JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

あの麦わら帽子は  FRST PLACE AGAIN / PAUL DESMOND

2007-04-15 20:54:07 | 聞いてますCDいいと思う




“お母さん、僕のあの麦わら帽子はどこにいったのでしょうね”
この台詞覚えていますか。
森村誠一の小説“人間の証明”で使われる西条八十の詩の一節です。
昨日はこの言葉があるところに向う途中に、浮かび上がっていました。
昨日、今日と鴨川に行ってきました。最初は遠いし、から始まり、でも行きたいから、泊まりで行きたいと、久しぶりの土曜休みなのに、旅行になってしまいました。やれやれ。
実は私は親戚の子供たちと、小さい頃の夏、祖母の田舎の海で過ごしていました。毎日午前中から海で遊び、昼寝をした後また海で遊びました。鴨川につくのは時間の束縛もなく、館山を回っていく事にしました。館山に行く途中にその海があることを思い出し行くことにしました。







そこに向う事に決めたら冒頭の言葉が浮かんできたのです。
子供の頃には、外にいるときは強い日差しの下にいるのですから、いつも麦わら帽子をかぶる様に言われていました。海で遊ぶ裸の肌にはちくちくしていたい麦わら帽子はどこにいたのでしょうね。
何十年ぶりに見た海は思いのほか小さく、ひなびていました。昔過ごした家はありませんが夕暮れを見ながらハーモニカを吹いたりした場所の後ははっきりわかり、その場所にある木々が同じ事がほっとしました。








ただ、海は強い風で荒れていて、恐く感じてしまいました。昔海を恐いと感じた覚えは有りません。昔ここで遊んだ私と今の私は同じ人なのでしょうかと思いました。
足元がおぼつかない私が、揺れる波に不安を感じるのは年かも知れません。
昔いた場所がそこにある事実と、私の変化の中で現実は変わっていくにでしょうね。ちょっとナイーブになりました。
その夜は、プチホテルに泊まりました。オールウエィズというところです。





ホールに小さいながらJBLがおいてあり、泊まっている若いカップルは部屋に行ってしまいますので、一人勝手にもっていたCDとか聞かせてもらいました。途中宿主もいらして、お話しました。持っていったアルバムから、ガラティを気に入っていただいたようで、ここにも一枚落ちました。
その宿にあったのがこのアルバム、マスターの陶磁の師匠がJAZZがお好きなようで、それをコピーした1枚でした。鴨川の海岸のとても静かな、というより雑音は一切聞こえない平らな静寂がありました。その中での音の流れは素晴らしいものです。静寂がこれほど価値があるとは、ポール・デスモンドが静かに流れました。

鴨川の目的は結果よろしくありませんでした。やれやれ。

FIRST PLACE AGAIN / PAUL DESMOND

1 I GET A KICK OUT OF YOU
2 FOR ALL WE KNOW
3 2 DEGREES EAST, 3 DEGREES WEST
4 GREENSLEEVES
5 YOU GO TO MY HEAD
6 EAST OF THE SUN
7 TIME AFTER TIME
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新しい友達できていますか  RICORDO / ALFIO ORIGLIO

2007-04-13 23:16:45 | 聞いてますCDおすすめ
昨年アーテチョークさんが新作を紹介した、ALFIO ORIGLIOの2000年録音のデビュー作です。アーテチョークさんは当時から愛聴盤だそうですが、私は今度の発売で拾いました。
ちょっと硬質な音で、線のはっきりした右手のフレーズは、男性的でありながら繊細です。
ベースのレミー・ヴィノロはいくつかのアルバムで聴いていますが、正確で気持ちの良い音です。
ケニー・カークランドに捧げられた“LOLA”は内省的な曲ながら、ベースのソロや、ドラムスをたたいているチェカレリのバックアップがすばらしい曲です。
4曲目“PERALFIO”の出だしは打楽器的なベースに驚きますが、その後のピアノのメロディはドラムスとベースのラインにきれいにマッチして、リリカルです。
5曲目はビージーズのカバー、知っているメロディですが華美にならず、すっきりとしながら弾いていることは結構凄い。
最後の曲は若々しい曲で、ベースとドラムスに緊迫感がありいいグループになっています。ずっと続けて欲しいようなグループです。
といって2000年の録音だからその後を聞くことはできるわけです。
ゆっくりとお知り合いに(といっても一方通行の)なって行きます。

