第18回ショパン国際ピアノコンクールの結果発表が2021年10月21日午前9時過ぎ
(日本時間)にあり、反田恭平が2位、小林愛美が4位に入賞しました。
写真は本選でショパン作曲ピアノ協奏曲第1番を演奏する反田恭平。
本人の話では「自分としては完璧な演奏ができた。」とのことでした。
「人の夢が叶う瞬間は,それぞれ瞬間かも知れないし、5秒かも知れない。
僕の場合は12歳から憧れてきた。このファナルのステージ、コンサートではなくコンクールで
弾きたいという思いが強くて、40分間夢がかない続けた最高の瞬間だった。」
結果発表を聞いて喜ぶ反田。
「世界一のレベルの高いコンクールだと実感した。率直に嬉しい。
これからも、ショパンについて、より音楽家として理解を深めていけたらと思っている。」
反田恭平は東京都出身。27才。 2012年、日本音楽コンクールにて男性では史上最年少となる第1位。
ロシアを経て、現在ポーランドに在住(ショパン国立音楽大学在学)。
写真は同じく本選でショパン作曲ピアノ協奏曲第1番を演奏する小林愛美。
早熟の天才と言われていた小林愛美、前々から期待されていました。
彼女はは山口県出身の26歳。前回のショパンコンクールでも10人のファイナリストに進みましたが、入賞はできませんでした。
その後の話では、なぜか思い通りのコンクールの練習がでできなかったという話をしていたと思います。
「 4位入賞出て来て素直にうれしい。自分が理想とする音楽に近づけた
日本だけじゃくな海外でも演奏していけたらうれしい。」
今回は十分に練習を積めたのではないでょうか。
2013年9月より、米国カーティス音楽院に留学
なお、優勝はカナダのブルース・リュウ(24)でした。
今日の発表は、とても嬉しいことでした。これからの二人の活躍を心より期待します。
今後はまず、ショパン。そしてモーツァルトやベートーヴェンなどいろいろな作曲家の名演奏も聴かせてほしい。
(了)敬称略