マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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こんなんでてきました

2010年04月25日 07時29分01秒 | ぽつりと
とうとうVHSと8ミリのダブルビデオデッキが両方も動かなくなった。

VHSは数年前からテープが中に入ったままだ。

8ミリは画像が不安定だったがなんとか見ることができていた。

それがまったく動作しなくなった。

寿命で廃棄、なんてことはできない。

8ミリには子供たちの成長記録が残されている。

それが再生されなければ記録にはならないただの箱。

DVDに交換してくれるお店がある。

もちろん費用はかかる。

本数から計算すれば何台もDVDデッキが買えるほどだ。

ダメもとで修理依頼に出してみようとデッキを引き出したらタイトルが「完璧自己理解職業理解」と書かれた資料が現れた。

ペラペラとめくってみる。

私の文字が記されている。

思い出した。

ハローワークに通っていたころに受けた講習の資料であったことに気付いた。

平成14年11月29日に文化会館で受講していた。

7年半も前のことだ。

資料を読み返してみた。

面接で質問を受ける際には自分の知らない部分を応える。

成功体験や失敗体験を通じて自己分析する。

それは自己のピーアールになるから面接官の質問に応えられるちゅうことだ。

人生再設計シートを記入して自己分析をする。

転職する理由、成し遂げたい夢、選択の自由、10年後の自分、特技や趣味に長所短所、熱中したことや活躍したことにやり遂げ体験、困難な場面で克服したことなどなど自分の答えを整理して応えられるか。

再就職への決意は自己の将来を切り拓く道造り。

当時のワークシートの文字にはそのときの思いが残されている。

人生を振り返り、直近の4年間を抜き出している。

いつ、どこで、何をしていたかだ。

「勉強」には監査、ISO9001、プライバシーマーク、経営リスクとある。

「サークル」はHP製作。

「余暇」は写真撮影、「アルバイト」では補助員だ。

ワークシートには続きがあって「力をいれていたこと」にはそうしたら入選するか、コンテストの目的や審査員の考えが判明したと書いてある。

そんな程度で会社をよくまあ辞めたもんだと感心する。

ワークシートはさらにパーソナル編に続く。

「趣味特技」は写真で奈良の行事を残したい、自然観察は補助員として子供たちに自然の接し方を教えたいとある。

「始めたきっかけ」は写真で奈良の減風景を残したい、HPは自分の作品を一般公開して奈良への集客を拡大したいとある。

「エピソード」はぱーぷるや東京電通大のパンフレットに採用されたのがきっかけだとある。

「得たもの教訓」はHPを通じて情報交換をするなど交遊が増えたとある。

なんじゃこりゃっ、たいしたこと無いって感じで無謀だったそのころが恥ずかしい。

克服分析ワークシートには社会人能力の決意がある。

「長所」にはやり遂げる成果主義、ヒマしない、時間は会社のものとある。

ビジネスマンだったころは会社人間だった。

が、熱意は今でも冷めていない。

「短所」には接客と書いてある。

接することがトラブルのはじまり。

相手が一方的に、論理的に、高圧的に話されると仕事がイヤになるとある。

組織で動く会社は常に人と接する。

ビジネスマン時代、ある組織にいたときのことを思い出していたのだろう。

コテンパテンにやられた。

追いつめられた。

それまで生きてきた人生観を潰された。

そんな私を救ってくれ、立ち直らしてくれた職場もあったが、そのときの「接」にたまらなくなったのが辞めた理由の一つだった。

成功失敗体験ワークシートではプライバシーマークやISO9001導入における監査がある。

今でもそのときの思考は励みになっている。

では、セールスポイントとは何か。

人と同じことをしない。

ウイークポイント、他の人とはちょっと違うものは何か。

借り物の発言は説得できないと書いてある。

これは現在状況に繋がっている。

他の人には真似が出来ないくらいの素養を磨けちゅうことだ。

世界にただひとつのオンリーワンは到底無理だが、この人しかできないモノを目指せ。

借り物でなく、自分で取材したものには自分で語ることができる。

に、一歩、一歩と近づくことができた。

人生再設計ワークシートでは未来の自分はどうありたいか。

ガイドプランやライフプランを描き、自分の展望を語る。

会社はベストパートナーを求めている。

「今後の見通しは就職活動への決心である。」と、締めくくられていた。

その後の職務経歴書に活かしたのであった。

(H22. 3.22 記す)

