JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ジャズ棚のチェロ その6 CELLO4qt / Claude Bolling

2015-02-15 17:13:20 | 聞いてますCDいいと思う


2008年に結成されたチェロを中心にしたユニット、基本クロード・ボリングの音楽を演奏したアルバムのようです。
1曲ボーナス・トラックで“スパルタカス 愛のテーマ”を演奏していますが、このチェロの人もきちんとチェロを演っている人と思います。スペインの方のようで、クラシックがベースと思える画像が多い、アルバムもスペインででているもので一寸情報が乏しい。
クロード・ボリングというクラシックとジャズの融合を目指したような曲を多く書いた作曲家の作品集で、クラシックの好きな人には適度に良いと思えるアルバムです。

CELLO4qt

César Jiménez(cello)
Juan Ramón Veredas(p)
Juan Baca(b)
José Luis Gómez(ds)

1 Baroque In Rhythm
2 Concertante
3 Galop
4 Ballade
5 Romantique
6 Cello Fan
7 Spartacus Love Theme (Alex North - Bill Evans Version)

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今日、新しい希望をありがとう。  / Magnus Bage & Lars Jansson

2015-02-13 22:08:58 | 聞いてますCDいいと思う


マグヌス・ボーゲという人はまるでしらなかったけれど、なんとラース・ヤンソンがピアノで参加、自作曲7曲も提供しているから、(ほか全員のインプロ曲以外ボーケが6曲)この「SATORI」というアルバム、二人のプロジェクトみたいなものだろうと思います。
ラースがフルートと組むのは珍しいけれど、このフルート、クラシックの方の人らしい。難しい楽器として有名なフルートはリード奏者が合わせて吹くような場合が多くて、結構我流、癖のある吹き方がおおいけれど、このボーケという人とても良い発音で驚いてしまいます。

クラシックとジャズとの垣根なんてないというこのクラシックの人、クラシックの技量でジャズをやっているという感じ、ラースのジャズ度がうまくマッチしています。

奇麗なフルートだけれど、ちゃんとジャズしていて、3曲目“JOHN”はたぶんコルトレーンのことだろうと思う美しい曲です。この人曲も良くて12曲目もブルースのはいった美曲、“AUTUMN AGAIN”という曲名でしんみりしてしまいます。
5曲目のタイトル曲“SATORI”はここから曲調変わって、一寸変わった音階をつかって、ラースもこの人もヨガやスピリチャルな感覚を共有しているみたい。
次の3曲はラースの連作で、ちゃんと譜面に落とした現代音楽、クラシックをすごく意識した曲。
次はそれを発展させるような、4人のインプロで出来たのではと思う曲。
10曲目からまた美しい調子にもどって、ラースの曲でベースのFREDRIK JONSSONは、こちらもダニエルソン風良いソロです。
13曲目にラースの“HOPE”があるじゃないと思って待っていると、何とこれがフルートのソロ。
クラシックの小品ですと言われてもうなずいてします美しい流れ、二人でこの流れにしたのだろうとこれはこれで納得です。

新しい“希望”に今日出会えたのもこれもまたプレゼントみたいに感じます。



今日はちょっと特別な日で(私だけだけれど)で、私事の運用のあって午後はお休み、その後時間があるので代官山のショップでDVDとCDを見つけてきた次第です。

そちらはオクサンに迎合するものも多いのですが、今はそれを聞きながらととてもいい気持ち。

というか、今夜の食事は特別だから大好きなイタリアンにでも行きますかといわれたものの、家でゆっくりするのがいいかなと家食をお願いしました。

午後から休みなので早く帰って夕食、とても良かったのでこれは記録のためです。

まずは毛ガニを頂きましたがこれはまあ写真にとることもありません。

後はあまり量を頂きませんがまずはゴルゴンゾラのペンネ、いただいたゴルゴンゾラがちょっと香り強かったので生クリームなどで調整してたペンネで、これだけでワイン一本いけます。



