めいすいの写真日記

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モロッコの旅(7)・・・マラケッシュ(2) 

2015-04-05 | 旅の写真

● マジョレル庭園

 1920年代にフランスのアール・デコの画家であるジャック・マジョレルが造園しました。
 マジョレルの死後、故イヴ・サンローランが買い取って修復し、公園として公開しました。
 竹林、ヤシ、睡蓮、サボテンといった植物が植えられています。
 園内の建物は「マジョレル・ブルー」と呼ばれる青色が多く使われています。

 入口を入ってすぐの所のある噴水。すぐ先が竹林になっています。

 サンローランの記念碑、サンローランの遺灰は庭園内に撒かれました。
 若い頃、サン・ローランのネクタイはデザインが好きで、何本か持っていたのを思い出しました。

● バヒア宮殿

1894年から14年かけて建築された摂政(宰相)の私邸。面積は8ha。宰相には4人の奥さん。24人の妾がいました。
 宰相の死後、家具などは略奪されてしまいましたが、建物は良好な状態で保存されました。バヒアの名前は最も寵愛した奥さんの名前です。
 マラケッシュのメディナ(旧市街)にあり、世界遺産となっています。

 

 植物のある中庭

建物の彫刻は、細密で見事です。

ここは応接室

噴水のある美しい中庭。規模は小さいですが、アルハンブラ宮殿を彷彿とさせます。

● クトゥピア

 マラケッシュのシンボル、クトゥーピア・モスクのミナレット(塔)は高さ77m。
 1147年ムアヒッド朝の創始者アブド・アル・ムーメンによって着工されましたが、メッカに向いていないとして、中止。1199年、
ヤクーブ・エル・マンスールによって建て直されました。 セビリアのヒラルダの塔(97m)、ラバトのハッサンの塔(44m)も、
ほぼ同時代、同一人物によって建てられています。

詳しくは「めいすいの写真日記 モロッコ 第8日 マラケッシュ(2) をご覧下さい。