一、二ヶ月前に家の近くの7~8件ほどの宅地造成の現場で遺跡の発掘調査をしていました。
家から200mほどのところなので、こんなところで遺跡が出るのかなと思っていました。
先日これらの遺跡(埼玉県志木市本町地区)の展示があるというので行ってみました。
行ってみてびっくり、縄文式土器や弥生式土器が飾られていました。これらの遺跡が我が家(志木市本町)の周辺で出土しているのに
驚きました。「田子山遺跡」の周辺も、子供の頃の遊びのエリアでした。
「富士前遺跡第32地点」というのは、先日私が発掘調査をしているのを見た地点です。小物が多いようですが、
弥生時代の後期に稲作などの農業を行っていたようです。このあたりは丘陵地帯ですが、広い谷も続いています。
こうした地形が、稲作を行いやすかったからかもしれません。もしかしたら当時は鹿や野ウサギもいたかたも。
なお、発掘は宅造現場の道路部分だけ、宅地部分は発掘はしないとのこと。できるだけ残すのが基本だそうです。
私の家の周辺で古代の人々はどんな生活をしていたのだろうかと思いを馳せるとき、古代へのロマンが広がります。
志木市には埋蔵文化財の保管センターがあり、学芸員の方が是非訪れてくださいと行っていたので、近々行ってみたい
と思っています。