それでいただいているのが、ナパのワイン。何年か前にあちらで買ってきたもの、今日はなんか特別なのでいただいています。



もう一つの料理がビーフ・シチューというか煮込み、これ素晴らしい味にしあがりました。



ということで、新しい希望の後に、いくつかの出会いを見つけて、おいしい料理(愛情だそうです)を頂きました。

「HOPE」,いつでも次に来るのでないでしょうか。

SATORI / Magnus Bage & Lars Jansson

MAGNUS BAGE (fl)
LARS JANSSON (p)
FREDRIK JONSSON (b)
CHRISTER SJOSTROM (ds)
2015年作品

1.DAD UP IN A TREE
2.ARGENTINA
3.JOHN
4.MAPREM
5.SATORI
6.DIALOG 1
7.DIALOG 2
8.DIALOG 3
9.THE TYPEWRITER
10.IT WORKED
11.THE BLUE TALE
12.AUTUMN AGAIN
13.HOPE
14.TENDER
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春はパリから LA VIE EN ROSE / Richard Galliano & Sylvin Luc

2015-02-12 22:15:03 | 聞いてますCDいいと思う


全く毎日寒いので、変なはなしだけれど腹が立ってくるような感じです。
シャツ一枚で外を歩くような日がくるのだろうかと思ってしまいますが、そんな感じのアルバムが届きました。
新しいアルバムがでるとまずはチェックの対象になるガリアーノの新作は、ついこの間大喜びしたギターのシルヴァン・リュックとのデュオなのでもちろんという感じで拾いました。
タイトルが「LA VIE EN ROSE」でフランス語の曲名がならんでいます。
どうやらエディット・ピアフの歌曲集のようで、1曲目から、もうフランスの街にいるようです。



エディット・ピアフを好んで聞いたこともないけれど、聴いているとこれ知っているという曲が半分近くあります。たぶん子供のころに越路吹雪の歌を姉たちがよく聞いていたかだろうと思います。
タイトルになった曲と8曲目は“愛の賛歌”これは知っているけれど、邦題はなんてついていたかしらべたら、知っていたのは15曲目の“パリの空の下”ぐらいでした。
曲は聴いたことがあるけれど、題名を知らなかったのは2曲目“アコーディオン弾き”3曲目“いつかの二人”7曲目“哀れなジャン”9曲目“バラのほほえみ”13曲目“私の神様”なんかです。

どの曲もしっているから、かなり有名曲なのでしょう。ピアフ縛りだから、曲の感じは似ているけれど、それが、なんだかパリのそれもシャツ一枚で街を歩いて温かさです。リュックもここではマヌーシュの感じもだしてライト、寒い寒いと行っているけれど、パリは春じゃないかと思う。

LA VIE EN ROSE / Richard Galliano & Sylvin Luc


Richard Galliano accordion,accordina, bandonéon
Sylvain Luc guitar

Recorded August 2014 in Pernes les Fontaines

01 Douce Joie
02 L'accordéoniste
03 Les Amants d'un Jour
04 La chanson des forains
05 Flambée Montalbanaise
06 La Foule
07 La Goualante du pauvre Jean
08 L'Hymne à l'amour
09 Je m'en fous pas mal
10 La vie en rose
11 Je ne regrette rien/ Passage
12 Jeannette
13 Mon Dieu/ Aria
14 Paris
15 Sous le ciel de Paris/Je n'en connais pas la fin
16 Swing Valse
____________________
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誕生日のように wallflower / DIANA KRALL

2015-02-10 21:56:30 | 聞いてますCDおすすめ


女性vocalを、いや男性vocalもあまりきかないので、vocalのアルバムも年1枚か2枚でしょうか。年に一度ぐらい、まるで誕生日にびっくりプレゼントをもらったみたいに感じるアルバムに出会いました。
怒りだすファンもいるかもしれないけれど、ほとんどダイアナ・クラールも真面目にきいたことがないみたい。カタカナをきちんと読まない性格がたたって、(カタカナだけじゃないか)ダイアン・クラークじゃなかったっけとおもったり、イリアーヌ嬢とかぶってきおくしてたりと、何とも申し訳ない。

本日から正式な大ファンです。
この年になると、それに近い人は在絶賛、そんな方の記事を読んでからの購入です。ですからもちろん購入は「deluxe edition」(ガハハ)ピアノを弾きながら歌うお姿が3曲にほか“イン・マイ・ライフ”なんかもこれはうれしい。
 14曲のうち知っている曲は半分ぐらい、昔の方の半分というかんじだけれど、1曲目の“夢のカルフォルニア”でもうため息が出てしまう。だれでもいうだろうけれど、おやじのヴォーカル好きの女性ファンのあなた、あなたですよ。これは必須です。

アレンジ、コーラス、バックの演奏と粋をこらして、なおかつ落ち着きしっとりのアルバムは、だから誰かが好みを選んでプレゼントしてくれたようなそんなうれしさです。

で実はその誕生日まじかで、オクサンの友達も一緒でお祝いしてもらいました。
お休みのおけいこの後、お昼には予約してくれたところが、おけいこばしょから5分、結構気に入っている場所です。





