昨日の話です・・・
昨日は、RCJJ(RoboCupJunior JAPAN)東京神奈川ノード大会の1日目で、WLレスキューのスタッフをしました。
(本当は、2日目のNLレスキュー・ライン・エントリーのスタッフにも登録していたのですが・・・この1か月、本業の仕事が忙しくて、さすがに休日2日をすべてボランティアに割り当てると、本業に差し支えると思って、2日目のスタッフをキャンセルさせていただきました)
参加チームは21チームで、午前に10チーム、午後に11チームが参加しました。
各チームは半日(3.5時間)の滞在で、その短い時間で、チームミーティング、車検(インタビュー)、練習(調整)、競技をこなさなければなりません・・・
特に、競技が1回(一発勝負!)というのは、かわいそうな気がします。
でも、まあ、コロナ禍の開催なのでしかたがないです。
(私としては、練習時間を短くしたり、競技の8分間を5分にしたりして、せめて2回競技をやらせてあげたいですけどね)
で・・・競技会を振り返っての感想ですが・・・(まとまっていないので、だらだら書きます)
う~ん、完成していないロボットが多いです。
インタビューでいろいろ質問するのですが・・・センサーを増設する「つもり」だったり、被災者救助の機構を増設する「つもり」だったり・・・センサーはあるのに配線されていない、仕組みはあるけど、プログラムができていない・・・など、未完成のロボットが多いです。
会場に来て組み立ていたり、プログラムを作っているようではダメです。 もう、(ある程度は完成していて)会場では調整するだけ・・・でないとダメです。(と、今回も辛口で言っておきます)
この未完成にも関係するのですが、仮配線っぽいものが多いです。回路をブレッドボード上に組んでいて、ジャンパー線がスパゲッティのように山盛りです。ブレッドボードでなくても、配線のケーブルが山盛り・・・これ、Rescue Line 2021年ルールの3.2.5に抵触すると思います。
チームは意識していないのでしょうか?
それから電池が固定されていないので、競技中に電池がロボットからぶら下がってしまい、引きずっている・・・でも、もう得点走行中だから戻せない・・・これみっともないですよね。
それから、やっぱり競技中の電波使用禁止が理解されていません。
8分の競技の中で調整(calibration)中にプログラムを書き換えるのは構いませんが、(競技フィールドで)PCからロボットにBlueTooth通信で送信することはできません。
最後に競技中の修理
競技進行停止時に、線を抜き差ししたらダメです。
というような、細かいルールが完全には浸透していないように思いました。
で、競技の出来ですが・・・ノード大会なので、上から下までは幅が広いのは仕方が無いですよね。
もう、すでに成績が公開されています。
21チーム参加で、最下位は競技をしなかった(できなかった)ので0点です。
の上の15位~20位は5点です。この5点というのは、競技を実施すれば、スタートで自動的に入る5点です。 ということで、競技は実施したけど、なにもできていない・・・
優勝の470点はなかなか素晴らしいと思いますが・・・7位がすでに、79点と100点以下になってしまっています。
昔の関東ブロックのレスキューはもっと、素晴らしかったとおもうのですがねぇ・・・
アメリカのトランプ元大統領がかぶっている帽子を改造して
Make "KANTO Rescue" grate again
の帽子を作ろかと、まじめに考えています。(笑)