ご近所を散策していたら、八重桜の美しい花と縦長の樹形が目に止まりました。
昨年までは見かけませんでしたので、植木屋さんが植えてまもなくのものと思われます。
これからはだんだんと横に広がっていくでしょう。
→ 園芸種の「ほうき桃ま」であることが分かりました。ずっと樹形は箒の形を保つようです。
ソメイヨシノが満開を過ぎると八重桜の季節になりますね。
訂正
「智の庭」さんから、この花は「ほうき桃」では、ないかとのコメントがありました。
さっそく、持ち主の家の方に聞いたら、「名前はよく分からないが、桃の一種」とのことでした。
樹種を「ほうき桃」に訂正します。
箒状に広がらない樹形で、桃の園芸品種です。
実は拙宅庭に箒桃の白があり、今咲いており、もしかしたら、と思いました。
八重桜は染井吉野の2週間後に満開のピークを迎えます。早咲きの品種もありますので、もしかしたら早咲きの八重桜かもしれません。
こんど、ご近所さんに声かけてみてくださいね。
狭い日本の道路に適応するよう「狭い幅の箒状に成長するケヤキ」など、品種改良されて出回っているのを見て、しっくりこない、残念だな~と感じておりました。
桃は梅と桜の中間のような枝振りが特徴で、それが「桃らしさ」なのに、箒桃は窮屈な感じがして、桃の木が可哀相だな~と記憶しておりました。
残念ついでに、「枝垂れ梅」も好きになれません。梅はキツク枝が立つから梅なのに、枝垂れは桜で十分だと思うのです。
植物オタクやマニアが開発するのでしょうが、「らしさ」を失うのは残念だと感じております。
遺伝子組み換えも場合によっては食の安全を脅かすなど、科学の進歩が良いことずくめではないことが分かります。