世界大会では予選で5回、決勝で3回の競技がありました。 この競技での得点についてまとめてみます。(ただし、以下の得点の計測は、公式なものではなく、私の想像です。)
まず、競技の基本的な点数として
(1)被災者 : 10点×22=220点
(2)部屋 : 10点×3=30点(ゴールを含む)
(3)ギャップ : 10点×2=20点
(4)障害物 : 10点×1=10点
(5)坂道 : 10点×1=30点
合計 310点
2つのチームが同時に競技をして、それぞれのチームの得点を合計します。 ただし、(1)の被災者については、1台のロボットが2回競技したこととして得点を計測します。 (例えば、2台のロボットが同じ被災者を発見しても、10点にしかなりません。) つまり、2つのチームがそれぞれ満点を出せば、310点+310点-220点=400点となります。(被災者は重複して計算しません。) さらに、片方のチームが満点で、もう片方のチームが、被災者は1人も発見できないが、被災者以外は完璧だとすると、310点+90点=400点となり、同じになります。
また、マルチチームを組んだ2つのチームは、マルチチームの点数がそれぞれのチームに加算されます。 つまり、例えばAチームが満点(310点)、Bチームが被災者も発見できず、その他のコースの点数も50点した取れなかった場合でも、Aチームも360点、Bチームも360点が加算されます。
もし、相手チームが居なかったりして、1チームで競技しなければいけない場合は、被災者以外の得点を2倍していたようです。(予選3日目からは、なるべく一人旅をなくすために、毎日マルチチームの組み換えをしていました。)
実力の無いチームも、マルチチームで組む相手によって、大量の得点が入ります。 逆に、実力の有るチームも、相手がしょぼいチームばかりだと得点が伸びません。(この例がまさに「LINK」)
今回は、予選5回(セカンダリは6回)の競技の得点で、一番悪い点数を削除したものの合計で「個別チーム」の順位を決定したようです。
世界大会得点 → 世界大会得点
得点表を見ると、マルチチームを組んだ相手によって、点数が大きく違うことが分かります。 まあ、運も実力のうちですかね。