物騒な街でひったくり

2009年10月14日 07時29分17秒 | ぽつりと
店仕舞いをしている最中に携帯電話の呼び出し音がなった。

次男からだ。家の留守番電話に、住之江警察やいうておばあちゃんの名前を言っていると伝えてきた。

そりゃおかしいで、警察の名前を語るカタリとちゃうか。

こっちはまだ仕事があるんで、おかんに電話して確かめといてやと伝えた。

といいつつも何か胸騒ぎ。

警察から電話がかかってくるとドキッとする。

長男も次男もかかってきたことがある。

それは盗難や駐車違反に関してだった。

ひょっとしたら事故にでも遭遇したのだろうか。

それやったら病院からやしな。

それともひき逃げか。

そんなことはあってほしくないおかんは84歳。

実家に電話したら誰もでない。

携帯に電話しても同じでおかんの所在をつかめない。

こりゃもしかしたら本物の警察か。

次男に電話してその留守電の内容を携帯で聞き取ったら、住之江警察の者だと名乗る男性、おかんの名を言って。

その件ですが、南加賀屋交番に電話してくださいと登録された音声がしゃべる。

何事かは判らない。

おそるおそる警察に電話して交番に繋げてもらったら刑事さんが出てきた。

何事でしょうかと尋ねれば「ひったくり」にあったという。

鞄ごと盗られてしまったので家の鍵がないという。

そこで我が家に予備鍵を持っているかどうかだった。

話し中、おかんの大声が受話器を通して聞こえてきた。

その分では大丈夫だ。

確か予備鍵を家に保管していたはずだ。

その場所を知っているのはかーさんだけ。

そのかーさん、今夜は知人らと一緒に遊びに出かけている。

ところがだ、携帯コールしてもまったく反応がない、ない。勤務を終えて自宅に戻って心当たりを探してみた。

やはり、ない。

再度、コールしたが反応がない。

交番の方では合い鍵がないやろかと探していた。

だが、鍵も鞄と一緒に盗まれた。

署の方からはシリンダー錠を早急に付け替えねばということで鍵屋さんに手配をしていた。

見積もりでは1万6千円。

夜間対応なので相当高い料金だ。

予備鍵さえ見つかればいいのだが、時間切れだ。

おかんを家に引き取ろうと決断したことを刑事さんに伝えて、車で大阪に向かった。

交番の場所は判らないと伝えると調書も終わるので本署に来てくださいという。

住之江駅のちかくでしょうかと言えば、競艇の西側のゴルフ場の向かい側だった。

場所は判りますかと言われたが、生まれ住之江。

30年間育ったところなのでよく存知していると言えば受話器の向こうで笑った。



到着するには一時間余り。

その間もかーさんからは連絡がない。

煌々と街の明かりがやけに眩しい住之江の街。

夜11時だというのに車はいっぱい。

歩道には自転車で闊歩する若者の数が多いこと。

街の明かりに誘われて集まってきているのだろうか。

奈良では見られない光景だ。

自転車にあった鞄を盗った盗人はあっという間に自転車で走り去ったという刑事。

こんなところに住んでいたのかと思うと故郷がやけに興ざめした。

本署の前のそうであった。

自転車に乗る通行人がやたらに多い。

若い者ばかりが目につく。



交番での調書に時間がかかり30分後に刑事とともにおかんがやってきた。

歳が歳だけにあたり前なんだが、事件のショックでさらに窶れた顔に見えた。

大阪はひったくりが多い。

住之江でも同じ傾向にあり、今夜も数人を検挙したという。

今夜はここに入泊しているそうだ。

事件発生後も直ちに検挙に走り回ったが見つかっていない。

発生場所はなんと団地内だった。

自宅へ戻ろうと自転車から離れようとした矢先にひったくられた。

頭の上を何かが飛んでいったようだったというおかん。

気がついたら私の鞄や、泥棒と声をだそうとしたが声にならなかった。

自転車に跨って後を追いかけたが見失った。

途方に暮れて郵便局辺りに来たが商店街の店は閉まっている。

一軒だけ明かりがあった。電気屋さんだ。

そこには三人の男性がいた。

ひったくりにあったことを声にならない声で伝えたそうだ。

店のご主人は警察に連絡してくださった。

直ぐに署員が飛んできて、現場検証したそうだ。

気がかりだったキャッシュカードの取り消しはすでに終えていた。

対応が早いことに感謝する。

メモを握りしめていた手の指には自転車の鍵があった。

これだけは離さまいと輪っかを通していた。

のどが渇いてペットボトルの水をグビグビ飲み干して二本目。

ちょっとは落ち着いてきやはりましたと刑事さん。

鍵屋さんの手配など上階に住む方にお礼の電話をした。

なんでも携帯に事件通報が発信されたそうだ。

八十いくつの老婆がひったくりにあったというメール配信だ。

それがうちのおかんだったと驚かれたそうだ。

なにもかもお世話になって、ありがとうございましたと頭を下げて署をあとにして奈良に戻ったらシンデレラタイムになっていた。

翌日、予備鍵を持って大阪に行った。

(H21. 9.25 SB912SH撮影)

