成層火山*のヘクラ山(1491m)が見えてきました。バスからはかなりの時間、見え続けます。 山頂は氷で覆われ、その姿が頭巾のように見えることから、アイルランド語て゜頭巾 Hekra と名づけられました。 この火山はアイスランドでもっとも活発な火山で2000年で20回、つまり10年おきに噴火しているもっとも活発な火山です。 1510年の噴火・・・火山弾が40Km離れたところに飛びました。 1963年の噴火・・・7ヶ月続きました。火山灰は全島の80%を覆い、ノルウェイまで到達しました。 大量の火山灰で火山泥流や津波を引き起こし、沢山の家畜、さけ、ます、雷鳥などの野生動物が犠牲になり ました。 1966年の噴火・・・2年にわたって続き、噴火によって、1.3立方Kmの溶岩を流出し、最大50cmの火山弾が15~20Km先まで噴 出しました。溶けた斜面の水が洪水を引き起こしました。 2000年の噴火・・・最近の噴火 そろそろ爆発するのではないかと言われています。最初の火山性地震から爆発までの時間が短いと言われ、予測不能。いきなり爆発するようです。トレッキングルートも設置されていて、夏にはハイキングをする人も多いとか。ちょっと怖いですね。 *成層火山・・・ほぼ同一の火口から複数回の噴火により、溶岩と破砕物とを交互に噴出し層をなした火山。例・・・富士山 |
スコガの滝は、高さ65m、幅25mの滝で、天気の良い日には虹がかかる確率が高いということでしたが、この日は午後3時半ということもあったのか、虹はかかっていませんでした。
右側の崖の上に小さな展望台があり、人がいるのが写っています。登山道があり、階段が整備されているようです。
「最初にこの島に上陸したバイキングが滝の裏側に財宝を隠したという。後になって少年が宝箱を見つけ、取っ手を持ったところ、宝箱が消えてしまった」という伝説があるようです。
アイスランドの最南端の町ヴィークの南側にある黒色海岸(レイニイスファラ)。この海岸は、一見安全そうに見えますが、突然の高波に何度も人がさらわれて死んでおり、アイスランドでもっとも危険な砂浜といわれています。
でも、添乗員さんのいったことも聴かずバスから降りた途端に、一直線に砂浜に走って行った人がいました。「危ない、戻って下さい」と
添乗員さんの声。
六角形の柱のような岩、見事な柱状節理が見えます。右側の奇岩はレイニスドゥンガルと呼ばれ、高さは66m。
詳しくは めいすいの海外旅日記 第3日 スコガの滝、スコガ民族博物館、黒色海岸 他 をご覧下さい