最近イギリスのちょっと地味な映画を結構みている。
「生きる」や「ロスと・キング」なんかだけれど、これもその仲間の作品と言えるだろう。
レイチェル・ジョイス氏のベストセラーをヘッティ・マクドナルドが監督した2022年のイギリス映画。
ホスピスに入った元同僚の女性に希望を与えようと800キロはなれたホスピスに徒歩で向かう老人の話で、その老人を75歳のジム・ブローベントが演じる。このおじいちゃんどこかで見た気がする。
話は現代なので、途中それをニュースでしった人たちが群れをなしたりと、現代的な描写になって、本当の意思が現代でどのようにしたら表現できるかなどが面白い素材だった。
地味だけれど、シチュエーションで結構良い場面がもりこまれていた。ネタバレだけど、主人公のプレゼントで同僚は光につつまれたし、その光が彼の旅を応援したひとびとの基に届くことでこの映画が纏められる。
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