マタビオ駅に向かうジャン・ジョレ通り
9月8日、前日夫が「どうしても見つけられない大型スーパー」の正確な位置をジャックさんに確認して来たので、この日はマタビオ駅にトゥールーズ・アルビーの時刻表をもらいに行き方々、そのスーパーに行ってみました。
駅に向かうジャン・ジョレス通りは両側にポプラ並木が続き、夏のような日差しに気持ちの良い木陰を作っています。駅に着いて時刻表を探したのですが、通常の時刻表入れに「アルビー」行きが見つかりません。相談窓口のお姉さんに「トゥールーズ・アルビの時刻表が欲しいだけなんですけど」といったら、“D'accord”と言って、机の陰から出してくれました。実はフランス到着以来少し込み入った話は英語、後は相手の言うことにウィとかノンとかメルシとか言っていただけなので、簡単ながら初めてちゃんとフランス語を話し、通じた気がしました。
駅を後にして、ジャンジョレス通りを10分ほど西に戻り、ラザール・カルノ通りを左折、オクシタン広場の北東角・駐車場の一階部分にあるCASINO大型店に到着。成る程、店には調理済み食材は勿論、新鮮野菜や生の魚介、肉、色々な種類のチーズなど、私が期待するほとんどの食材が売られています。これから料理の可能性が広がると、嬉しくなりました。と言っても、この日買ったのは、生ものは芽キャベツと小海老だけ、後はパックされた鶏のグリルとじゃが芋といったところでした。
我が家から徒歩5分のオーギュスタン美術館
買い物を終え、オクシタン広場の東側サンテティエンヌ通りを南に下りメッツ通りを右(西)に15分ほど行くとオーギュスタン美術館を経て、私たちの住むエスキロール地区に到着します。(こんな風に細かく通り情報を書いているのは、自分の頭に叩き込むためです。)なんだかんだで2時間ほど歩き回りましたが、新たな道を覚え、念願のスーパーをみつけ、有意義な昼下がりの散歩でした。
夜は手に入れた食材で、鶏のグリル、じゃが芋・芽キャベツのソテー、セップ茸のソテー(醤油味・美味しい!)、グリーンサラダ、ピクルス、小海老、クロワッサンとロゼワインの夕食。
シャワーを浴びてゆるい部屋着を着てのんびり食事をしていたら、8時近くに(午前中に来るはずだった)不動産屋のお兄さんが突如訪問。「忙しくて午前中に来られなかったんだ、ごめんね。あ、食事は続けていて」とか言いながら、この前やり残したいくつかの作業を始めました。私たちも「あ、そう?じゃお願いね」という感じで食事を続けましたが、全くフランス人の時間の感覚はどうなっているのでしょう?!(「明日午前9時にもう一度来る」と言っていたのに今日も来たのが11時。まあ、総体として感じの良いお兄さんなので許しますが。)(三女)