RICORDO / Alfio Origlio

Alfio Origlio piano
Remy Vignolo bass
Andre Cecareli drums

1 Jacomo
2 Zebulon
3 Lola
4 Per Alfio*
5 Hoe Deep Is Your Love
6 Mauresque
7 Didonade
8 12 Mesures Pour Un Cagnaro




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見つけたけれど PASS THE BEBOP / BENJAMIN KOPPEL

2007-04-12 22:25:25 | 聞いたけどCDどちらでも
ALEX RIEL TRIOで素敵なピアノを弾いているのでHEINE HANSENを他で探したら1年後の録音に、こんなアルバムがありました。
ベースがJASPER LUNDGAARDからMADS VINDNGに変わったトリオにアルトサックスがPHIL WOODSとBENJAMIN KOPPELという2人の掛け合いになります。これはいいと思いました。
BENJAMIN KOPPELという人が主体のアルバムで、敬愛するウッズを招いてバップを演奏するという事のようです。
聴いてみると、少し年を取ったウッズの演奏と、私的にはあまり好きでない音とフレーズのKOPPELの演奏で残念なアルバムであります。
9曲中7曲がその人のオリジナルで、客演のウッズがそれにあわせる事になってあまり面白くなっていきません。聴く中では5曲目“PASS THE BEBOP"がファンキーな感じでいいと思います。
その意味では“HOW HIGH THE MOON"と“AUTAMN LEAVES"は自作曲の思いいれがなくて素直な演奏で良いと思います。もっとスタンダードを多くしたらよかったのにと思いますが、自分のアルバムになるとしょうがないのでしょうね。
ところでピアノのHEINE HANSENはというと、バップのピアノもこなせてうまいのですが、残念ながらあまり目立つというところはありません。ただアルバムの中では一番良いと思います。次にどこで良い仕事しているかなと思います。

PASS THE BEBOP / Benjamin koppel

Benjamin Koppel alto sax
Phil Woods alto sax
Heine Hansen piano
Mads vinding bass
Alex Riel drums

1 CHESS PARTY
2 MOTHER'S SONG
3 36 - 14 (A BOP RESULT)
4 HOW HIGH THE MOON
5 PASS THE BEBOP
6 K.O. (I'M FISHING IN THE SEINE)
7 AUTUMN LEAVES
8 BEFORE THE CONCERT
9 RAZORBILL RELAXIN'

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ざぶとん一枚 WHAT HAPPENED ? / ALEX RIEL 

2007-04-11 22:54:59 | 聞いてますCDいいと思う
日本で流通当時ずいぶん人気を集めたらしいアルバムです。AREX RIELがリーダーでJESPER LUNDGAARDのベースにピアノという結構あるセットだと思います。“Yesterday”に始まって“Nature Boy”この曲好きなんですが、メロディを軽やかに上手く歌わせるピアノです。5曲目“I'm getting Sentimental over You”なんかリールのブラシ上手いと思います。7曲目“Gaiant Steps”を上手くアレンジして違和感がありません。変に難しくせずサラリといくところ良かったと思います。
8曲目“Dreaming Streaming”はLundgaardのトラデショナルのようなベースで始まる曲で、好きなんです、この感じ。
フォービートの曲で軽く終わります。
このピアニスト、軽やかだけど軽薄ではなく、明るいののに派手でなく、透明な明るさが歌っているような良い感じです。ベースのルンゴーがちょっと重め、ドラムのアレックスはいつもよりキッチリして軽め、そしてピアノが軽やかで、特にスタンダードの曲がはっきりしているものが楽しくかんじました。
Alex RielもJeaperもだいたいいつも通りだし、このピアニストが突然アバンギャルドからこちらに変わったとも思えません。
“what happenend?”ってこの記事の題は“何が起きたか解からない”だなと考えていたら、突然流れ始めました。
クランプトンの“ティアーズ・インヘブン”がアコーステックギターで。
私このアルバムを2年ぐらい前に入手していましたが、初めて聞きました。トレーに乗せぱなっしにしたら鳴り出しました。
全くクレジットはありません。ベースとドラムスは同じなのでHeine Hansenがギターを弾いているのでしょう。お遊び以上の心地よさです。驚きました。
これが“what happened?”
おいおい、これでは私のblogの題みたいじゃないですか。
も~   “ざぶとん一枚あげとくれ~”

