
今年最初にショップで買ったアルバムは“European Jazz Legends”シリーズのヴィトウスのライヴです。
2016年6月の録音、ウエザーに対してどおのということはないけれど、聴き始めて2曲目"Morning Lake”を聴くとやはりウエザーを思い出す。ECMからだした「MUSIC OF WEATHER REPORT」は2010年の録音だけどドラムス以外はメンバーが同じでアルバム最後で"Morning Lake”を演っている。

スタジオ録音を今回はライヴで演奏しているわけで、よりウエザーのインプロをめざしたのでしょうか、ウエザーの"Morning Lake”を確認したくってこっちに行ってみた。

やはりメチャクチャ凄くって、1971年ウエザーのデヴュー作の1曲です。このメンバーが揃って出来上がったサウンド、今でもこっちの方が新しいと言いたい。一番新しい"Morning Lake”は出来上がったサウンドを演奏しているわけで、まあそれはそれでしょうがない。
他にも"Morning Lake”持ってたっけとヴィトウスのアルバムをみてみたらほかに2つありました。
一つはヴィトウスのベース・ソロアルバムで1985年の録音、曲名を”Morning Lake for Ever"にして一寸ちがうけど思い入れがあるのでしょう。

もう一つがヴィトウスじゃなくてテリエ・リピダルのアルバムで1981年録音こっちの方が古いけれど、これはリピダルの個性が"Morning Lake”に加わって逆に面白い。

ヴィトウスのアルバム紹介じゃなくなっちゃけれど幾つかの湖っていうのも面白い。
ZILJABU NIGHTS / MIROSLAV VITOUS
Miroslav Vitous (b)
Aydin Esen (key)
Roberto Gatto (ds)
Gary Campbell (sax)
Robert Bonisolo (sax)
2016年6月25日 録音
1. Ziljabu
2. Morning Lake
3. Ziljabe
4. Gloria´s Step Variations
5. Miro Bop
6. Stella By Starlight Variations
7. Interview with Miroslav Vitous