居眠り三昧（８／９のこと）

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　ちょっと怪しい雲行きながら熱海海岸は大賑わい(8/9)

昨晩の様子から起きるのが遅そうだとふんでいたのですが、８時１５分という割合まともな時間にお目覚め。でも意味不明のことを話し出すので、もう少し寝ていた方がすっきり目覚めるかなと思いつつ、本人が起きるつもりになったので起きてもらうことに。

半分居眠り状態ではあったけれど一連の作業に支障は無く、朝食（レーズントースト、オムレツ、桃、ミルクティー）も久しぶりに完食。朝食後は引継ぎまで殆ど居眠りしていました。（四女）

今日も一日眠っていました。１１時頃目覚めいつもの鼻唄が始まったので、ピアノの所に行き１０分位楽しく歌っていたのですが、トイレに行きたくなりお終い。結局空振りだったのですが、又すぐ居眠りが始まりました。

昼食は２時頃から半分眠りながら３０分位かけて、紅茶２杯、スイカ、サンドイッチ半分を食べ、そのまま眠りに入りました。余りにも眠そうなので６時前に夕食にしました。鰻丼、煮豆、味噌汁完食。

後かたずけをしている時はテレビを見ていましたが、６時半前に「おしりが痛くなった」と言うので少し早すぎるとは思ったのですが、椅子に座って居眠りしているのならベットで寝ても同じだし、母もそれを望んだので着替えて７時前にベットインしました。明日は何時に目を覚ますのでしょうか？（次女）

久々の息子訪問で混乱

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　Franziskaner Bar&Grillのドイツビール。おいしい！

朝７時に目を覚まし、順調に着替えや移動を終了。朝食はレーズントースト１／４枚、ハム、南瓜各一口、桃３／４をミルクティと共にゆっくり食べました。その後は穏やかな様子でテレビを見て過ごし、「出かけるから車椅子に移動しましょう、上手くできるかな」の呼びかけに「できると思うわよ」と応えて、一生懸命立ち上がり移動に協力してくれました。

玄関を出たところでデイサービスの介護士さんとバッタリ。「あら、お早う。来てくれたの？」、運転手さんにも「いつも済みません」と笑顔で挨拶し、機嫌よくでかけて行きました。デイサービスでは午前中は入浴でさっぱりし、午後は熱心に体操に参加していたとのこと。昼食は８割９割。

デイサービスからの帰りを三女と曾孫ちゃんが出迎えたので、嬉しそうに帰宅。曾孫ちゃんと一緒にシューアイスを食べて一休み。二人で「思い出のアルバム」を楽しそうに歌って過ごしました。

夕方、海外赴任で長いこと不在だった息子が久々に顔を出し、三女夫婦、孫のＹ子、曾孫と息子という賑やかな夕食となりました。息子の訪問を喜んでニコニコしながら、「今何をしているの？子供はいくつになったの？」など、色々と話しかけ、息子が「元気そうだし、幸せそうで安心した」と言うと、「そうよ、皆良い子達で、何の心配もなくて、幸せよ」との返事。楽しい時間が流れていきました。

ところが！三女の夫、Ｙ子、曾孫に続き、息子が８時過ぎに帰ると、「今来ていたのは誰？何しに来たの？」と当惑顔。「大事な息子のＴさんじゃない、お母さまの元気な顔が見たくて来たのよ」と説明すると、「そんな筈はない」「どんな話をした？」「どうして分からなくなっちゃったのかしら」等と一気に不安な表情に。「困っちゃたわ」「神さま、どうしたら良いのでしょう」と情緒不安定が加速されて、「あなたは寝ていらっしゃい、私は今日は寝ないから」という事態に。

「そういう訳にはいかない」と、９時過ぎに、歯磨き、トイレ、着替えをいつもどおり進め、ベッドに誘導したものの、「起きる」ともがいたり、興奮して泣いたりと大騒ぎ。仕方なくベッドを起こし直し、ベッドの淵に腰掛けてホットミルクを飲んでもらい、トイレを使ってから、再度ベッドに横になってもらうと、今度は目をつぶって静かになりました。それでも時々頭をもたげたりするので、しばらくベッドサイドで様子を見ていたところ、１０時過ぎにようやく寝息を立て始めてくれました。

せっかくの嬉しい訪問も、最終的に不安材料になってしまうというのが、ちょっと悲しいですね。

鼻歌

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　福島から届いたパッケージ。中の桃（暁）は人が楽しんで、箱は勿論ニャンコのもの！

７時に「Ｋ子、Ｋ子」と呼ぶ声に迎えられました。「来てくれたのね」と喜んでくれて握手を４回して、朝の作業が始まりました。はじめは協力的でしたが下着、ズボンの着替えになると「なんで、いつも裸にするの」「いい加減にしてよ」と文句を言い、不機嫌になったまま終了。朝食（バウンドケ－キ、ミルクティ２杯、いちじく１．５個）。 居眠り３０分。