  WHAT HAPPENED? / ALEX RIEL

Alex Reiel drums
Heine Hansen piano
Jesper Lundgaard bass

1 Yesterdays
2 Nature Boy
3 100m Spurt
4 Without
5 I'm getting Sentimental over You
6 Ac-cent-tchu-ate the Positive
7 Giant Steps
8 Dreaming Streaming
9 3rd Dimension
10 Idaho
11 ・・・・
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toshikoを聴く toshiko plays toshiko /  秋吉敏子 

2007-04-10 20:45:20 | 聞いてますCDおすすめ
秋吉 敏子の生演奏は2005年に横浜JAZZプロムナードでトリオ演奏を見ることができました。映像では先日、日本での公演の模様をTVで見ました。アグレッシブな姿勢は畏敬の念を持ちます。ただ残念ながらプレーの方はちょっと年を感じることがありました。
このアルバムは1996年、11年前の録音です。ということは渡米40年記念、デビュー50年の年になります。
秋吉敏子が自作曲をピアノトリオやホーンを入れて演奏する、それまでの自分を再表現したものに思えます。
ここではtoshikoの曲を聴くことが、toshikoのピアノプレーを聴くことが、toshikoのアレンジを聴くことできます。
1曲目はやはり素晴らしい曲、凄いピアノにベースにドラムス、これだけで記録の価値ありのような演奏です。
確かに秋吉の自作曲ですが、私はよりバップ色の強いピアノの曲が楽しめます。4曲目の“Interlude”や6曲目の“Ferewell To Mingus”が好きですが、これは好みでしょう。
10曲目の“Timw Stream”などまだ若いはりのあるtosikoです。日本が誇るピアニストでアレンジャー、今のご活躍も何一つ不満を言うつもりはありません。
こんな素晴らしいアルバムが他にも沢山あるのです。
秋吉敏子様、音楽生活60年おめでとうございます。というのを何で今年書いているか、申し訳ありません。


  toshiko plays toshiko / Toshiko Akiyoshi

Toshiko Akiyoshi piano
George Mraz bass
Lewis Nash drums
Lew Tabakin tenor sax6,9 flute3,8
Gary Foster alto sax 4, flute8
Bobby Show trumpet,flugel hone2
Jim Snidero alto sax 7,9
Joe Magnarelli trumpet 7
John Eckert trumpet 9
Mike Ponella trumpet 9
Harvey Estrin flute 8
David Tofani flute 8
Trudy Kane flute 8

1 Long Yellow Road
2 Memory
3 Kogun
4 Interlude
5 Studio J
6 Ferewell To Mingus
7 Deracinated Flower
8 The First Night
9 Jammin'At Carnegie
10 Time Stream



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普通で凄い THE LAST STITT SESSIONS VOL.. 1&2

2007-04-09 22:54:22 | 聞いてますCDいいと思う
プレーヤーのラストレコーディングを一時期集めようとしたことがあります。ビル・エバンスやスタン・ゲッツのものなど最期を悟った気迫こもるものもありますが、特にそうでないものもあり、やめてしまいました。
このSonny Steittのアルバムから死の気配は感じられません。
1982年6月8,9日のライブの模様です。この一ヵ月後日本公演では立っていることができず、車椅子での演奏だったそうです。網走で公演中に倒れ緊急治療を受けますが、7月22日に皮膚がんで亡くなりました。
死を意識した気迫あふれる演奏も凄いですが、このように伸びやかに、楽しげで普段通りというのも逆に凄いことに思えます。
パーカーに対しては感想をどうとか言うのは、いいずらいのですが、このソニー・ステットはなぜか気楽に感じ、親近感があります。
このアルバムはアルトとテナーが半々ですが、私はやっぱりアルトです。4曲目アルトに持ち替えての“KEEPIN'IT”の張りのある音でのテーマと、息の長い流れのあるフレーズに魅力を感じます。
7曲目、Jimmy Cobbのきっちりしたシンバル、ジュニア・マンスの小粋なピアノ、少しづつソロを取りますが、うまさが光ます。
後半はピアノがWalter Davisにかわります。トランペットのBill Hardmanも地味ですが、グループにマッチした演奏です。
テナーもうまいのですが、少しおとなしいのは、アルトとの差があってよいのかも知れません。
壮絶でないけど凄いアルバムと思います。

