JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

若い勢い LIVE AU PETIT OPPORTUN / JEAN BENOIT COLOT

2007-04-03 21:30:48 | 聞いてますCDいいと思う
テナーとアルトとリズムというクインテットでリーダーはドラムスのJEAN BENOT COLOTという人。1996年のLiveの録音です。
ラテンタッチのDonald Berdの曲で始まります。マクリーンを思わせるアルトのあとテナーの音色好きなタイプです。ピアノはハンコック系ドラムスも色々やってリーダーを感じます。
2曲を除いて、バードの曲、リー・モーガンの曲が3曲、ジャッキー・マクリーンの曲が1曲というのを見て拾いました。どの曲もBLUE NOTEで演奏されている曲ばかり。プレーヤーたちの好みがわかります。
クインテットだと、普通ペットかとも思うのですが、アルトのフレーズがそんな感じです。
7曲目のモーガンのSIDEWINDERに収録されている“BOY WHAT A NIGHT”などはまさにペットの曲ですが、決してアルトが悪いわけではありません。
モーガンやマクリーンの時代の演奏を十分意識して、なおモダンにした面白い位置の演奏です。テナーの演奏などはそれ以後の奏者を経験した演奏で、たとえばチャールス・ロイドのフォレストフラワーなんかが思い浮かびました。
ジャケ写真はまだまだ若い人たちに見えます。11年たった今、どのように活躍しているのでしょうか。

  LIVE AU PETIT OPPORTUN / JEAN BENOIT CULOT QUINTET

JEAN BENOIT CULOT batterie
ERIC PROST tener sax
GAEL HORELLOU-POIRIER alto sax
EMMANUEL DUPPEY piano
NICOLAS TALBOT bass

1 GHANA
2 LED GRENOUILLES
3 CAPUCCION SWING
4 TWICE AROUND
5 DU COTE DE CHEZ M
6 FRANCISCO
7 BOY WHAT A NIGHT
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強い筆使い dance cactus / Manuel Rocheman

2007-04-02 22:23:16 | 聞いてますCDいいと思う
blog仲間のクリスさんが取り上げて安心して拾ったアルバムです。そういえば甘い男性vocalは注意しないといけないか。
1曲目クリスさんがいかにも好きそうな硬質な音とメロディで力強いフレーズ、ベースとドラムスも良く鳴っています。
2曲目は右手の音が一音一音しっかり立って気持ちよいと思っていると、急にフェンダーローズに代わるあたりにくいアレンジです。アコにもどってのフレーズが生きてきます。
久しぶりにNew Yorkの録音っを聞いている気がしますが、音はヨーロッパ系の感じがします。4曲目がタイトル曲、左手は意外とブロックに徹していますが、右手の強いタッチと太いフレーズがそれを気にさせません。
6曲目はラテンタッチな感じで技巧がどうのというより、楽しくうたうピアノととらえたほうが楽しい感じです。
9曲目は短いけれど緊張感漂う締まった演奏、10曲目は、Scott Coryが良いベースソロをとるとピアノはエバンスのように思索的で美しい。
11曲、12曲目で同じ曲を拍子を変えて演奏するのも面白い、私後のほうの4/4のほうがすきです。こんなことを書けるのも楽しいアルバムですが、出だしが大変素晴らしいので、半ば過ぎにちょっとだれましたが、私の集中力のなさでしょう。


cactus dance / Manuel Rocheman

Manuel Rocheman pino
Scott Colley bass
Antonio Sanchez drums

1 Aulnay Blue
2 Ypu must bilieve in spring
3 Batide de Coco
4 Cactus Dance
5 So Tender
6 Prato Feito
7 Comrade Conrad
8 I do it for your love
9 El Mosquto
10 Waltz fpr Marianne
11 I love you7/4 version
12 I love you4/4 version
コメント (4)
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やわらかいベールに包まれて Alba / NICOLA ANDRIOLI

2007-04-01 22:27:39 | 聞いてますCDいいと思う
イタリアのピアニストで評判の良い人は気になりますし、一度は聴いて見たくなります。Paolo FresuやFranco D'Andreaが推薦するピアニストNicola Andrioliという人のピアノトリオで全曲オリジナルです。
1977年生まれだから30才、いい年頃です。タッチのやわらかい主流というのが第一印象、ベースとドラムスとのグループでサウンドを作っている感じです。
2曲目あまり目立ったテーマではなく、ピアノのフレーズにベースとドラムスが反応して曲ができている感じです。
3曲目は“Haiku”という曲でカルデラッツオに同名のものがありました。外国の人は音楽テーマとして面白いと思うのでしょう。短いセンテンスを重ねた部分が俳句なのでしょうか。ベースとドラムスのソロが入りますが、ベースは不足なし、ドラムスはなかなか安定しています。
4曲目は“Dreams”というバラッド、ちょっとくすんだテーマで中音域のゆったりしたピアノソロがだんだんとモーダルに盛り上がっていきます。
5曲目はタイトルチューン、心象風景を綴っているように感じる曲で、繰り返しのテーマの間にメロディーを挟んで行きますが、フェードアウトはちょっといただけません。
7曲目は美しい曲で、やわらかいタッチのピアノフレーズが淡い水彩画のようです。
8曲目はかなり強く弾いているし、フレーズもはっきりしているのに、なぜか淡い感じがするのは、なぜでしょう。
書いている私自体、ほめているのか、不満を言っているのか良くわからない。よく聴くとフレーズもいいし、きっちりも弾いているけど、やわらかいベールが一枚あるようです。競演する人によっては、心地よいフレーズに感じるかも知れません。
聴いている私の勝手な勘違いとも思えます。凄いピアニストだと言う人がいるかもしれません。それも当たりのような気もしますが、ひとつはっきりしません。
まあ、あせらずにこれからの活躍を見たほうがいいのかも知れません。
Alba / NICOLA ANDRIOLI

Nicola Andrioli piano
Giuseppe Bassi bass
Mimmo Campanale drums

1 Mr.Good
2 Chianti
3 Haiku
4 Dreams
5 Alba
6 FS
7 Eclisse di Luna
8 La Prima Vera
9 I Cristalli di Venere
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