

5月25日。午前中に夫と一緒にアセザ館に行きました。ここは16世紀にとある豪商の館だったものが、現在は某財団が運営する美術館になったものです。
2階はかつて使われていた豪華な家具と共にヴェネツィア派の絵画が沢山飾られています。素晴らしい絵画の数々をゆっくり見られるのはとても贅沢な気分ですが、余りの豪華さに少々疲れる感じ。敵と戦って倒す場面の絵などを飾って暮すというのはどういう気分なのかな?などとあらぬことを考えてしまいました。
3階はボナール、ピカソ、ピサロ、ロートレック、モジリアニなど印象派の絵画が展示されていて、やはりこちらの方が気持ちに馴染みます。
ゆっくり美術品・絵画を楽しんだ後は、昔馴染みの通り沿いにあるインド料理屋さんでカレー・セットを食べました。東京の地元のカレー屋さんと同じ感じの美味しさでした。食事が終って外に出たらすごい豪雨!全くどうなってるんだ、今年のトゥールーズは?!仕方なくホテルに戻ってお昼寝タイム。


夜はジャックさんの家の夕食会に招待されました。仕事仲間のポウル夫妻と女性の友人も一緒です。ジャックさんの家はトゥールーズの郊外にあって、広い庭が自慢です。猫も二匹飼っていて、蓮の咲く池の鯉を時々猫が獲ってしまうと嘆いていましたが、なるほど、昼寝から覚めたニャンコがさっそく池を覗きに行っていました。



ディナーは魚介類がいっぱい!冷やした大理石の上にご馳走が並びます。シャンパンで乾杯。引き続き白ワイン。おしゃべりしながら次々に平らげていきます。食べた、食べた!と思ったら次はチーズとジャックさん取って置きのヴィサンの赤ワイン。そして女友達の手作りのデザートとデザートワイン。
素晴らしい食事とおしゃべりを楽しんで、11時に迎えに来たタクシーでホテルに戻りました。ふ~、お腹一杯!(三女)