THE LAST STITT SESSIONS VOL. 1 & 2

Sonny Stitt tenor,alto saxophone
Junior Mance piano 1-8
Gerge Duvivier bass
Jimmy Cobb drums
Bill Hardman trumpet 10,13,14
Walter Davis piano 9-14

1 STEAMOLLER
2 I'LL BE SEEING YOU
3 OUT OF NOWHERE
4 SWEET GEORGIA BROWN
5 KEEPIN' IT
6 THIS IS ALWAYS
7 MAKIN'IT
8 ANGEL EYES
9 AT LAST
10 BOUNCIN' WITH BUD
11 AS TIMR GOES BY
12 SWIFTY
13 SUGER
14 JUMPIN'THE BLUES

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快調に HANDFUL of SOUL / MARIO BIONDI

2007-04-08 22:00:25 | 聞いてますCDいいと思う
土曜日も仕事が続いて久しぶりの日曜日で有りました。4月からの体制も動き始めましたが、多くの人が目標を持って始動し始めたようです。私は決意表明みたいななものが嫌いですが、とにかく済んで、後は頑張るだけになりました。
我が家でも,もう一人がんばり始めた体育会の青年がいまして今日は応援に行ってまいりました。



4月1日から第81回関東大学サッカーリーグ戦が始まりました。
小学校6年、中学3年、高校3年、大学4年とずっとサッカーを続けてきた息子の最後のシーズンが始まりました。小学校の頃には2回県大会で優勝した事もあったり、ずっと応援に出かけていました。当時は本当に息子のサッカーで週が回るような事がありました。最近はそんなこともありませんが今年は最後、少し昔に戻ってみたいと思います。
大学に入ってからは、トップチームにいるものの、なかなか試合に出る機会に恵まれませんでした。ボランチのサブという立場で、とにかくいつでもUPできる状態に自分を置くために人一番走ったと本人は言っていました。
今期は開幕から、スタメンに選ばれているようで、晴れ姿を見に行きました。



大学のチームに所属してからは、なかなか公式戦の姿が見れなかったので、今日は実はかなりうれしい思い出いるのです。
ちょっと息子の姿もUP。秘密です。



今日の試合は、おかげさまで開幕2連勝目となりました。わが子のチームは関東リーグ2部ですから、悲願の1部昇格に向けて快調な良いスタートを切れています。
とにかく怪我をせずに最後の年を納得して欲しいと思います。
ずっと調子が良いといいのですが、祈るばかりです。

JAZZでも勢い一杯の人がいますが、あやかりたいですね。




Fabriozio Bossoの所属する凄いグループthe Hight Five Quintetの演奏です。といっても実はMario Biondiという人のvocalアルバムですが、バックのHigh Fiveを聴くアルバムです。歌は最初一瞬、つのだ・ひろ見たいですがそれよりソフトでかれています。だけどそれはまあどうでも良く、バックを聴くのです。1曲目はBAsso,2曲目はピアノのMannutza,4曲目はテナーのScannapiecoなどしっかり短くも素晴らしいフレーズが聴けます。5曲目のバラッドBosso本当に上手いと思います。
7曲目ではグループ全体の演奏も楽しめるし、8曲目“オン・ア・クリア・ディー”でもbossoのソロが知っている曲だけに楽しめました。
息子も試合で少し足をいためて返ってきましたが、友人と会いに出かけました。来週は鴨川で試合だそうでそこにはいけないかもしれません。
新しい年度、そして締めくくりの年度、思う存分頑張りましょう。

HANDFUL of SOUL / MSRIO BIONDI

Msrio biondi vocal
Luca Mannutza piano
Fabrizio Bosso trumpet,flugelhorn
Daniele Scannapieco tenor saxohone
Pietro Ciancaglini bass
Lorenzo Tucci drums

