Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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4年目のロボットコンテスト

2008-02-10 | RoboCup2008

今日は、杉並区立科学館でロボット杉並21のロボットコンテストの日です。 今年は、Yだけが参加しています。 


科学館に着くと、既にスタッフがきれいにコースを作成しています。 スタッフの中にはYの師匠の「P2」が居ました。 今日の審査員をしてくれるようです。(ということで、本日の審査員は、渡邉館長、中島先生、「P2」の3名でした。) 

Img_1458 館のホールに2台の競技台が並び、コースが作成されているのですが・・・ちょっと難しすぎるのではないでしょうか。 1階には直角カーブが4ヶ所もあり、坂の上下も両方とも直角カーブです。 さらに坂の途中に銀色の被災者が配置され、レッドゾーンにも、いやなところに被災者がちりばめられています。 (個人的には、関東レベルと思いますよ、これは。) しかも、ゴールの位置が練習と変わっており・・・ほんとに難しいです。 あとで、確認したらコースデザインは「P1」だそうです。 (この難しさはTCの岡田さんレベルですよ。)


9:30頃に参加者が競技台の回りに集められて、参加者ミーティングが始まりました。 注意点などを「P1」が説明してくださっているのを、Yも緊張した面持ちで、聞いています。 

参加者ミーティングが終了すると、あとは、開会式までは、車検と調整になります。 Yはすぐに車検をして、あとはゆっくり調整時間をとる作戦のようです。 師匠の「P2」が座っている車検台にロボットを持っていき、すんなり車検は終了しました。 その後に調整に入りましたが、2階(レッドゾーン)の回転がうまくいかないようです。 私は、見ているだけで、口や手を出せないのが「歯がゆくてしょうがありません」が、我慢して見ていました。 パドックから出てくるたびに、少しずつ動きが良くなってきてはいるのでが、ゴールの修正まではできずに開会式の時刻になってしまいました。


Img_1130 開会式が終わると、すぐに規定競技(レスキュー)がはじまりました。 コースが難しいのもありますが、どのチームも普通にライントレースするのに苦労しているようです。 練習会の時には、結構まわりのチームもライントレースができていたのですが、本番の怖さですね。


Img_1198 全9チームの中で、Yは5番目でした。 1回目の競技はアリーナAなので、主審は「PERIOD.」です。 スタートボタンを押したあとは、ただじっと見守るしかありません。 Yは、少しずつ進んでいくロボットを心配そうに見ていましたが、坂の被災者を発見して、レッドゾーンプログラムが動き出すころにはにこやかな表情になってきました。 2階で3人の被災者を発見したところで「リタイア」しました。 やっぱり、ゴールするような修正はできなかったようです。 午前中は(200点満点で)170点でした。 


昼休みは、コンビニのおにぎりをパパッと食べると、明るさの調整をすると言って、Yはそそくさとパドックに戻ってしまいました。


Yは、午前中の反省を元に、明るさの調整をもう一回やろうと考えていたそうです。 しかし、使ったパソコンが、我が家一番のボロパソコンで、急にキーボードが使用不能になってしまったそうです。 近くにいた科学館の担当者に見てもらったり、電源を再投入しても直らなかったので、午前中のそのままのプログラムで再挑戦するしかなかったようです。 実は、朝にM&Y母から「母のパソコンの方が良いのでは?」という提案があったのですが、私が「大丈夫だよ」と断っていたのが仇になったようです。 またまた「ごめんねY、お父さんが全て悪かった。」


Img_1371 午後は、競技の前に3分が与えられてのチームのプレゼンをすることになっているのですが、Yはいっぱいいっぱい状態なのか、短い説明をぼそぼそとしただけでした。 「午前中から何か変えましたか?」という質問があり、「明るさを計りなおして修正しようと思ったのですが、パソコンが壊れて修正できませんでした。」と答えました。 午後の主審は「LINK」です。 Img_1388 走りの方は、レッドゾーンに入るまでは午前と同様の走りでしたが、レッドゾーンに入ってからはロボットの回転角度が微妙に変わっており、被災者を1人発見したところで、「リタイア」しました。(ということで、150点でした。) 

あとで、Yに確認したら、レッドゾーンの一人目の被災者と、ゴールはあきらめていたので、180点が目標だったそうです。


午後の最初のチームは杉並区でのM&Yのライバルである、「杉三キッズ」のメンバーだった「ロボロボ」です。 ライントレースはしているのですが、ロボットのスピードが速くて、直角などで外れてしまうようです。 それでも合計で136点を取って2位になりました。 


Yは合計320点で規定競技(レスキュー)の優勝でした。 まあ、あたりまえと言えばあたりまえですが・・・しかし、本人は昨年のロボカップにMに付いて連れていってもらっただけ、ということを言われないような良い成績を残す、というプレッシャーがあったようです。

良かったねY


Img_1515 競技が終わると、急に元気になったYは、ニコニコして、あちらこちら元気に飛び回っています。 規定競技は終了したので、講堂で自由演技(ダンス)を見ていました。 今年は2組のチームが出場していましたが、結構見ごたえがありました。(正直なところ、これならロボカップに出場できると思います。) 特に「タークス」のロボットは、遠くからでも大きく見えて存在感がありました。 最後に花を撒く(打ち出す)仕掛けがあったそうですが、本番ではトラブルで見ることはできませんでした。(残念)
この「タークス」のメンバーは、科学館のロボット教室(中級)でYとコンビを組んでいた子でした。


Img_1652 最後の表彰式で、大きな優勝カップをもらって、Yはとても満足げでした。 そして「師匠」の「P2」との初めての2ショット写真や、都立産技高専の方々との写真を撮らせてもらいました。


科学館の皆さん、中島先生、そしてスタッフとして尽力いただいた、都立高専の生徒さん、ありがとうございました。

また、東京ノードで会いたいです。 

コメント (5)
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