チェロの最初のおけいこの日もそういえばこの3人で食事したのが懐かしい、チェロも若干貫禄が付いてきました。



お安いランチですが、ナパのワインがあってそれが素晴らしい。



前菜盛り合わせの後は3人三様、煮込みが良かったみたいです。







で追加でチーズをいただいて、ワインはフランスに切り替え、(ナパのままでよかった)



でこれで締め。



東京に住む息子1もお祝いしようといってくれているけれど、何と家にくるそうです。1月集まった時に、かぜでこれなかったからそれも良いか。

ダイアナ・クラールもうれしいけれど、そちらもうれしい。

wallflower / DIANA KRALL

01. California Dreamin' / オリジナル: The Mamas & Papas 1965年
02. Desperado Piano: David Foster / オリジナル:Linda Ronstadt 1973年
03. Superstar / オリジナル:Delaney & Bonnie 1969年
04. Alone Again (Naturally) feat. Michael Bublé / オリジナル : Gilbert O'Sullivan 1972年
05. Wallflower feat. Blake Mills / オリジナル:Bob Dylan 1971年
06. If I Take You Home Tonight / Paul McCartney本作のためにき下ろし
07. I Can't Tell You Why / オリジナル:The Eagles 1979年
08. Sorry Seems To Be The Hardest Word / オリジナル:Elton John 1976年
09. Operator (That's Not The Way It Feels) / オリジナル:Jim Croce 1972年
10. I'm Not In Love / オリジナル:10cc 1975年
11. Feels Like Home feat. Bryan Adams / オリジナル:Bonnie Raitt 1995年
12. Don't Dream It's Over / オリジナル:Crowded House 1986年
13. In My Life / オリジナル:The Beatles 1965年
14. Yeh Yeh/ Diana Krall, Featuring Georgie Fame オリジナル:Georgie Famee & The Blue Flames 1965年
15. Sorry Seems To Be The Hardest Word - Live From Paris France
16. Wallflower - Live From Paris, France

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ジャズ棚のチェロ その5 IMJUI / Christian Wegscheider

2015-02-09 21:50:53 | 聞いたけどCDどちらでも


ドイツのピアニストがリーダーのアルバムです。
基本ピアノ・トリオに弦楽トリオがプラスされた演奏です。
ピアノ・スタイルはコンテンポラリーともちがう、古いともちがう、個性的なドイツの人だなと言う感じで、こちらも一寸演劇を見ているような感じです。
演劇で結構弦楽がバックに入ることあるけれど、そのような感じでジャズ演奏に弦楽が入っているもの、これもクラシックの棚にはあるわけがありません。

Christian Wegscheider (grand piano)
Henning Sieverts (double bass)
Cristian Salfellner (drums)
-Trio Plus
Beate Keilhack (viollin)
Margit Rubatscher (viola)
Nikalaus Massner (cello)

1. Im Zirkus mit Libet
2. Der Clown geht nach Hause
3. Überraschung
4. Solar
5. Im Jun
6. Fuxloch
7. Kaiserwalzer
8. Variation
9. Heute Julia Morgen
10. Die Gelassenheit des Elias G.
11. Sonnwendjoch

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名前だけでも Soul Tango Invasion / Zisman&Fulgido

2015-02-08 23:13:00 | 聞いてますCDおすすめ


JAZZの棚でTangoの文字をみつけると、買ってしまうけれど今回は別の理由もあって買いました。「Soul Tango Invasion」とはまさにど真ん中のタイトルです。

リーダー二人はまるで知らない人ですが、別の理由とはBilly Cobham、昨日のアンドレ・セッカレリが元気なドラムを叩いていたのはうれしくなるけれど、このビリー・コブハムはもう一つ年上。名前が載ってるアルバムは名前だけで欲しくなってしまいます。
日本では大隅さんが同じ年です。74才になっているアルド・ロマーノも新しアルバム出しているて、このような人たち何ともカッコ良いということで買いました。

