5月27日。貴重な晴れの日なので、夫の仕事の予定を変更してもらって2人でカストルに出かけました。トゥールーズからカストルまでは電車で東に向かって1時間ちょっと。テーブル付きの座席に座り、車窓に流れる田園風景を眺めつつ、駅で買ったPaulのサンドイッチを食べながらの旅は快適です。
カストル中心街はアグー川、ゴヤ美術館、美術館に隣接する庭園、サン・ブノワ大聖堂が一望できてとても綺麗です。
まずはサン・ブノワ大聖堂へ行って内部をじっくり鑑賞。暗くて荘厳な雰囲気。イエスのゴルゴダの丘への道の銅版が印象的でした。
カストル訪問の主たる目的はゴヤ美術館と、この地で生まれた‘フランス社会主義の父’サン・ジョレスの記念美術館に行くことだったのですが、なんと!どちらも月曜日は休館でした。未練がましく入り口だけ撮影。どうも調査不足で空振りが多い旅ではあります。
「でも気持ちの良い青空の下、川や木々や珍しい街の景色を眺めながら歩くのは、それだけで楽しいよね」と言いながら、予定より1本早い(=3時間ほど早い)電車でトゥールーズに戻りました。
トゥールーズに戻っても未だ日は高く昼間の明るさ。せっかくなのでキャピトルのカフェでビールを飲んで、昼下がりのひと時をまったり過ごしました。
夜はホテルすぐ近くのVilla Tropezienneというカジュアルなイタリア・レストランで食事。前菜はルッコラのサラダ、メインは夫は鴨とフォアグラのリゾット、私は海老のリゾット(オマール肝ソース)をチョイス。ワインはロゼのハウスワイン。そしてビッグなデザート。全てとても美味しくて納得。秋にはきっとセップかジロー茸のリゾットが出るはず。秋に来るチャンスがあったら、是非また入りたいお店のひとつになりました。(三女)