Mads Vindingがピアニストを選んで作るトリオアルバムは、ピエラヌンツィとかカーステイン・ダールとのアルバムが素晴らしく、それでこのベーシストを好きになった感があります。
今回はそのピアニストがJacob Karlzonということで、もちろんこれは買いにいくアルバムです。
1曲目の“Nefertiti”の漂うようなピアノとベースはヴィンディングでも珍しい感じでこれは良い。
2曲目はスタンダード“YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS”を緊張感を持ちながらの演奏もいいかも知れない、ベースソロが古い曲なのに飽きないラインを聞かせます。
3曲目も古いスタンダード、ここまではとても切れもあり良い感じです。
4曲目はミッシェル・ルグランの曲“THE SUMMER KNOWS ”これもなかなか良い感じです。
なぜこのようなことを書いているかというと、このピアニスト、私的には以外と会わなくて、実はあまり評価していません。タッチとかテクとこか悪いことはありませんが好みでしょうか。テクで弾いてしまうというか、音数が多すぎて余計だと思う音が多いのです。メロディをつむぐというよりか、フレーズを派手にしているように聴こえるのです。
5曲目はそのピアニストの曲でクラシカルな展開がこれは良い、このアルバムのベストではないでしょうか。
6曲目はショーターの“FOOTPRINTS”ピアノとベースの感じはいいのですがこのような感じだと、Morten Lundがもう少しバスを効かしてくれて力強いといいのではないでしょうか、絶対ここではドドドッという音が欲しいと思います。
10曲目の“YESTERDAYS”などはベースソロから初めてピアノに行くあたりの展開は書いたようですが、そのピアノメロディはなかなか良い感じです。
ファーストインプレッションはこのピアニストの、メロディというよりか装飾譜みたいないつもの音が気になりましたが、何度か聴けばそれほど気にはならなくなりました。
ただここまでで、ピエラヌンツィやダールのアルバムにはとても届いているとは思いません。もっと若くて鋭いピアニストがでているので、その点Madsの臭覚は凄いので、これからもっと良いアルバムを作るでしょう。
bubbles & ballads / mads vinding
MADS VINDING(b)
JACOB KARLZON(p)
MORTEN LUND(ds)
1. NEFERTITI
2. YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
3. ALL THE THINGS YOU ARE
4. THE SUMMER KNOWS
5. BUBBLES
6. FOOTPRINTS
7. MISTY
8. FLAT BLUES
9. CESTERBAL
10. YESTERDAYS
11. ON GREEN DOLPHIN STREET
カールソン、場合によっては、非常に耽美てきで、音数も少ないのですが、、、
ダニエルソンのアルバムは、もう少し楽しんでからブログにあげますね。(*^_^*)
カールソン私的にはいまいちな人なんです。
たぶん出会いが悪いですね。
マッズがダールとリールとやるライブが出るみたいですね。こちらのほうが興奮度高いです。
私的には、好きな曲も含め、なかなか、よかったです。
今日は、雨ですわ。。
葉桜が雨で、いい感じです。
あまりカールソンとは好みが会っていませんでしたが、古いアルバムを買いました。
このアルバム,私はJacob KarlzonとVindingとのコンビネーションに関心があり,購入に至りました。このアルバム自体は悪くないと思いますし,Karlzonは前よりもよくなっていると思います。
私の記事にも書きましたが,KarlzonのピアノにBrad Mehldauを感じた私にとっては,彼のスタイルはOKということになりますが,それがともすれば装飾過剰ということになりかねないという気がしないでもないですね。
TBさせて頂きます。
カールソンのアルバムが最近とても目につきます。
新しいものも多いので、人気が定着しているのですね。
TBありがとうございました。