マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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土用干し迎えの真夏日

2017年01月17日 09時53分25秒 | 田原本町へ
矢部のさぶらき行事は前月の6月19日に行われた。

村全戸の田植えが終わって行われる村行事である。

その日から一週間後の26日に訪れたときに拝見した塀中のカンピョウ干しにはとても感動した。

さぶらき行事は来年に持ち越しとなったが、カンピョウ干しは成りものもあるが天候次第で何度かのチャンスがある。

しかし、だ。

チャンスはあってもいつの日に干すのかは、お天道さん次第。

もしかとすれば、と思っていたが、白い垂れ紐はなかった。

この日は連日の真夏日。

立っているだけで汗が流れていく。

田植えが終わって3週間ほど。

植えた苗はすくすくと育っていた。

青葉が天に向かって伸びていく。

土用干しまでまだ日にちがいる。

今年の土用の入りは7月19日。

2週間ほど待たなければならない。

それまでは田んぼの水をたっぷり吸い込んで成長する。

育ってきた稲の分けつが盛んになるころが土用入り。

根も張り出した稲は水田に広がった。



青空に白い雲も広がった真夏日。

気温は7月に入ってから32度。

この日は34度に汗だくであるが、爽やかな色に染まった青空で気分も晴れる。

タコの足が広がる土用干しはまだまだ、だ。

(H28. 7. 7 EOS40D撮影)


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