  
1 A child runs free
2 No mercy for me
3 This is what you are
4 Rio De Janeiro blue
5 Slow hot wind
6 A handful of soul
7 Never die
8 On a clear day (you can see forever)
9 Gig
10 I can't keep from crying sometimes
11 No trouble on the mountain
12 I'm her daddy





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ヒットパレード GO RIGHT JAZZ FROM POLAND 1963-75

2007-04-07 21:17:50 | 聞いてますCDいいと思う
ポーランドで1999年に出たアルバムですが、ポーランドのJAZZを紹介するアルバム。
Novi Singersというコーラスグループの歌を間の挟みながら、6組の演奏です。コーラスグループが間に入るので、昔テレビ番組で見たザ・ヒットパレードみたいな感じです。
1曲目ジャズロックのリズムをピアノが弾くとバリトンとフルートのユニゾン、ちょっとしゃれていて、女性ボーカルデュオが入ったりしてアニメルパン3世のテーマみたい。1975年jerzy Milianというヴァイブの人のグループの演奏です。ベースラインがエレベの当時のジャズロック調で、2曲目、3曲目が同じようなベースでNovi Singersのヴォーカル、ピアノはA・Makowiczって書いても全然知らない。ランバート、ロス&ヘンドリックス調のコーラスですがバックがエレベとコンガのラテン調で楽しく聴けます。
全然知らない人ばかりかというとそうでもない。4曲目は、ピアノトリオが好きなAndrej Kurylewiczのグループ、ここではトランペットを吹いてます。1963年の演奏、saxもは入りますが、この人ののフレーズて一つねじくれていると思います。
2曲またコーラスが入り7曲目はJazz Carriersというグループ。エレピの音が懐かしいラテン調の曲tenerがzbigniew jaremkoでaltoがHenryk Miskiewiczって知らない。次の曲はaleksander MazurとNovi Singersの共演でバート・バカラックのしゃれた演奏、このひとは知っているかも。2曲のコーラスの後はまたAndrejで今度はバルブ・トロンボーンでかなりフリーっぽいけどaltoのWlodzimierz Nahormyのほうがもっと激しい。コーラス1曲のあとJerzy Milianの1曲目と同じ時の演奏でストリングスも入ります。
14曲目が先日聴いたZbigniew Namislowski、オラシオさんの言うナミサンで、見つけたら聴いたほうが良いといわれた人。カルテットのライブレコーディングです。1966年の録音ですがこれがすばらしい、今でもモダンと感じえる演奏で、ピアノもベースもドラムスも皆凄い。残念ながらメンバー不明となっています。
15曲目はWojiech Karolakという人のハモンド入りのビックバンド、サンバの曲です。
あと3曲がNovi Singersのコーラスです。コーラスの配置でトータルアルバムのように感じます。
とにかくナミサンの演奏がモダンで驚きました。
全体もラテン調がベースで聴きやすいコーラスが多いのでバックグランドにもなるかも知れません。

GO RIGHT

1 Jerzy Milian Wsrod Pampasow
2 Novi Singers Toredo
3 Novi Singers All Together
4 Andrej Kurylewicz Quintet Nyamaland
5 Novi Singers Misfit
6 Novi Singers My Own Revolution
7 Jazz Carriers Mala Septyma
8 Aleksander Mazur Novi Singers It Doesn't Matter
9 Novi Singers Christine
10 Novi Singers Next,Please
11 Andrej Kurylewicz Quintet I Win't Stay With You
12 Novi Singers Five,Four,Three
13 Jerzy Milian Choreographic Sketches
14 Zbigniew Namyslowski Fair Lola
15 Wojciech Karolak Why Not Samba
16 Novi Singers The Runway
17 Novi Singers Oh,Woman
18 Novi Singers Jeansy

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もっとやって BROUGHT BACK LIVE FROM PJ'S / EDDIE CANO