デイサ－ビスは問題なく、お迎えの運転手さんに「大変ね、ご苦労さま」と声をかけ出発して行きました。デイサ－ビスでは、朝はニコニコとスタッフの話を聞き、午後はゴムや棒を使った体操を行ったそうです。昼食３割７割。

帰宅後、ロ－ルカステラとウ－ロン茶で一休み。指でピアノの鍵盤を弾くまねをしながら鼻歌（想い出のアルバム）を繰り返し歌うので、「ピアノを弾こう」と誘い３０分ほど歌ったり弾いたりして遊びました。

夕食（餃子３個、煮豆、枝豆、みそ汁）。トイレ４回（××小×）足腰が立たずものすごく大変。食後から鼻歌を歌い続けなので、勝手ながら聞き疲れしてしまいました。今日は居眠りは朝の３０分だけで、一日中鼻歌を歌い、ベットインは８時１５分、８時３０分には良く寝ていました。

ベッドイン後ひどい咳き込み

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　福島産の桃「暁」。香がよくてすごく美味しいです。

７時から数回目を開けてこちらを確認するけれど、そのまま眠ってしまうということが続き、最終的に起きたのは９時過ぎ。朝の作業には協力的でスムーズに終了。朝食はレーズントースト、桃、ミルクティー共に１／２でオムレツは1口のみ。食後は居眠りをし、あいにくヘルパーさんが来る直前にお目覚め。タイミングの悪さに不安はあったものの、そのままヘルパーさんに託して外出しました。

戻ってみると、昼食を食べ始めたところで、ずーっと「変な人が来た。何もしなくて良いからお帰りください」と言い続けていたとのこと。ヘルパーさんは「離れたところから見守っていただけで、何もしなかった。申し訳ない」と言ってくれたけど申し訳ないのはこちらの方。繰り言を１時間半も聞かされ気の毒なことをしました。厭にならなければよいけれど。

昼食はミルクティーを全部飲んだ以外は蒸しパン、チキンナゲット、枝豆を半分程度でした。しはらくして、大をもよおしトイレに。お腹が少しゆるかったのか間に合わず、少しのウンのつきがありました。その後はひたすら居眠りし、４時頃からは腕の痛みと戦い続けました。

夕飯は「できた順に出すと食べる」と以前三女が書いていたので、真似してみると、薩摩芋の甘露煮、焼き茄子、煮豆まではほぼ完食。ここまでですでに食べ疲れてしまったのか、メインのさしみは２切れ、ご飯１口、味噌汁の汁のみとなりました。煮豆はやっぱり最後にすべきですね。　

夕食後もすぐ居眠りが始まったので、片付けを急いで７時１５分にベッドイン、すぐに寝息をたて始めました。今日はずいぶん早かったなと思いながら別室に引き上げると、８時頃にいつもと違うすごい咳き込みが。あわてて駆け付けると、顔を真っ赤にして咳き込んでいるところでした。

咳をしやすいように、すぐにベッドを起こしたけれど、なかなか治まらず、顔は涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃに。少し治まったところで椅子に座り直してもらい、痰が多少出て、様子が落ち着くまで待ってから寝直してもらいました。

完全に咳が治まったのか、また、一度寝て起きてからなのでうまく眠ってくれるかなど心配したのですが、すぐに気持ちよさそうな寝息をたて始めたので、一安心というところです。

ちょっと危ない半睡状態

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　今日は満月。雲の晴れ間を待って撮影成功！

７時一寸過ぎに眼を覚まし、いきなり半睡状態で「ごにょごにょ」よく聞き取れない話しを始めました。「もう少し寝る？」と聞くと「もう起きる」との返事なので、いつもの手順で起き上がり、着替え、移動を済ませたものの、なんとなく寝惚けた様子。朝食はレーズントースト１／３、巨砲４粒、ミルクティのみ。

すぐに居眠りを始めたので、そっとしておこうと思いつつ、ベランダに洗濯を干しに行くことを告げ、干し終わって戻って見ると目を覚ましていて、新聞に何か変なことが書いてある等々、不思議な拘りを見せて、やっかいな状態に。どうしたものかと思っている間にＹ子が登場したので、とりあえず後を任せることにして退席。（三女）

三女との交代後、なぜか「新聞の一面記事を切らないといけない」と言い出したので、申し出通り記事毎に切ってあげました。一通り切り終えると、一つずつ解説を要求。

次に幼児用パズルを見学。そして、オセロをしました。意外にもやり方を少し覚えていて、真剣にやっていましたが、終盤になり数が増えてくると、混乱し始めたので、その時点で終了。祖母の圧勝でした。

