JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ゴタンゴ・ビート BUENOS AIRES TANGO BEAT / LSDA

2011-12-12 21:18:29 | 聞いてますCDいいと思う


ゴタン・プロジェクトの来日が中止になったのは、凄く残念だった。
パリを拠点に活動するこのグループは、フィリップ・コーエン・ソラル ( Philippe Cohen Solal / French)、ギタリストのエデュアルド・マカロフ ( Eduardo Makaroff / Argentine)、クリストフ・ミュレル ( Christoph H. Müller / Swiss, former member of Touch El Arab)の共同プロジェクトで、哀愁あるタンゴ・メロディとリズムを現代の感覚で再生産したとても大好きなグループです。
一つ持っていないアルバムがあるので中古でめぐり合わないかと、中古屋さんでは必ずTANGOの棚を見るのですが、又2枚その棚から買ってきました。

まずはジャケが目について、タイトルみると「ブエノスアイレス・タンゴ・ビート」これは良さそうな勘が働きました。

1曲目、ドラムスにエレピ、バンドネオンと低い男性の声、これは吃驚、ゴタン・プロジェクトのサウンドです。現代のタンゴ、若い人が踊るタンコという感じです。
2曲目、加工して遠くから聞こえるヴ女性ヴォーカル、打つ込みと思われるリズムが組み合わさって、これもゴタン・プロジェクトと非常ににている。
このアルバム、ジャケから情報をなかなか読み取れませんが、2004年の字がありますからその頃録音されたのでしょう。
ゴタン・プロジェクトの最初のリリースが2001年でしたから、ゴタンの影響が凄いということでしょう。(この前見た日本映画でもパロッていました。)
4曲目ナイロン弦のアルペジオと哀愁あるメロディ、ゴタンのアルバムがなかなかでないので、これはなかなか嬉しい出会いです。
ゴタン・プロジェクトはメンバーがはっきりしていますが、このアルバムはそこら辺が読み取れません。
3,5,6で歌っている女性がN.Berenteinさんで、1,4の男性の声がEl"Gardo"さんのようです。
そして他にはF.MontemurroさんとN.Villa Abrilleさんがプログラミング、サンプラーをされているようです。
じゃけにあるLSDAとありますが、このアルバムのプロデュースをしているLos Suenos de Andersonという人で、ですからこの日と主体のエレクトロニクスとTANGOの融合ということなのでしょう。

ゴタン・プロジェクトにとてもにてますが、そのサウンドが大好きなので木になりません。
ただの真似した一枚ではない、きちんと独自性もあるのです。そうだったら1回聴いたらおしまいですが、結構気に入りました。

しらべてみたら、Trip Erectronic Tango と銘打って2012年もヨーロッパ・ツアーをするそうで、でもどんな舞台なのでしょうね。

BUENOS AIRES TANGO BEAT で検索すると2009年や2010年のフランスでの舞台の模様がみることできますが、ギターとバンドネオンは生でそこにエレクトロ機器が加わっていて、かなり刺激的です。
日本にも来て欲しいものです。

BUENOS AIRES TANGO BEAT / LSDA

1. Nuevo Recuerdo
2. Darte Un Poco Mas
3. Lagrima Plateada (Natalia Berestein)
4. Mala Yuta
5. Abril (Natalia Berestein)
6. El Oxido (Natalia Berestein)
7. Domingo
8. Darte Un Poco Mas (Version Beat)
9. Limbo



コメント
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