
『オテサーネク』

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