1曲目、ガット・ギターのリズムに乗ってバンドネオンのメロエィ、エレキ・ギターをオーバーダブさせて、それほど斬新なサウンドではないけれど、悪くはない。
2曲目は同じピアゾラの“Libertango”メロディはフリューゲル、バンドネオンのあとのフリューゲルのソロが良い。と思ったらこの名前懐かしいです。大好きなアルバム「ESTATE」の人でした。エレピも良い。
フューチャリングで若い二人以外の4人があがっていますから、4人の力をかりてつくった幸せなアルバムなのでしょう。
若い二人はどうやらスイスで活動している人たちのようです。



二人とも特出したテクを見せるというわけではありませんが、気心の通じているのが解るプレー、ギターがウエスみたいに弾いたり、ロックを聞かせたり微笑ましい。

4曲目、ガット・ギターが美しく弾き始めて、哀愁あるバンドネオン、ギターの人の曲だけどこの人の曲がポップで良い。
5曲目、エレベのリズムで始まってロック調、ここでコブハムが切れのあるドラムス、変わらないコブハム・ドラムスがうれしい。
6曲目はアルゼンチン・タンゴ風7曲目もギターの人の曲で、ここでは哀愁あるCarusoも聞かせて、こちらは昨日と違ってしっとりして星プラス。
8曲目がバンドネオンの人のこちらはロック調。
最後はギターの人のフォークがはいった爽やかな感じで終わります。

名前だけでも買ってしまいましたが、思いのほか楽しめるアルバムです。

Soul Tango Invasion / Zisman&Fulgido

Michael Zisman, bnd
Sebastien Fulgido, g/voc
Matthieu Michel, flg
William Evans, kbds
Wolfgang Zwiauer, b
Billy Cobham, d

1. Escualo [Soul Tango Version]
2. Libertango
3. Dia Que Me Quieras
4. Fratello
5. In the Box
6. Milongology
7. Caruso
8. Rock On, Mike!
9. For Both of You
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チェしか読まない

2015-02-06 21:57:49 | チェロ無難


新しいアルバムもなくなってきたの何かを拾おう会社近くの中古屋さんに行ってみました。そこではジャズの棚はほとんどみないで、チェロ盤探しがメインです。
でこのアルバムがチェロの棚に入っていました。もちろんヘルムート・バルヒャは大好きな演奏家です。でもヴァルハという文字にはなじみがありません。
イタリア協奏曲も知らないわけではありません。この曲をチェロに編曲してヴァルハという人が演奏しているのか、勝手な思い込みをしてしまいました。
20世紀のドイツのチェンバロ奏者ときちんと書いてあるけれど、チェロに関しては視野が以上に狭くなっているので、チェまでしか読まない。
カー・ステレオにいれて最初にチェンバロの音が出て、全てを悟りました。

あったりまえだけれどバカさ加減に笑ってしまいます。

チェロの棚にチェンバロがあってももちろん怒りません。バルヒャが好きでチェンバロも好きで、バッハもすきだからこれは久しぶりに楽しめました。
このblog記事の為のこじつけでしょうと思われるかもしれませんが、事実なので人生はとても楽しいと思います。

いっしょに買ったブラームスのチェロ協奏曲も楽しめました。


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きざし 春待草って

2015-02-05 21:47:30 | 聞いてますCDおすすめ
とても冷たい朝、凍てついた車で出勤です。
このような時クリポタみたいなのを聞きながらというのもどうかと思う。
それでえらんだのがこんなアルバム。
どちらもぽつんとだけれど春の兆しをみつけるような感じです。



大石さんのアルバムは、新しいものは必ず買うことにしているけれど、聞き始めたころの作品で最近入手、ピアノ・ソロは当たり前だけれど大石さんそのものです。
思いついた言葉は春待草、言葉が先でそんな花があるかとしらべたらすみれがそう呼ばれるそうです。



すみれとはあまり馴染なかったから新たに知識になりました。この季節で、春を感じる花としては水仙を思い浮かべていました。
この花は別名雪中花だそうです。



何も知らないでこの人のアルバムを買ったのはずいぶん昔のことだけれど、最近日本でずいぶん人気になっているようで、久しぶりに買ったのがこのアルバムでした。



キコ・シネシ氏が日本で2012年に録音したアルバムもなんかポッと春が兆す様な感じです。

と言うのでまだ寒いけど、花二つでした。
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絶対的なプラス TWELVE YEARS AGE / ANDRE CECCARELLI

2015-02-04 21:39:48 | 聞いてますCDおすすめ


アンドレ・セッカレリのアルバムはそんなに発売されるわけではありませんが、定期的にフランスのどこかから出ているように思います。
今回はペットがニコラス・フォルメルだし、ピアノがエリック・レニーニ、それにゲストも良いのでこれは良さそうな感じです。