記憶はいかに曖昧か

2009年09月01日 06時58分01秒 | ぽつりと
市の施設で従事している。

指定管理者制度に伴って、防火管理者を設定することになった。

防火管理者といえば、早期定年で辞めた会社で甲種を取得していた。

甲種は二日間の講習を受講すれば取得でき、その資格は生きている限り通用するものだ。

資格認定証は大切に保管されるようにと試験官が言ったことは今でも覚えている。

退職する前、名刺入れに入っていることは記憶にある。

退職してから7年。

当時の名刺入れを探し出した。

中を開けてみても、それは見つからない。

どこへ行ったのだろうか。

ありとあらゆるモノを探してみたが見つからない。

受講したときの景観は今でも鮮明に覚えている。

グランドのような場所で教育、訓練。油火災における粉末消火器の操作や、消防ホースを抱えて消す訓練。

放水の圧力はおっとろしかった。

なかでも火災場所からの避難脱出訓練は身体で覚えている。

打ちっ放しのコンクリート訓練場。

十名ほどでパートナーを組んで全員が脱出する。

煙が立ちこめ、床から30cmほどまで顔、身体を下げて逃げる。

やみくもに逃げるのではなく、右手と決めたら右手を壁に接触する。

壁から手を離さずに少しずつ前進する。

ひと筆書きのように壁つたいに行くのだ。

訓練場は真っ暗。

この手の感触が命なのだ。

そんなことをはっきりと覚えているのに認定証の保管場所の記憶がない。

仕方ないので受講地に照会した。

そのころは大阪堺の泉北に勤務していた。

受講地は自宅から片道2時間。

話によると住居地でも受講できるという。

ならば住居に近い市内。

そのとき部下とともに行くということだった。

ならば奈良市のほうでと防災センターだった。

念のため市内の防災センターに確認した。

あなたの受講履歴はないと返事。

やはり奈良市だったかと電話した。

データ上もリスト上も見つからないと返ってきた。

あれぇ?そんなことないやろ。

ちなみに市内のセンターの話では隣市の生駒と隔年で実施しているという。

ありえないが状況を知りたくて生駒も電話した。

うちはセンターでなく公民館ですという。

それはまったく違う。

電話じゃ埒があかんので奈良市の防災センターを訪問した。

やはり講習履歴が見つからない。

平成3年ころまでは奈良県も実施していたというので県に確認してもらった。

やはり無いという返答だ。

平成1年ころやったと思うのだが、こうやって避難訓練したこと覚えてますねんと話せば、奈良ではそんな訓練はやったことがないという。

大阪はレベルが高くてそのようなことをしていたが、多くは体験学習だったと仰った。

あれぇ?。なんかおかしい。・・・、そうや、思い出した。脱出訓練は体験学習やった。

なんと、記憶は曖昧なモノか。

お騒がせしたことを侘びて自宅に戻ってそんなあれころをかーさんに話した。

すると、とーさんはなんでもメモ残しているやん。

仕事で使ってた手帳にびっしりと書き残していたやろ。

あれを探したらどうなん。

そやそや、これがあったんだ。

前職の記録は何かのアリバイに役立つだろうと保管していたんだ。

手帳は20冊ほどある。

センター時代だったのでその年代を一冊ずつ頁をめくった。

そやそや、あのとき親会社のセンター長から我々センター運用を担っていた子会社の管理職も防火管理者講習を受ける必要があると言われたことを思い出した。

それで受講したのだ。あのときのセンター長は元上司のYさんだった。

その後に定年された人だった。

その翌年には運用管理職を剥奪されて監査業務を命じられた。

監査は内部監査だった。

なにかの役に立つであろうと防火管理者受講資料を持っていったのだった。

すると年代は明白。

1頁ずつ小さな文字で書いてある手帳をめくっていった。

「防火管理者」の文字が目に入った。

あったぁ。まぎれもなく二日間。

泉北消防署とある。速攻で電話した。

堺市はあれから政令都市になっていた。

消防署も名前が変わっていた。

おそるおそる平成8年の受講日を知らせた。

返ってきた答えは「ありました」だった。

再発行はできますとの返答に、やったー。

13年前の記憶が手帳とともに蘇った。

記憶はいかに曖昧か。

メモを残しておいたことが、このように後年に役立つとは思いもよらなかった。

記録がいかに大事なものか。

およそ8年前からはじめた民俗行事の聞き取り取材はノートに記している。

それを当ブログで記録している。

これから先、意外な展開に役だっていくのであろうか。

(H21. 8. 6 SB912SH撮影)

