ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

経産省前テント1周年記念

2012-09-11 20:40:21 | 日常
          
 「再稼働是非」国会議員アンケート結果発表!  迫力満点のかんしょ踊り

去年の3月11日から1年半が過ぎました。東北の苦難は少しも解決の兆しが感じられません。とりわけ福島原発事故に関しては、地域住民の苦しみが放置されたまま、あたかも福島も復興に向かっているようなムード作りと共に、「原発は必要」の論調で政治が‘粛々と’動いていくようで、どうしようもない不条理を感じます。

というわけで、今日は友人と共に、福島の怒れる女たちがど~んと陣取る経産省前テント広場の「一周年記念集会」に行って来ました。

フランス語のクラスを終えて霞ヶ関の経産省前に着いたのは3時20分ごろ。「再稼働是非」を国会議員に糾すアンケート結果の発表記者会見が行われているところでした。衆参合わせて600名以上の議員のうち、回答のあったのは100名にも満たなかったようです。現実に向き合おうとしない国会議員の多さに落胆と怒りの混じった報告でした。

引き続き「とつきとおかアクション」の中心になって頑張っている椎名千恵子さんという女性のあいさつ、そして以前に私達も体験した「かんしょ踊り」のデモンストレーションがありました。黒い羽織に襷がけ姿の福島の人達が拳を下から突き上げて踊る「かんしょ踊り」は迫力満点。民衆の怒りを侮るな、と言う気持ちがビンビン伝わってきました。

その後、武藤類子さんから「福島原発告訴団」の報告と、第二次告訴への参加の呼びかけがありました。「どうして、これほどの事故を起こしながら、検察による取り調べがないのでしょうか?」の疑問は、私も本当に同感です。

会は更に「かんしょ踊り」で経産省包囲、経産省包囲人間の鎖、、、と続くようでしたが、私と友人は時間切れ、エネルギー切れということで、お先に失礼しました。色々な手段を駆使して「脱原発」という結果を出そうとしている人たち。この不退転の行動が実を結ぶ日が、遠からず訪れるようにと、心から願っています。

あ、そう言えば、帰りは経産省前から官邸前を通って溜池山王まで行きました。官邸前は今日も警官が数人警備していましたが、金曜日の物々しさは全くなく、最短距離で地下鉄の駅まで行くことができました。(三女)

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