

5月26日。フランスに来て以来初めての文句なしの晴れ。美しい青空と爽やかな空気。トゥールーズはこうでなくっちゃ!・・・ということで、夫と街中散歩にでかけました。
まずは植物園へ。植物園に通じる並木道の緑も今日は青空に映えています。園内の緑も光り輝いて、ガチョウたちも水溜りの水を飲んだり、道に座り込んだり、久々の晴れを楽しんでいる様子です。

時間がたっぷりあるので、植物園に隣接した博物館にも入ってみました。地球の成り立ち、地震や噴火の原理、様々な生物の生態、化石、等々自然科学や地球物理関連の展示物が豊富で、正直私には苦手分野ですが、興味のある人には魅力溢れる展示場だろうなと思いました。


お昼からはガロンヌ川クルージングをしようとガロンヌ川の畔に行ったのですが、12時半と2時の出発予定のクルージングはありませんでした。残念!でも爽やかな空気の中で川岸の絵画展示を眺めたり、川西側の家族連れが寛ぐ緑地帯を散歩したりして、のんびり過ごすのも悪くない時間でした。


ガロンヌ川からキャピトル広場へ。日曜日のキャピトル広場はいつも何らかのイベントで賑わっていますが、今日は世界子供フェスティバルのようなことが行われていて、鯉のぼりを飾った日本のブースも出ていました。
キャピトルとウィルソン広場を繋ぐ道では、ブレイクダンスのグループがパフォーマンスをやっていて、途中から子供達も巻き込んで楽しく賑やかに盛り上っていました。


時間が余ったので、サン・セルナン大聖堂にも行ってみました。聖堂に繋がる道は、アコーディオン弾きのおじさんが居たり、ラベンダーのお菓子を売る店があったり、クレープ屋さんがあったりして、若い人もお年よりも安心して歩ける、私の好きな散歩道のひとつです。
いつもは観光客を寄せ付けないような雰囲気のある聖堂内ですが、日曜日の午後は全ての訪問者を受け入れる雰囲気が漂っていて、落ち着いた気持ちで過ごすことができます。ここはサンティアゴ・コンポステーラを目指す巡礼者の立ち寄り所のひとつになっていて、私が居た30分ほどの間にも大きなナップザックを背負った巡礼者が2組(4人)訪れていました。長旅お疲れさま。この先も気をつけて旅を続けてください。


今夜の夕食は懸案のカスレ。7時にメゾン・デュ・カスレに入って、グリーンサラダとカスレのセットとグラン・ムーランの赤ワインを注文。カスレもワインもズッシリとした重さ。こうなったらデザートもズッシリいきましょう、ということで、アルマニャック入りコーヒー・パフェのようなものに挑戦。ひゃ~、さすがにお腹に応えました、、、って毎日書いているような気もしますが。

食事が終わったのが8時半。街はまだ明るく、人々はまだこれから楽しもうという感じで行き来していますが、食べ疲れた私たちはホテルに戻って休息です。(三女)