旅立ち

2009年08月24日 07時24分47秒 | ぽつりと
半年前から入念に準備を整えていた次男。

今日、関西空港から飛行機に乗って旅立っていった。

目的地はモンゴル。飛行機に乗るのも初めて、海外に行くのも初めて。

それも一人でだ。

数ヶ月前にはビザ取得も自分でしてきた。

目的は何であるのか一切口を割らない。

海外スティなのかそれすら口を割らない。

滞在してそのままモンゴルに永住するつもりだとは思えないが。

海外旅行の保険も加入してきた。

なんと、デジカメを買ってきた。

これは事前に相談があった。

海外に行って困るのが充電。

電気が違うんだな。

充電できんかったら意味がないんで電池で可動するものがいい。

電池なら海外でも売っている。

それを探してきた。

価格は一万円内。

動画も撮れるし一千万画素だしなかなか優れもの。分厚いけどね。

旅にでたら一番心配になるのは連絡がつかんこと。

ケータイは必須だ。

海外でも使えるのかどうかショップなどで調べた。

家族4人ともケータイを持っているが次男のモノだけが対応してなかった。

なのでかーさんのモノと交換することにした。

これも充電をどうするかだ。

あれやこれや調べよったが結局は電気屋で海外用アダプター3種を買った。

なんで3種やねんと問えばひとつやったらどうしようもないやんという。

そりゃそうやけど高こうついたやろと聞けば纏めて千円。

支出をできるだけ抑える次男にしては珍しい行動だ。

そんなあれやこれは万全の準備をして電車駅まで送っていった。

これもたいへんじゃった。

搭乗するのにどの時間帯のどの電車を使えばいいのか。

かーさんはこっちやというけど次男はこっちの安い方を選んだ。

余裕をもってだいぶ前の電車で行った。

登場する前に電話があった。

ひょっとしたらひょっとするのではと思っていたら。

朝青龍が同じ機に乗り合わせたようだ。

サインは?といえば怖くて・・と、それより顔はでかいでぇと大きな声で返ってきた。

昼頃に出発して、4時間ほどなので夕方には着く。

無事に着くだろうか、飛行機事故に遭遇しないだろうか、そればかり案じていた。

母親が祈る気持ちとはこういうもんだが、かーさんは気にしていない。

打合せが長引き夜遅く帰宅したら、速攻でかーさんからの報告。

無事にウランバートルに着いたけどそのあとがえらいことなんよと帰宅するなりいった。

なんでも車で一時間かかるところを歩いて目指しているそうだ。

やっぱりなと思った。

少しでも安くあげるためにそうしたんだろう。

心配で、心配で、交換したケータイでメールしまくりかーさん。

何故かって。

通話すればバッテリーが少なくなるからと次男は出ないんだ。

それから1時間後に電話があった。

とぼとぼ歩いている次男を発見したタクシーのおじさんに助けられて無事にホテルに着いたと連絡があった。

初日からこうなんだからこの2週間はやきもきするだろうな。

(H21. 7.28 記)

専門学校

2009年08月23日 07時14分26秒 | ぽつりと
今年の4月から平日は毎日出かけるようになった次男。