2007-04-05 22:03:25 | 聞いてますCDおすすめ
なんとも変な題になって島しましたが、私が言っているのではありません。アルバムの中で聴衆の女性が何度もあおる掛け声です。
blogにトラックバックをいただくことがありますが、突然存じ上げないところからもいただきます。するとそこにもお邪魔するようになり、そちらで見つけて拾ったアルバムです。
ピアノとベースのはっきりしたリズムにオーディエンスの掛け声で始まるアルバムにラムゼイ・ルイスの“ジ・イン・クラウド”がありましたが、のりはそれ以上。
凄い勢いで曲が進んでいきます。
2曲目“ラ・バンバ”は歌手がいますが、どれが歌手やら、3曲目のコンガの効いた曲でもどこまでがプレーヤーでどこからが聴衆なのかわかりません。
4曲目“ミラ・コモンズ”VOCALを客が煽る煽る、誰が歌っているか判らない。「もっとやれ、もっとやれ」「ガハハハ」となんとも下品で最高です。
ライブ録音の音質などまるで気にならない、コンガの音が生生しく臨場感があります。ピアノは持っているテクニックを十二分に披露しているのを5曲目オリジナル“I CANT CRY ANY MORE”で感じます。
カルフォルニア州にあるクラブ“P.J'S”でのライブ、ピアニストのエディ・カロはここのレギュラーピアニスト、ということで知り尽くした客が楽しんでいるのです。
6曲目“マンデー・マンデー”7曲目“ルイ・ルイ”8曲目“グァンタラメラ”とお決まりの流れなのでしょう。
この場所に日本人の私がいても浮いてしまうかも知れませんが、いやいやきっと飛び跳ねていますね。そんな、いなかったことに嫉妬を感じてしまいます。
9曲目でちょっと落ち着かせたあとのオリジナル“I'LL NEVER FORGET YOU”などJAZZの曲としてもホレス・シルバーあたりがホーンを入れた演奏でも凄くなりそうな曲です。
11曲目もオリジナル、美しい旋律でうっとりするともう最後の曲。
“ジョージアなんかに絶対に帰らない”という曲で、でも決してこの曲で終わったわけがない。
エンディングの状況にいたかった。

  BROUGHT BACK LIVE FROM PJ'S / EDDIE CANO & HIS QUINTET

EDDIE CANO piano
DAVID TRONCOSO bass
EDDIE RALAMANTES drums
FRANK GUUTIERREZ percussion
MAX GARDUNO congas
Eddie Talamantes vocal on 2

1 SLIP,SLIP
2 LA BAMBA
3 WACK WACK
4 MIRA COMO ES
5 LOUIE LOUIE
6 GUANTANAMERA
7 BROWN & BLUE
8 I'LL NEVER FORGET YOU
9 DON'T EVER CHANGE
10 EL PITO(I'll Never Go Back To Georgia)
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イタリア男の色香  ENCORE / ANTONIO FARUO

2007-04-04 22:38:08 | 聞いてますCDおすすめ
出だしのフレーズが好きです。一音からゴスペル調の主旋律で、潔くて気が締まります。ライブでこのようにはじめられたら、一気に引き込まれるでしょう。
アントニオ・ファラオのこのアルバムを買おうとショップへ行くと、ヴィトウスと演っている新しいものが出ていてそちらに行ってしまいました。レンタルで見つけたので遡っています。
2曲目も美しいメロディでタイトル曲“ENCORE”私もアンコールです。途中のベースソロも柔らかい音です。ヴィトウスとのアルバムみたいな緊張はありませんが、その分リラックスした和みがあります。
他のメンバーが参加する1曲を除いてすべてファラオのオリジナル、4曲目もイタリアらしい美旋律、作曲の才能も大いにありです。
このピアニスト、高い音域でも細らず、よりフレーズが明確になる感じ、9曲目のピアノソロもリリカルです。
10曲目、才能があふれるあまり、すこし乱暴になるところ、ぺトチャンに似たところ感じますが、それでも弾ききってしまいます。そうすると11曲目、“JAPAN”では叙情的なフレーズがキラキラします。
ここ2作が凄いので、次もたのしみなピアニストです。

  ENCORE / antonio farao

antonio farao piano
martin gikonovski bass
dejan terzic drums

1 GOSPELLO
2 ENCORE
3 NOW IT'S DIFFERENT!
4 I'MVLOST
5 VERA
6 THREE
7 DEDE
8 A DOUBLE LIFE AND MORE
9 SYLVIE(piano solo)
10 NEWS FROM EUROPE
11 JAPAN
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