今日、午後0時30分に成田を発ち、トルコに8日間のツァーに旅立つ。
実は、6年前になるが、2002年のほぼ同じ時期に女房とトルコに旅に行くことになっていた。しかし、仕事の都合でどうしても行けなくなってしまい、当時、大学生だった息子が代わりに行くことになった。息子は大喜びで出かけていった。
その息子の話が印象深かった。ちょうど、その時は2002年日韓ワールドカップが行われていた。
日本はベスト16の戦いで、0-1でトルコに敗れた。
トルコは勝ち進み、準決勝ではブラジルに0-1で負けたが、3位決定戦で韓国に3-2で勝った。そして、その参加ツァーがトルコに着いた同じ日にトルコチームも帰国したこともあり、トルコ国内は「世界第三位の快挙」とサッカーで大いに盛り上がっていたという。
息子はサッカー好きで、旅の間、5~6着のサッカーのユニフォームを持参して、着替えていたらしい。トルコのチームの「ガラタサライ」のユニフォームもその時、買ったという。
特にイタリアの人気チームであるインテル・ミラノの(当時)ロベルト・バッジョ選手のユニフォームを着ていたら、トルコ国内なのに「バッジョ」と声をかけられたそうである。
また、日本人と分かると皆ニヤリとして「日本人には悪いことをした」と良く握手を求められたらしい。サッカー熱はトルコの方が遙かに高かったようだ。
イスタンブールの観光名所、ブルーモスクの前では、英語が得意ということもあり、20人ほどの日本人観光ツァーの代表として、トルコテレビのインタビューを受け、「トルコチームをどう思ったか」とか、「イルファン選手をどう思うか」と聞かれ「素晴らしいチーム、素晴らしい選手」などと答えたという。
実際に、テレビで放映されたかどうかは確認出来なかったようだが、おそらく放映されたのではないか。
息子は多少なりともトルコとの国際親善に役だったと思う。
そんなことで、行けなくて、とても残念だった私は、もともと行けない運命だったのかも知れないと思うしかなかった。
やっと機会が出来、気分一新して、トルコに行くことが出来るのは喜びだ。
しかし、帰ってきても「めいすいの海外旅日記」トルコ編を書くため、しばらくは、このブログはお休みである。