どうやら学校に行っているらしい。

朝は8時に家を出て16時半ころには帰ってくる。

電車で通学している学校は奈良県立高等技術専門学校だ。

一年前ぐらいになるだろうか。

木工の技術を身につけようと一旦は申し込んだ専門学校。

やっぱりやめとくと言って断った。

その後はちょこちょことバイトの身。

なにやら考えることがあって思い返したのであろう。

つい先日、図面を広げてこれ何と思うといってきた。

正面、側面の展開図だ。いずれも斜めになっている。

なぞ解きをしても判らない。

これは鐘堂の柱の図面だという。

斜めの角度は微妙な傾き。

それが4本揃って鐘堂を安定させるのだという。

木板を4枚重ねた漏斗も同じような角度。

上下は逆になっても同じ斜角度。

木造家屋は梁をして倒れないようにしている。

なぜに鐘堂は柱だけなのか。

答えは簡単。

梁や塀があったら鐘が見えなくなるからさといった。

いい勉強をしている。

鐘堂を見る目が変わった私も勉強になった。

(H21. 7.28 記)

これが成果物の手作りイスだ。

角度は見た目では判らないという次男。

荒削りな部分もあるが見事な出来栄えに感心する。



(H21. 9. 5 SB912SH撮影)

突然のうん万円

2009年04月30日 07時47分46秒 | ぽつりと
かーさんが言った。

次男がポンと現金62万円を返してくれたという。

5年前に目の手術した金額には少し足りないけどといってくれたそうだ。

そうか、もう5年もなるのか。

あのころは目の具合が悪くて(近視)悩んでいた次男。

いろいろと調べて手術することに大決断した。

病院に行って面接を受けた二人。

手術に面接がいるんだ。

レーシックレーザー治療は痛みを感じなかったという。

そうか、あれから5年も経ったんだ。

元気になっていたからすっかり忘れていた。

こんなぎょうさんもらったら生活費にあっという間に消えてしまうのでなんかのために貯金しておこう。

(H21. 2.23 記)

ひとり暮らし

2009年03月19日 07時37分46秒 | ぽつりと
数ヶ月前から準備していた引っ越し。

年末のあわただしい日にも少しずつ移動した生活荷物。

正月三が日を過ぎた今日、最後の荷物を車に積んで大阪の香里園に旅立った長男。

住まいを見たいといったおふくろにかーさんも付いていった。

20歳だったころの私がひとり暮らしをしたのも香里園。

なぜか懐かしい響きだ。

あのころのアパートは洗面所もトイレも共同だった。

風呂はないので風呂屋に行ったことを覚えている。

鍋で炊いた中華料理。

タケノコはあまりも堅かった。

炊き加減がまったく判ってなかった。

それからは近くの大衆食堂ばかり世話になった。

長男はネットの線もきているマンション。

もちろんトイレも風呂もあるがテレビをつけても映らん。

アンテナの線を繋げたかと聞いてみれば、それって何って返ってきた。

地デジになってもアンテナなけりゃただの箱だ。

それから一週間になるけどちゃんと生活しとるんかいなと思っていたら金曜日の晩にやってきた。

(H21. 1. 9 記)