1曲目、かろやかな2管で始まって、なんたってドラムスが正確、軽快です。テナー、ペットのソロは、現在進行のNYジャズじゃないけれど、タイトルも“TWELVE YEARS AGE ”だからこれはこれで良い。
レニーニのピアノ・ソロもカッコイイ、モダン・ジャズと呼ばれているころの感じです。
2曲目、ここでヴォーカルが登場、軽めな一寸ハスキーな男性です。3曲目もヴォーカル入り、Alex Ligertwoodとクレジットされていて、調べたらサンタナのところで歌っていた方だそうで、現在68才。メローな感じの歌、高いところが一寸厳しいかでも12年前から仲良く演っていたのでしょうね。
5曲目、レニーニのピアノで始まるファンキー・チューンはフォルメルのペット・ソロからフルート、トロンボーン、ピアノとソロ廻しがカッコイイ。
7曲目セッカレリの曲を3管のモダン、ここでもフォルメルからトロンボーンのソロとインスト曲。
聞き直しは一寸ヴォーカル入りを飛ばすとこれは悪いけれどとても良い。
そして最後の9曲目、O・ピーターソンのようなレニーニのブルース・ピアノで始まると、そこにボーカルが入ってくるのだけれどこれが良い。メローな感じは一寸つらいけれどブルースがカッコイイ。ここに1曲だけだけれどシルヴァン・リュックのブルース・ギター、大ブルース大会になってこれには大満足です。

途中ヴォーカル部分を飛ばしても、ちょっと我慢できないわけでもないからそれを聞いても、インスト曲(1,5,7)とこの最後の曲で差引絶対的なプラスです。

TWELVE YEARS AGE / ANDRE CECCARELLI

Andre Ceccarelli - drums
Thomas Bramerie - bass
Eric Legnini - piano
Alex Ligertwood - vocals
Nicolas Folmer - trumpet
Stephane Guillaume - saxophone, flute
Denis Leloup - trombone
Stefano di Battista - alto saxophone (#6)
Sylvain Luc - guitar (#9)
Minino Garay - percussion (#2)
Stephane Chausse - clarinets (#3,4)
Frederic Coudert - flutes (#3,4)

01. Magic Boltro (Legnini)
02. Spirit (Ligertwood-Baker)
03. Hold Me (Ligertwood-Baker)
04. Dolphins Whim (Folmer-Folmer)
05. Home Sweat Soul (Legnini)
06. Another Door (Ceccarelli-Ligertwood)
07. This Side Up (Ceccarelli)
08. Louisiana Colors (Ligertwood-Ecay)
09. Dangerous Mood (Ligertwood-Legnini-Ceccarelli-Bramerie-Luc)
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ジャズ棚のチェロ その4 MEDIUMS / Vincent Courtois

2015-02-03 22:36:12 | 聞いたけどCDどちらでも


ジャズの棚にあったチェロというので拾ったアルバムを並べているけれど、この組み合わせは初めて、テナー・サックス2本にチェロというなんでこうなったのか解らないようなアルバムです。
ジャケも変わっているし、一寸危ない、ただし録音は有名なLA BUISSONNEです。

2曲目、場末の一寸物悲しく濁ったサックス2本タイトル曲“Mediums”この曲にジャケの写真が貼られているのでこんな感じ、通して移動サーカスとかの写真が一つ一つついていて、曲名とつながっているようなのでちょっと演劇的です。
日本でも寺山修司がサーカスを扱ったけれど、同じようなねらいなのでしょうか。





チェロのなり方は、きちんとチェロを学んだ音がするから、音自体は大丈夫、行きがかりじょう、ピッキングが多くなります。
リーダーはチェリストのようですが、サックスの比重の方が多い。チェロを演っている人というより、サックスのアンサンブルを演っている人向きです。

ジャズの棚のチェロはクラシック棚と違っていろいろあるから、恐ろしいような、楽しいような、楽しい方が多いです。

MEDIUMS / Vincent Courtois

Vincent Courtois: cello
Daniel Erdmann: tenor sax
Robin Fincker: tenor sax

Mounting
Mediums
Entresort
Une inquiétante disparition (Part 1)
Regards
Jackson's Catch
Une inquiétante disparition (Part 2)
Rita and The Mediums
La femme sans corps
Bengal(1)
Bengal(2)
Bengal(3)
La nuit des monstres
The removal
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