きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

錦なます

2018-01-02 | 和えもの

この数年、おせちの時だけ仕込んでいる膾........
彩りよく拵えるので「錦なます」と命名してみた


◆大根
◆金時にんじん

 ◆塩

 ・繊切りして薄塩をあてる
 ・しんなりしたら絞る

※大根だけサッと水に晒してから絞っても

 ◆グラニュー糖
 ◆千鳥酢
 ◆白たまり・塩
 ◆味の母(ほか煮切り味醂・煮切り酒でも)

 ・混ぜながら1つづつ和える(味をみながら)

※今回は「ねこぶだし」を微量おとしてみた
※今回は「ゆず果汁」も追加した

◆キクラゲ

 ・戻して繊切り、紅白なますに和える

 ・瓶などに保存して冷蔵する

※ここまで年末に仕込んでおく



◆みつ葉の茎

 ・熱湯にサッと浸し、すぐに水にとる
 ・適当な長さに切る

◆錦糸卵

 ・薄焼きを、なるべく細く繊切りする

◆もってのほか酢漬け(※保存食)

 ・供す直前に、紅白なますに和える

◆黄ゆずの皮(おこのみ)

 ・繊切りして湯に浸したもの
 ・天盛りする


※ほかに......胡瓜・蟹かま・パプリカ・昆布・紅蒲鉾など





コメント (2)
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寒満月の入り

2018-01-02 | つぶやき
日の出前に起きたら、曇りガラスの向こうがきいろく光っていて
なんだろう?と開けてみたら、おっきな満月が黄色く燈っていた

すごい

凍てつく西の空、沈む直前の、黄金色の寒満月
ものすごくキレイだった...........

音もなくビルの隙間に沈んでゆき、最後はぷつんと光の点となって
それがふっと消えしまうまで、朝の冷気も忘れて魅入ってしまった

年の初めからなんかい~もんみた、って気がする


    ・・・


昨夜から「日記」をつけはじめる

ひさしぶりの縦書きだから、カッコは左右どっちはじまりだったか
解んなくなって逆に書くし、カタカナの「セ」を何度も間違うし

内容はど~ということはない、「その日の記録」と多少の「感想」
あと天気と気温も、収支のところには「お年玉¥10000」と書く
ことしもおっとからお年玉を頂いたので(笑).................

日記というのは嫌味なものだ

誰にも読ませないという前提なのに、つい恰好つけて書いてしまうからだ

小学生だったか中学生の初めだったかに書いた日記を、あとで読み返したとき
自分で自分をバカじゃないか?と本気で思ったことがある、バカ丸出しだった

どこぞの悲劇のヒロインか薄幸のお姫様か?ってな内容だったし
そこに添えてあった「ポエム」といったらも~


この「ブログ」というのも「個人の電子日記」なんだけど
これは、「人の目」というものが初めからあるので
なんでも正直に書くわけにはいかない..............

書くのはあくまでも「うち」の一部分だけだし
事実をボカすために、多少脚色を加えて書くこともある
それはしょうがない、最低限のプライバシー保護は必要だから

だけど意外にも、この「人の目」というのが影響して
「素の自分」ってものを、かなり正直に書くことができるのだ

うそを書いたって、知り合い以外にはバレないのに
やっぱり「え~ふりこき」は恥ずかしくて出来ない

たぶん、文字や切りとった画像からだけでも
色々なことが露呈すると、他を見て思うからだ

毎日1000人以上の人達が「コレ」を見ている......
......と思うと、やっぱり正直にアホを晒すしかない

化けの皮が剥がれあとで笑われる、いや嗤われるよりはマシだもんな


さて紙の日記だが、これは危ない、え~ふりこく危険性がある
53才になっても「中2のじぶん」は生き残っていると思うから


武田百合子さんが「富士日記」を書くにあたって(他人に見せるつもりはなかった)
自分に課したことがある............................

  自分に似合わない言葉、分からない言葉は使わないようにしたいと思っている
 ~(省略)~キライな言葉も使わないでいようと思う~(省略)~美しい景色、美しい心
  美しい老後など「美しい」という言葉を簡単に使わないようにしたいと思っている
  景色が美しいと思ったら、どういう風かくわしく書く 心がどういう風かくわしく書く
  くだくだとくわしく書いているうちに、美しいということではなくなってきてしまうことがあるが
  それでも、なるたけ、くわしく書く~(省略)~伝えたいと一生懸命なだけだ 難しい用語を
  知らないから、自分が話すときの言葉でしか書けない...........................

と書いているし、日記を書くことをすすめた、夫である作家の武田泰淳さんは

  どんな風につけてもいい 何も書くことがなかったら、その日に買ったものと天気だけでもいい
  面白かったことやしたいことがあったら書けばいい 日記の中で述懐や反省はしなくていい
  反省は似合わない女なんだから 反省するときゃ、必ずずるいことを考えているんだからな
  百合子が俺にしゃべったり、よくひとりごとをいっているだろ あんな調子でいいんだ
  自分が書き易いやり方で書けばいいんだ..........................

と言ったそうだ

百合子さんの考えは見習っていきたい、参考にしよう

でも述懐は書きたいし、素直に反省することだってあるから
あたしは書きまくると思う(百合子さんもいっぱい書いている)

とにかく1年間、あったこと思ったことを「素っ裸」で書こう

テーマは「素っ裸」、はだかのきばなだっ


裸といえば「アキラ100%」、おもっきし見えた



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