１１時過ぎにケアマネージャーの定期訪問があり、尤もらしい対話をしていましたが、帰宅後、「あの人はなんなんだ」「あんな人が来なくても私は大丈夫」とクドクド話が続いたので、シューアイスを食べて忘れてもらうことにしました。

そうする内に、今度はヘルパーさんの時間。対応がうまいヘルパーさんにお任せしました。昼食はオムライス・味噌汁・煮豆・みかんゼリー・紅茶でしたが、口にしたのはほとんど水もののみ。ヘルパーさんが終わると居眠りが始まりました。そして、三女に交代。(Ｙ子)

再引継ぎ後もしばらくは深々と居眠り。途中から半睡状態で「腕が痛い」と言い始めたので、腕をさすったり肘掛の位置を変えたり。４時ごろにうっすら目を覚ましたので、一緒に和菓子と麦茶で遅目のおやつを楽しみました。

夕食の支度の間もほとんど居眠りでしたが、時々神さまへのお願いやテレビの内容で可哀想な場面があったと泣いたりしていました。さらに途中でトイレの要望２回（小Ｘ）。そうこうするうちに夕食の準備ができて、ビールで乾杯。孫息子と三女の夫も参加すると、少しシャンとして、三女の夫が持ってきた白ワインと共に鶏から上げ、ポテトサラダ他を、まあまあ食べました。

食事が終わると再び居眠りが始まりました。間に「どうしたら良いか分からない」の不安の表明がありましたが、歯磨き、トイレ、着替えと寝る準備を提案すると納得してくれて、全て終えて７時５０分にベッドイン。しばらく目を開けてこちらを見たりしていましたが、やがて静かな寝息を立て始めました。（三女）

微妙な朝、でも無事終了

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ＳＶ家で採れた今年初のいちじく

９時に雨戸を開けると目を覚まし「そろそろ起きなくちゃ、起こして」と握手、そして朝の一連の作業が始まりました。今朝はとても協力的でスム－ズに作業は終了。朝食（蒸しパン、桃、ミルクティ 2杯）完食。トイレ（◎）。

しばらく新聞を見ていましたが、「ＴＶはどうしたら消せるの？」「その何か変なの（リビングと台所の境のカ－テン）を外しなさいと誰かが言っていたから外して」という具合で、部屋の中がいろいろ気になってキョロキョロし始めたので、デイサ－ビス行きがどうなるか心配しましたが、問題なく出発して行きました。

デイサ－ビスでは入浴、体操、ゲ－ムをして過ごしたようです。昼食６割８割。少し早く帰宅、お饅頭とウ－ロン茶で一休み。ＴＶを見たり鼻歌を歌ったりして過ごしているうちに夕食となりました。カレ－ライス、煮豆は「美味しいね」と完食。枝豆入りポテトサラダは半分というところでした。

トイレ２回（××）。ついでに着替えをしてデザ－トのアイスを食べました。７時半頃からＴＶをみながら寝る所の心配が始まりましたが、ベットの場所を確認して安心してベットインしました。８時過ぎには良く寝ていました。

何となく眠たげ

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　近所の線路脇に美しく咲く芙蓉

８時半過ぎに目覚め「眠たかったらまだ寝ていても良いわよ」「お腹が空いたからもう起きる。」着替えなどはスムーズに終了。まず葡萄を食べてもらい、他の朝食を用意しましたが、何となくボーッとしていて、食べたのは葡萄５粒、メープルホットケーキ２切れ、牛乳紅茶１杯でした。

その後は何となくテレビを見て、やがて居眠りを始めました。四女が来てからは目を覚ましましたがこの先は？良い日でありますように。（次女）

引継ぎ後もやはり居眠りばかりでした。昼食（サンドイッチなど）はほぼ完食。夕食はビール少しと煮豆、南瓜といんげんの煮物を少し食べたものの、いつも良く食べる餃子とお吸い物は手付かずでした。さすがに飽きたのか、夏バテなのか。

夕食後しばらくテレビを見ていましたが、８時過ぎにまたうとうと始めたのでベッドで寝てもらいました。（四女）

父の命日

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　あけぼの山農業公園の向日葵再び

７時にはかなり寝乱れた状態で大きな鼾をかいて眠っていました。８時過ぎに目を開けてこちらを確認したので傍に行くと、いつものように握手はするものの全然起きられる状態に無く、また深い眠りに逆戻りしてしまいました。

１０時に引継ぎがあるので起きてほしかったのですが、さすがに無理に起こせる状態になく、カーテンと布団を直しただけでひたすら見守ることにしました。時々ぶつぶつと寝言を言ったり、鼾をかいたりしながらの深い眠りは結局次女到着まで続き、結局何ひとつしていない状態で次女に引き継いでしまいました。昨日のデイサービスに行く時のトラブルでよっぽど疲れたのでしょうね。（四女）

