JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

お見舞いありがとうございます

2010-12-05 19:49:15 | その他
今までAlessandro Galatiの「All Alone」を聴いていました。
昨日奥さんのお友達(一緒にコンサートへも行く○チャン)が来てくれて、水に漬かったCDを吹いてくれました。並べられたCDの中一番に目に着いた大好きなアルバムです。
それが終わったので隣にあったコルトレーンの「MY FAVORIT THINGS」を聴きながらこれを書いています。

人災だと思っていますが、かなりの痛手をこうむりました。
しかし、皆さんの暖かいコメントとか、友達の援助をいただいて、気持ちはさほどダメージを受けていません。
まずはCD、紙ジャケはかなりのアウトキース・ジャレットの「Testament」はケースから出すことが今の状態では出来ません。全ての水分をふき取ることは出来ません。まだ手付かずのCDが地下においてありますが、これ以上どうしようもないかもしれません。
CDそのものが聴けなくならないでしょうから、これは全て捨てずにおこうと思います。



地下のガレージに置いていた物は私のものがほとんどでしたが、我が家の過去の写真をおいていたのがぬれてしまいました。
整理していない子供の写真を失うのは申し訳ないので、あわてて乾かしました。
家中、子供や古い写真にかこまれて、被災のなかこれが結構、心癒されたのでした。




そして一番被害が大きいこれまでにためた本ですが、何とか助かって欲しいと無理してえらんでいます。





今日は一日どうしようもない本たちに紐をかけて、廃棄の準備をしていました。
破棄をするもの

雑誌“dancyu”、日経が出している男子厨房に入るという雑誌で1991年の創刊以来、全部あったので238冊が全てみずびたし、この本を見ながら随分料理にチャレンジしました。
3冊だけこれは定番になったレシピは残しました。

小説などは阿部公房、新田次郎、大西巨人、椎名誠などの本は残念ながら残せません。
ダメージが大きいのに捨てられないのが村上春樹、文字も見えなくなってしまった「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」です。これを取っておくならとダメージの大きい「AKIRA」もどうなるか解りませんが残すことにしました。




どうしても捨てられないものに、田村隆一の本があって、これもだいぶぬれてしまいましたが、どうであれ捨てることが出来ません。
田村の代表作が始めて掲載された「荒地」は古本で状態がひどかったのですが、、もっとひどくなりました。もはやこれは同でも良い領域、持っていることに価値があるのです。



もう一つ福永武彦の本もかなり悪い状態で、でもこれを読めなくなる物もあるでしょうか取っておくことにしました。
この一冊はさすがに水を含んで膨れてしまい、別れることにしました。



リフォームをして地下の部屋の壁一面を本とCDのラックを作ることにしていました。
そこにおさまる予定の本とCDがとんでもないことになってしまいました。
とにかく、生き残って新しい場所でゆっくりして欲しいと、別れの中で考えています。

コメント (2)
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