世界大会の会場の一室を借りて・・・日本から参加しているチームのメンターが集まって打ち合わせをするメンターミーティングです。
確か2010年のシンガポール大会のときが最初だったような・・・
で、その2010年の打ち合わせに参加しましたが・・・「参加しても意味無いや」と、その後は参加していませんでした。
今回、メンターミーティングに参加した人に「どうでした」と質問したら
「時間切れで終りませんでしたので、明日の朝に、もう一度やる予定みたいです。」という回答を頂きました。
翌日、レスキューのフィールドの準備が終ったので、興味本位で覗いてみることにしました。
まあ、内容的には、ジュニアジャパンや日本大会、世界大会への文句を列挙する会のようです。(苦笑)
xxしてほしい、xxができない、xxはどうしたらよいのか・・・まあ、いろいろ文句や要望は出ますが、理事の高橋先生は、クールに采配してます。(大人だなぁ)
確かに、世界大会の運営は良くない(足りない)部分が沢山あります。 日本大会の方がずっと素晴らしい運営です。 (だって、日本人だけで運営しているんですから・・・)
今回の、特にレスキューは、依頼していたものの準備がキチントできていなかったり、ボランティアスタッフの数が足りなかったり・・・
それは LO が責務を果たしていないからであって、TC や OC のせいではありません。
ジュニアジャパンも、少なくとも世界大会の参加チームには、これらの組織構造を理解させないと恥ずかしいのではないでしょうか?
高橋先生が私に振ってきたので、ここぞとばかりに言いたいことを言っちゃいました。
「私はボランティアで参加していますが、スタッフはお金を貰っている訳ではありません。ロボカップの大会はボランティアで運営しています。それは、日本大会でも世界大会でも変わりません。世界大会の運営は、日本の大会と比べてしまうとダメダメに感じます。ですので、「これは競技会ではなくお祭りだ」と思っていました。でも、ただ文句を言っても何も変わりません。それを良くしたいのであれば自分で運営を変えていくしかありません。少なくともレスキューは自分達でお手伝いをして、ちゃんとした競技会になるように努力をしています。」
などと、偉そうに発言したら・・・それ以降、皆黙ってしまいました。(笑)
もうひとつ、発言されていたのが・・・
「運営に対しての文句は誰にどのように言えば良いのか分からない」
「日本委員会から文句を言って欲しい」
これも、正しいような正しくないような・・・
運営に関する、文句であれば、直接 OC に意見するしかないですよねぇ。
(言われたOCも困るでしょうけど・・・)
で、これらを踏まえて私が感じたのは以下の点
・ロボカップの大会がボランティアで運営されていることが理解されていない。 自分達は招待されたお客様であると、勘違いしているのではないか!?
・世界大会を運営する組織の体系が理解されていない。 TC も OC も LO も・・・ボランティアスタッフもまとめて、運営者と思われている。 そもそも運営者全員がボランティアであることを理解しているのか!?
・世界大会について意見を出してもらうとしたら、日本の窓口は誰なのか理解されていない!?
これらについては、世界大会に参加するメンバーやメンターに対して、ちゃんとジュニアジャパンが教育をしてほしい・・・と要望を出そうと思います。
まあ、私自身も、組織の運営構造や、TC や OC のことを理解したのは2~3年経ってからでしたから、人のことは言えないのですが・・・
それともう一つ・・・
国際TCやOCに日本人が入っていますが・・・
彼らは日本人や日本チームの為(だけ)に働く(サービスする)訳ではありません。
そこらへんが、やっぱり理解されていないような・・・
世界大会はボランティアで運営されているのだから、ある程度のダメダメな部分は認めなければなれない。
もし、それを容赦できないのであれば、文句を言うだけでなく、是非自分達で改善してください・・・