箱蔵入り腕時計

2008年11月27日 07時24分11秒 | ぽつりと
一昨日、急に腕時計が動かなくなった。

電池が切れたのだろうか。

ガラス表面中央にはなんとしずくのようなものが見える。

二日間、雨のなかを自転車で通勤していたときに入り込んだのだろうか。

これが原因ならえらいことだと思った。

今日、念のためリパーツ屋さんで電池を交換してもらった。

裏蓋を外すとパッキンがよれよれ。

これじゃ雨が入り込むはずだ。

時計専門店で調べてもらわなあかんしと4年前にはジャスコにあった勉強堂店に寄った。

早速みてもらったら大修理を要する状態で費用はなんと当時の購入代金の三割だとか。

しかも古い時計なのでさらに・・・。

それなら新品買ったほうがえーやんと早速品定め。

電波時計やソーラーで電池交換不要なんてのもある。

時代はずいぶんと進化したものだ。

決めたのは定価をぐんと値引きしているシンプル表示のソーラー電池付きで15,000円。

20年間弛まなく働き続けた腕時計は箱蔵入りになった。

たのもしき男

2008年03月01日 08時03分03秒 | ぽつりと
16日、仕事を終えて帰宅したらパソコンの前で次男が座っていた。

お父さん、気がつけへんかったという。

何が。廊下の床、感じなかったって。

えっ。

あれっ、あんなけ床がペコペコしていたのに何もへこまない。

廊下を歩くときは端っこにしていたクセがあったので気がつかなんだ。

直してくれたんかといえば、そうやと。

次男は大工を目指している。

だいぶ前に、力量ついたら床を直してほしいと伝えていた。

何年も先になるであろうと思っていたので驚き、次男に感謝する。

どないして直したのかと尋ねれば、事前に床下に潜って沈み具合を計っていたそうだ。

手頃な廃材がみつかったので数日前に修理決行したという。

廃材の厚さは10cmほど。

えらいまった、へコんでたんやのう。

基礎もみたけど、どうもなってないという。

たのもしき男に成長したのが嬉しい。

トイレ水浸し

2007年10月26日 09時13分03秒 | ぽつりと
それは突然やってきた。

毎日、家族全員が使うトイレの部屋。

かーさんが来て来てと叫ぶ。

これみてみーと指差す方向の床にはうっすらと水で濡れている。

拭けども、拭けども水が溜まっていくようだ。

しばらく様子をみていたがやはり溜まる。

便器が壊れたのではないかとキズ口を捜すが見当たらない。

住設に電話して緊急コール。

作業は3時間ほどかかる。

この間、トイレは使えない。

辛抱、辛抱。

便器や水タンクを外して原因追究。

なんと、原因は床が沈んでいて便器を固定している間ができていた。

ボルトは錆びて腐っていてボロボロ。

フランジは外れてしまっていた。

長年使っていて水を溢したこと多々ある。

床が沈んでいるのは他所でも発生している。

奥の間や廊下のいたるところがペコペコと凹む。

2時間後、コーキングなど処置して修理が完了してホっとする。

代金は、と尋ねると安いです。2万円ほどになりますわと。

2万円って安いほうなの?

翌朝、トイレ使用して手を洗おうとしたらタンクの蛇口から水が出てこない。

あれぇー、水がでーへんでとかーさんに言うと床見たかって。

昨夜からジャジャ漏れで床が水浸しなんよ。

ほんまや、どないなっとんねん。

タンクの取り付け不良ちゃうやろか。

今日、住設に電話して直してもらうって。

仕事終えて帰宅して次男に聞いたら、へぇーそーやったん、フツー通り使えてるでとのんきなことで。

事情をかーさんに聞いてみると、昨夜にタンクに繋がる管から水滴があったんでタンク内の装置をちょっと動かしたそうだ。

それでもって蛇口から水が出なくなってタンクからあふれ出たのと。

なんや、こっちゃの原因かよ。

そーいや、管が新しくなってピカピカやわと今頃気ーついた。

まーいいや、これで安心して用を足せるわ。