昨年読む本が決まらないところ、この人の名前を知ったのでどれか読もうと選んだ(図書館で)一冊。
読むのにずいぶん時間がかかったのはいまいち波長が合わないからなのでしょうか。
読み始めたら、すぐに主人公がどんどん人を殺しちゃう、これまでにあまり経験のない展開です。
それで拾い読みを少し。
なんて馬鹿げた騒ぎなんだ、とピットは思った。計画に着手してからほんの一日半で、少なくとも三〇名の人間を殺し、ヘリコプター一機を撃ち落し、砲艦二隻を沈没させた。大儀名文の下でおこなわれたことだ、とピットは皮肉に思った。
「あなたは彼らを知らないからです」そこではじめて、ガンは強いて笑顔をみせた。「地獄に入っていって、テキーラのオンザロックを手に出てくる者が入りとすれば」とガンは新たな確信を得ていった。「そはダーク・ピット以外にいない」
ということで最後まで、こんなことが続いていて、実は読み終わってホッとしています。最後まで読んだのだからよいですが、ちょっとB級映画を見た感じです。
図書館に予約していたものがいっぺんに届いて、これは期限で読むのは無理のようですが、いくらかご報告できたらと思います。
シリーズの最初から読むと、入りやすいかもしれないですね。
シリーズ後半は、なぜか読むのをやめてしまいました。
ダーク・ピットシリーズを始めて読みましたが、出だしは異次元みたいな話がつくらしいですね。どうもスタートがうまくのれずにですが、完読はしました。
新しいものが出ているでしょうが、他がもっと忙しくなるでしょう。