鹿島神宮参拝の後は、季節料理「四季亭」 (茨城県鹿嶋市宮中6-5-15 TEL 0299-82-5511)に「あんこう鍋」を食べるために立ち寄りました。
3月4日ということで、玄関には、まだ内裏雛が飾ってありました。
部屋に入ると、今度は三人官女が飾ってありました。料理もおひな様バージョンになっていました。
初めに出てきた突き出しには、白子、三色の練り物、キンカンの上にわさび漬け、干しハマグリ、鶏、インゲンそして雛あられ。
そして右に、卵巣、胃袋、皮、本身のアンコウ(鮟鱇)づくし。そして、あん肝を入れた味噌とわかめ。
特別に見せてもらった鮟鱇の卵巣。小さな白い点が一匹の鮟鱇に成長します。8Kgの雌の鮟鱇から3Kgの卵巣が採れるそうです。
つるつるとのどごしさわやか。ただ、市場にあまり出回らないようです。食べたことのある人は少ないのでは?
お刺身は、鹿島灘で採れたタコ、ひらめ、インド洋のマグロ。
そして、今日の目玉であるあんこう鍋。本身、胃袋、皮、骨付きの身、あん肝など。中央の赤いのは人参です。
私は、あんこう鍋を食べるのは初めてです。とても美味しく、コラーゲンの多い魚だと思いました。
鍋が煮えるまで「あん肝」を食べます。
こちらは、鮟鱇の胃袋、皮、本身を天ぷらにしたもの。カレー粉を加えた塩で食べます。
あんこう鍋を食べた後は、うどんを入れました。
デザートは、三色菱餅の形のムースとイチゴ。
この店は「鹿島神宮参拝、あんこう鍋を食べる会」を企画してくれたTさんの親戚が経営する店ということで、
帰りには、お土産まで持たせてくれました。
いただいた小エビと鯉の煮付け。鯉の煮付けは、鯉の卵も入り、素晴らしい味。さすがは料亭の料理と思いました。
「鹿島神宮参拝、あんこう鍋を食べる会」の一日、充実した時間を過ごすことが出来ました。Tさんには
すっかりお世話になり感謝します。m(_ _)m