前の記事はこちら 親指シフトキーボードプロジェクト その7 - Re: The history of "M&Y"
さて、前回で親指シフトキーボードに設定できることは分かりました。
でも、まだ(きちんと)使えていません。
私は矢印キーがどうしても欲しかったので、キーボードのキー配置を66キーにしています。
親指シフトキーボードとして使う前に、普通の66キーのキーボードとして使えるようにする必要があります。
(現状では、それが、まだ出来ていません)
今のままだと、矢印キーが使えないし、いくつかのキーが定義されていません。
で・・・定義されていないのであれば、「定義すればよい」のですが、そう簡単ではありません。
これまで、やったことがない、キー定義の変更をしなければなりません。
config.h の
#define LAYOUT_xxx
というのを(私が作成したキーボードのレイアウトに基づいて)新たに定義しなければならないのですが・・・う~ん、よく分かりません・・・(涙)
もう、いろいろとカット&トライを繰り返しました。
ネットにも XD60 の情報はいくつかあるのですが・・・どれも大きなスペースバー(スペースバーが1つのもの)の記事ばかりで、Split Spacebar の情報(例)が殆どありません。
最終的には
C:\Users\(ユーザー名)\qmk_firmware\keyboards\xiudi\xd60\xd60.h
の中に書かれている、
#define LAYOUT_all
を参考にしました。 (でも、この LAYOUT_all も大きなスペースバーの定義です)
もう、何が正解なのか分かりませんが、カット&トライを繰り返して、とりあえず「動く」設定を見つけました。
備忘録としてコピペしておきます。
#define LAYOUT_66_2space( \
K00, K01, K02, K03, K04, K05, K06, K07, K08, K09, K0A, K0B, K0C, K0D, \
K10, K11, K12, K13, K14, K15, K16, K17, K18, K19, K1A, K1B, K1C, K1D, \
K20, K21, K22, K23, K24, K25, K26, K27, K28, K29, K2A, K2B, K2D, \
K30, K32, K33, K34, K35, K36, K37, K38, K39, K3A, K3B, K47, K3D, K3C, \
K40, K41, K42, K46, K45, K44, K4A, K4B, K48, K4C, K4D \
) { \
{ K00, K01, K02, K03, K04, K05, K06, K07, K08, K09, K0A, K0B, K0C, K0D }, \
{ K10, K11, K12, K13, K14, K15, K16, K17, K18, K19, K1A, K1B, K1C, K1D }, \
{ K20, K21, K22, K23, K24, K25, K26, K27, K28, K29, K2A, K2B,KC_NO, K2D }, \
{ K30,KC_NO, K32, K33, K34, K35, K36, K37, K38, K39, K3A, K3B, K3C, K3D }, \
{ K40, K41, K42, KC_NO, K44, K45, K46, K47, K48,KC_NO, K4A, K4B, K4C, K4D } \
}
レイアウト名は、66個のキーなので勝手に「LAYOUT_66_2space」にしました。
この設定で、とりあえず、全てのキーが機能したので、(もう)良しとします。
親指シフトキーボードとして使う前に、まず、普通のキーボードとしては使えるようになりました。
とりあえず、組み立てたキーボードが使えた(機能した)ようなので、一安心しています。
ちなみに、XD60 を QMK configlator や VIA で設定しようとしても、Split Spacebar の設定ができません。
う~ん、Split Spacebar というのは一般的ではないのでしょうか !?
この M&Y父オリジナルの LAYOUT_66_2space の定義を使って、普通のキーボードとして使えるようなキーマップを作成しました。
そして、キーキャップが(すべて)ブランクだと、さすがに打てないので・・・シールで英文字と数字を作って貼りました。
この手作り感が良いです。(笑)
さあ、次は、これに親指シフトのキー設定を追加します。