少しでも酷暑の夏を避けようと、軽井沢に8月21日から22日まで家族4人で出かけました。
家からは車。関越自動車道、上信越自動車道経由で2時間ほどで到着しました。
泊まったホテルは軽井沢の老舗の「万平ホテル」
旧軽井沢の商店街から万平ホテルに向かう道は木立に囲まれた通りとなっています。
街灯がないので夜は真っ暗になってしまうようです。
玄関を入ってすぐのところにあるカフェ、午後3時頃のティータイムは混雑します。
ここの名物はジョン・レノンがリクエストしたというロイヤルミルクティー。ケーキが来るまで待っていたら、生クリーム
が溶けてしまいました。左はブルーベリー・ケーキ。
一階の資料室には、ジョンレノンがここのホテルに長期滞在していた時に、よく弾いていたというアップライト・ピアノが。
レノンは、このピアノが欲しいと言ったとか。
また、夏は軽井沢芸術祭が行われていて、若き才能ある音楽家たちが軽井沢に集い、教会、美術館、宿泊施設
で無料のコンサートが開催されています。そして21日は、運良く万平ホテルのロビーでのコンサートがありました。
演奏者は重岡菜穂子(Vn)さんで、曲目はバッハ作曲「無伴奏バイオリンソナタ第1番」。
私のウォークマンにはヘンリク・シェリングの「無伴奏バイオリンソナタとパルティータ(全曲)」
が入っていて、ウォーキングの時など良く聞いています。
しかも没頭の部分なのでので親しみを持っていますが、彼女の美しいバイオリンの響きには大きな感銘を受けました。
夕食は外のレストランに出かけていきましたが、朝食はホテル内の「京料理 熊魚庵(ゆうぎょあん)」でとりました。
京料理らしい自然食が多く並べられた朝食で美味しく食べられました。
帰ってきた翌日23日の日本経済新聞の文化欄に、万平ホテルが「日本のモダンホテル10選」
の3番目として掲載されていました。これには、ちょっとびっくりしました。