● マジョレル庭園
1920年代にフランスのアール・デコの画家であるジャック・マジョレルが造園しました。
マジョレルの死後、故イヴ・サンローランが買い取って修復し、公園として公開しました。
竹林、ヤシ、睡蓮、サボテンといった植物が植えられています。
園内の建物は「マジョレル・ブルー」と呼ばれる青色が多く使われています。
入口を入ってすぐの所のある噴水。すぐ先が竹林になっています。
サンローランの記念碑、サンローランの遺灰は庭園内に撒かれました。
若い頃、サン・ローランのネクタイはデザインが好きで、何本か持っていたのを思い出しました。
● バヒア宮殿
1894年から14年かけて建築された摂政(宰相)の私邸。面積は8ha。宰相には4人の奥さん。24人の妾がいました。
宰相の死後、家具などは略奪されてしまいましたが、建物は良好な状態で保存されました。バヒアの名前は最も寵愛した奥さんの名前です。
マラケッシュのメディナ(旧市街)にあり、世界遺産となっています。
植物のある中庭
建物の彫刻は、細密で見事です。
ここは応接室
噴水のある美しい中庭。規模は小さいですが、アルハンブラ宮殿を彷彿とさせます。
● クトゥピア
マラケッシュのシンボル、クトゥーピア・モスクのミナレット(塔)は高さ77m。
1147年ムアヒッド朝の創始者アブド・アル・ムーメンによって着工されましたが、メッカに向いていないとして、中止。1199年、
ヤクーブ・エル・マンスールによって建て直されました。 セビリアのヒラルダの塔(97m)、ラバトのハッサンの塔(44m)も、
ほぼ同時代、同一人物によって建てられています。
詳しくは「めいすいの写真日記 モロッコ 第8日 マラケッシュ(2) をご覧下さい。