目を覚ましたのは１１時半過ぎ。ブランチ？メープルホットケーキ、葡萄１粒、唐揚げ１切れ、牛乳紅茶半分を居眠りしながら食べ、また居眠りと言うか、椅子での深い睡眠状態に。

３時に叔母（母の弟の奥さん）が、父の命日ということで、今年もお参りに来てくれました。眠っていた母も目を覚まし、ニコヤカに挨拶。去年は私と叔母が話していると、全然関係の無い自分の事を話し出したりしていましたが、今年は私と叔母が喋っている間もテレビを見たりニコニコしていました。お土産の和菓子２個を美味しそうに食べました。叔母は４時半までお喋り、後の方は母は居眠りしていました。

叔母が帰って暫くして目覚め、お菓子の入った箱を見つけ又１個欲しいと食べて、再び居眠り。次に目覚めたのは６時過ぎ。夕食はゴーヤチャンプル(ゴーヤは苦いので抜きました)葡萄完食、おいなりさん半分でした。それから間もなくしてトイレ。「食べ物が入ると押し出しでウンが出るのね」などと言いながらポータブルトイレに座ってもらうと、苦労なく「花◎」の収穫がありました。

そこから少しは目覚めるかと思いましたが、又居眠りを始めたので７時ちょっと過ぎに着替え、ベットインしました。（次女）

朝のハプニングでやや情緒不安定

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　あけぼの山農業公園の水生植物園にいたシオカラトンボ

朝７時には目覚めていて、「お早う」の爽やかな挨拶と共に起き上がり、スムーズに一連の作業を終えました。朝食（ブルーベリージャム・トースト、プレーンオムレツ、きゅうり、桃１／２、ミルクティ）を完食。食後は気持ち良さそうに軽く居眠り。

デイサービスに行くことに多少の抵抗を示しましたが、涼しかったので庭に出て待つことに。ブルーベリーや蕗や柿を楽しげに眺めている間に車到着。「やれやれ、何とか無事引き渡せる」と思いきや、先に車椅子で乗っていた方との入れ替えやら何やらでかなり待たされて、少々苛立った雰囲気に。

何とか乗り込んだのでホッとしたと思ったら、今度は車のエンジンが掛からなくなって立ち往生。本社に電話したりと色々と試みている間に、母はどんどん情緒不安定に。娘がいると却ってこじれると部屋に入って様子を見ていましたが、車は一向に動く様子がありません。一時間後に外に出て見ると、車の外で介護士さんが困った様子で待っていて、中では母以外の利用者さんが大人しく待っていました。聞くと、運転手さんが母だけ車椅子を押してデイサービス・センターに連れて行ったとのこと。恐らく母の不安がり方を見かねたのでしょう。

そんなハプニングの後のせいか、返ってきた時は「大事な時計が無くなった」と血相を変えていました。時計はバンドが切れているので直すように頼まれて預かったままだったので、家から持っていくと、「勝手に持って行って。」「こんなにボロボロにされちゃって」と延々と不審モードの繰言が。好い加減ウンザリし、何とか気分を変えようと、いただきもののプリンを出して、プリンの薀蓄を説明すると、とてもおいしいこともあってか次第に気持ちがそちらに向いてくれたので、時計はさり気なく引き出しにしまってしまいました。

それ以降は覚醒状態ながら穏やかな表情で、夕食の相談をすると「ご飯を炊いて、野菜を適当に炒めて、おさしみを食べるっていうので良いんじゃない」と真っ当な提案をしてくれました。せっかくなのでなるべく母の提案に沿うように、茄子・ピーマンの肉味噌炒め、ご飯、ホタテのさしみ、さつま揚げ・大根おろし添え、枝豆、串カツ、トマトを用意すると、積極的によく食べてくれて、「お腹がいっぱい」と、デザートのアイスクリームが珍しく手付かずとなりました。

食事が終わってからも覚醒状態が続き、７時４０分ごろトイレを済ませ、パジャマに着替えたものの、久々に「私はまだ寝ないわよ」と宣言。しばらく一緒にテレビを見て、８時にベッドに誘うと一旦同意しベッドインしたものの、パンツの具合がおかしいとか、トイレに行きたいと言い出すので、再度起きてポータブルを使い（Ｘ）、ついでにリリーフパンツも取り替えてすっきりしたところで、再度ベッドイン。

「嬉しいわ、ありがとう、本当に良い娘ね」と言いながら泣き出したり、久し振りに神さまへのお願いが出たりと、やや興奮状態となってどうなることかと思いましたが、９時前になんとか穏やかな寝息を立て始めました。ヤレヤレと部屋をでようとすると一瞬目を開けたのでちょっと焦りましたが、「お休みなさい」と手を振ると微笑んで手を振り返してくれて、そのまま静かに眠りについてくれました。ふ～、危なかった。