父の日を前にブロンバーグの曲が良かったので、父に捧げた曲て何があるか思い出してみました。。父親が亡くなった後に演奏されるメモリアルを、かなり聴いた覚えはありますが、ほとんど忘れてしまいました。
まず誰でも思い出すのは曲名からして“SONG FOR MY FATHER”でしょう。
ファンキーな曲は、ブローバーグのように亡くなった後に作った曲でなく、昔の懐かしい思い出を曲にして、父親に贈ったものです。
ヴィレッジ・ゲートに父親を招いた時に初めて演奏しましたが、この録音は父上が亡くなった後でした。曲は明るい、ファンキージャズの好盤として素晴らしく、ジャケのお父さんも幸せそうです。
そしてもう一つ思い浮かぶのが、Bill Evans、とても評判の高いアルバムです。ちょうどjazz喫茶によく行っていた時期で、このアルバムは凄い人気だったと思います。
このTown Hollのコンサートの2週間前に、ピアノを教えた父親が亡くなってしまいました。
そんな中でのトリオ演奏、オリジナル版では最後になる“Solo-IN MEMORY HIS FATHER"は渾身を込められているように、プロローグからテーマ、エピローグと、思いをはっきり表現していることが、ひしひしと伝わったきます。
亡くなった父親に対してできる追憶、テーマに入ってのメロディは、エバンスの普段言われている孤高のフレーズよりやさしい、思いやりがにじみ出ているように感じます。
父親への思いは(女性の方、失礼します)何かと男としては色々あるのです。
簡単にストレートに表現ができず、逆の表現をしたり、屈折してみたり。亡くなった後にやっと素直に表現出来たりします。
面白そうなテーマなので、もう少し続けていこうと思います。
父の日まで続けます。
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