《な》
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』(原題:Nanny McPhee)
イギリス/フランス/アメリカ作品。
クリスティアナ・ブランドの児童文学『マチルダばあや』シリーズの映画化第2弾。
イギリスの田舎に暮らすグリーン家。
戦争に行ったパパに代わり、大農場をママが一人で切り盛り。
そんなママの悩みの種は、可愛いけれど騒がしい子どもたち、ノーマン、メグシー、ビンセント。
ある日、ロンドンから親戚の従兄妹、シリルとセリアが疎開してくる。
気取った彼らとグリーン家の子どもたちが合うはずもなく、ママは頭を抱える。
そこへどこからともなく現れたのが、不気味な風貌のナニー(乳母)、マクフィー。
子どもたちの世話は自分に任せろというナニーによって、
いつしか子どもたちは思いやりや力を合わせることを学ぶ。
終始ニッコリ、たまにホロリ、大人が観ても楽しめるファンタジー。
マギー・ギレンホールは、『セクレタリー』(2002)の変態役が別人に見えるほどおおらかなママ役。
《に》
『苦い蜜 消えたレコード』
宮城県仙台市のビートルズ・バー“リボルバー”。
マスターの処女小説が推理小説新人賞の候補になり、発表当日、常連客が集う。
そこに一人の探偵が現れ、以前ここで起きた事件の真相を解明しにきたと言う。
それは、ビートルズ・ファン垂涎もののレア・アルバムの盗難事件で、
犯人と疑われて後に事故死した男性が彼の友人だったらしい。
本当に彼がアルバムを盗んだのか。聞き込みを開始する探偵。
田中健、池上季実子、高橋ひとみという顔ぶれに、ザ・タイガースの森本タローまでいて、
昔の映画かTVドラマかと思ったら、2010年に劇場公開作品。失礼しました。
全員滑舌良し、舞台のお芝居を観ているよう。
《ぬ》
『nude』
引退を発表したAV女優みひろの自伝を映画化。
芸能人になりたいと新潟から上京したひろみは、大学生の恋人と同棲中。
渋谷でスカウトされ、AV出演はしないという条件でヌードモデルになる。
芸名はみひろと決まり、仕事が軌道に乗ると、恋人や地元にバレてしまい、
誰もが冷たい態度を取るように。孤立するひろみ。
AV出演するに至った心情が描かれていないので、
結局流されてそうなっちゃったか~みたいな印象。
本作自体が友人たちへの言い訳に見えてしまうのが残念。
でも、AV女優って立派な肉体労働やん!と思うのでした。
《ね》
『NECK[ネック]』
おばけ製造装置“ネックマシーン”の研究開発に明け暮れる女子大学院生、杉奈。
彼女にぞっこんの友和が玉砕覚悟でコクったところ、
杉奈はニッコリ不気味に笑って、友和をネックマシーンの実験台とする。
四角い箱の中に入って首から上だけを出すこのマシーンは、
首から上で想像した恐ろしいことが、首から下に伝わっておばけを生み出すというもの。
箱に入った状態で、友和のホラー映画鑑賞が始まるが失敗に終わる。
あきらめきれない杉奈は、幼なじみのホラー作家とその担当編集者、友和とともに、
いかにもおばけが出そうな山奥の屋敷へと向かうのだが……。
相武紗季、溝端淳平、平岡祐太、栗山千明の共演。
めちゃくちゃバカバカしいホラーコメディ。でも好きだなぁ、このくだらなさ。
《の》
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(原題:Nowhere Boy)
2009年のイギリス/カナダ作品。
ビートルズ結成以前のジョン・レノンに焦点を当てた物語。
1950年代半ばのリバプール。
優しい伯父ジョージと厳格な伯母ミミに育てられたジョンは、
ジョージの急死をきっかけに、伯母の妹で実母のジュリアと再会。
ミミに内緒でジュリアと会うようになる。
奔放なジュリアの影響でロックンロールに夢中になるジョン。
いびつな家族の形ではあるけれど、伯父、伯母、母から愛されていたことはまちがいなし。
ミミ役のクリスティン・スコット・トーマスが圧巻。
愛情表現が下手な彼女の「愛してる」に涙。
撮影当時19歳だったジョン役の俳優は、23歳年上の本作の女性監督と結婚。スゴッ。
『ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ』(原題:Nanny McPhee)
イギリス/フランス/アメリカ作品。
クリスティアナ・ブランドの児童文学『マチルダばあや』シリーズの映画化第2弾。
イギリスの田舎に暮らすグリーン家。
戦争に行ったパパに代わり、大農場をママが一人で切り盛り。
そんなママの悩みの種は、可愛いけれど騒がしい子どもたち、ノーマン、メグシー、ビンセント。
ある日、ロンドンから親戚の従兄妹、シリルとセリアが疎開してくる。
気取った彼らとグリーン家の子どもたちが合うはずもなく、ママは頭を抱える。
そこへどこからともなく現れたのが、不気味な風貌のナニー(乳母)、マクフィー。
子どもたちの世話は自分に任せろというナニーによって、
いつしか子どもたちは思いやりや力を合わせることを学ぶ。
終始ニッコリ、たまにホロリ、大人が観ても楽しめるファンタジー。
マギー・ギレンホールは、『セクレタリー』(2002)の変態役が別人に見えるほどおおらかなママ役。
《に》
『苦い蜜 消えたレコード』
宮城県仙台市のビートルズ・バー“リボルバー”。
マスターの処女小説が推理小説新人賞の候補になり、発表当日、常連客が集う。
そこに一人の探偵が現れ、以前ここで起きた事件の真相を解明しにきたと言う。
それは、ビートルズ・ファン垂涎もののレア・アルバムの盗難事件で、
犯人と疑われて後に事故死した男性が彼の友人だったらしい。
本当に彼がアルバムを盗んだのか。聞き込みを開始する探偵。
田中健、池上季実子、高橋ひとみという顔ぶれに、ザ・タイガースの森本タローまでいて、
昔の映画かTVドラマかと思ったら、2010年に劇場公開作品。失礼しました。
全員滑舌良し、舞台のお芝居を観ているよう。
《ぬ》
『nude』
引退を発表したAV女優みひろの自伝を映画化。
芸能人になりたいと新潟から上京したひろみは、大学生の恋人と同棲中。
渋谷でスカウトされ、AV出演はしないという条件でヌードモデルになる。
芸名はみひろと決まり、仕事が軌道に乗ると、恋人や地元にバレてしまい、
誰もが冷たい態度を取るように。孤立するひろみ。
AV出演するに至った心情が描かれていないので、
結局流されてそうなっちゃったか~みたいな印象。
本作自体が友人たちへの言い訳に見えてしまうのが残念。
でも、AV女優って立派な肉体労働やん!と思うのでした。
《ね》
『NECK[ネック]』
おばけ製造装置“ネックマシーン”の研究開発に明け暮れる女子大学院生、杉奈。
彼女にぞっこんの友和が玉砕覚悟でコクったところ、
杉奈はニッコリ不気味に笑って、友和をネックマシーンの実験台とする。
四角い箱の中に入って首から上だけを出すこのマシーンは、
首から上で想像した恐ろしいことが、首から下に伝わっておばけを生み出すというもの。
箱に入った状態で、友和のホラー映画鑑賞が始まるが失敗に終わる。
あきらめきれない杉奈は、幼なじみのホラー作家とその担当編集者、友和とともに、
いかにもおばけが出そうな山奥の屋敷へと向かうのだが……。
相武紗季、溝端淳平、平岡祐太、栗山千明の共演。
めちゃくちゃバカバカしいホラーコメディ。でも好きだなぁ、このくだらなさ。
《の》
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(原題:Nowhere Boy)
2009年のイギリス/カナダ作品。
ビートルズ結成以前のジョン・レノンに焦点を当てた物語。
1950年代半ばのリバプール。
優しい伯父ジョージと厳格な伯母ミミに育てられたジョンは、
ジョージの急死をきっかけに、伯母の妹で実母のジュリアと再会。
ミミに内緒でジュリアと会うようになる。
奔放なジュリアの影響でロックンロールに夢中になるジョン。
いびつな家族の形ではあるけれど、伯父、伯母、母から愛されていたことはまちがいなし。
ミミ役のクリスティン・スコット・トーマスが圧巻。
愛情表現が下手な彼女の「愛してる」に涙。
撮影当時19歳だったジョン役の俳優は、23歳年上の本作の女性監督と結婚。スゴッ。