ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

穏やかな覚醒から、冗舌経由、穏やかな眠気へ

2010-02-17 19:14:47 | 日常
               
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昨晩はうまく寝てくれたと思ったのですが、残念ながらそれは最初の1時間で、その後は朝まで殆ど起きていました。大騒ぎはしていなかったけれど静かに寝て欲しいと思い、始めの内は、ホットミルクをあげたり、お腹がすいたといえば蒸しパンをあげたりしましたが効果は10分ともたず、最終的には諦めて一晩中起きているにまかせました。

それでも朝8時半に部屋に行ったときはご機嫌で、朝の一連の作業も喜んで受け入れていました。朝食は蒸しパン1/2、オムレツ、バナナ、ミルクティーを完食。9時半に看護師さんが来宅してもムードは変わらず、「ご苦労さま。いつも大変ね」と挨拶し、「あなたがいつもやって下さるので安心なの」とまで言い添えるので、いつも邪険にされてきた看護師さんは、驚き、かつ喜んでいました。

懸案のベッド上での踵の治療でも、時折「痛い」と言ってはいたものの罵詈雑言無し。寝ていない方が頭が良い緊張感を保てるというべきか、或いは、この緊張感が夜眠らせなかったというべきか。遅れて来宅したケアマネさんが顔の表情を見て驚くほど、気持ちよく冴えている母でした。ただ、二人が帰った後、時間が経つにつれ、いつもの覚醒時にありがちな饒舌が見え隠れし始めたので、引継ぎ後どうしているかちょっと心配です。(四女)

交代後も椅子に腰掛けたまま聞き取れない話をしていました。たまに聞き取れる言葉は「おじいちゃん(亡くなった夫)」「おばあちゃん(亡くなった母親)」「Tちゃん(妹)」で、全員で食事をするので支度をしないといけないという感じの話でした。食材代わりにティッシューペーパーを人数分取り出し、並べたり重ねたり折り畳んだりし、合間に歌を歌い、忙しそうでした。

ヘルパーさんの時間になり交代。昼食はロールキャベツ・ゆでじゃがいもと人参添え、クロワッサン、煮りんご、ミルクティーで「全部食べました」との事でした。

ヘルパーさんと交代後も、分からない話しが延々と続きました。2時半に小の申し出(小○)。3時になり、こちらも疲れたのでクッキーと紅茶でおやつにしました。3時20分三女が到着。おみやげのドラ焼きで二度目のおやつを食べ、三女と交代しました。(Y子)

交代後も夕食までおしゃべりが続きましたが、主としてテレビに映るオリンピックの話題だったので、穏やかな会話が成り立ちました。夕食は、(できた順に)かぼちゃ・ポテト・そら豆のサラダ、桜海老・青葱のおやき、おでん、大根葉ご飯でしたが、出来上がった順にテーブルに並べると、次々に自分で食べ出して、ご飯を除き見事に完食。

自分の食事が終わると「お腹が重い、トイレに行きたい」との申し出がありました。食事半ばだった娘達は「それは良かったわね」と言いつつ、いつもポータブルに座ってから成果が出るまでしばらくかかることを踏まえ、食事を続けていると、「もう出ると思うわ」の言葉。それではと急ぎポータブルに座ってもらうと、既に少々ウン付き状態になっていました。(申し訳ない!)引き続きあっという間にポータブルで自力で◎の成果達成。「良かった、良かった」と言いながら後片付けを済ませ、娘達は何の抵抗もなく食事をおいしく続けました。(神経が太くなったものです。)

食事の後片付けをしている間は、温かそうな幸せそうな顔をして、穏やかに過ごしていました。今日全般の様子から覚醒が続くだろうと、しばらくお付き合いしようと覚悟して(四女が)一緒にテレビを見ながらおしゃべりをしていましたが、7時前に「眠くなった」と言い出し、すんなりベッドイン。そのまま眠りについてくれました。(三女)
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