ふっとあっしは思いました・・・
寒くなると燃費が落ちるのは、タイヤの空気圧のせいではないかと・・・
というのは、いつものドライブルートを走っていて、ながい下り坂で「ここから燃費にやさしい経路!」と思って運転していたのですが、なんとなくいつもより「タイヤの転がり」が悪い感じがしました。
家に帰ってからタイヤの空気圧を調べたら、(標準ぼ空気圧よりも)1割くらい足りない状態でした。
ここのところ、寒いからタイヤの中の空気が縮んだ(!?)と考えるのはおかしいでしょうか?
タイヤを購入すると、窒素を入れてくれますが、窒素を入れるのは、(通常の空気を入れるのよりも)窒素が温度変化に強いから、と聞いたことがあります。
ということで、「タイヤの空気圧が落ちる」も、寒くなると燃費が悪くなる原因の一つではないかと・・・
本日、空気圧を正常にしたので、
明日からの燃費に注視したいと思います。
で・・・翌日、同じルートをドライブしてみたのですが・・・燃費が有意に変わったような感じではありませんでした。やっぱり、燃費が関係するのは気温なのでしょうか!?
私の感覚(いや、これまでにつけた走行距離や給油量の記録)では、夏と冬で燃費が4km/L 位違います。
プリウス 冬 燃費悪化 でググると・・・
沢山の検索結果が表示されます。皆さん、冬には燃費が悪くなることと気が付いているのですね。
検索されたページを見ていくと、まあ大きく2つの理由が書かれています。
その1:気温が低いとエンジンが温まるまでに時間が掛かるので、アイドリングが長くなる。
その2:エアコンの暖房はエンジンの熱を利用しているので、暖房を使用することで、無駄にエンジンを使う。
というものです。
まあ、話としては分かります。
家から走り出して、すぐにエンジンが掛かります。夏はすぐにエンジン温(水温)が 40℃を越えるので、最初の信号でとまるまでにアイドリングが終わっていて、信号待ちの停止中はエンジンが停止しています。ところが、冬の寒い日は、最初の信号で止まるまでにアイドリングが終わらなくて、信号停止中もエンジンが回っている時があります。
だから、最初にエンジンが 40℃に温まるまでの時間が多少違うことは納得です。でも、エンジン温が40℃を越えれば、夏も冬もあまり変わらないと思います。だから、これは、夏/冬で燃費が 4km/L も違う理由になりませんよね。
さて、その2の方の暖房ですが・・・
これも、「エンジンが十分に温まる前に暖房を使用すると、無駄にエンジンがかかる」は納得です。 私も経験から、暖房を使用すると、エンジン温(水温)が60℃を越えるまでエンジンが回り続ける、というのを知りました。
だから、ケチな私は、エンジン温が60℃を越えるまで暖房を付けません。(笑)
それでも、冬は燃費が悪いです。
だから、理由その1も、理由その2も、(冬に燃費が悪い理由として)あまり説得力が無いと思っています。
さらに、調査を進めると・・・
その3:燃焼効率の悪化
というのがありました。
自動車の内燃機関では燃焼しやすくする為に霧状にして燃焼を噴射しますが、ガソリンは温度が高い方が気化しやすいので、寒い冬場ではこれらが円滑に行なわれません。そうするとやはり多くの燃料を噴射してしまうことになるので、燃費が悪化するのです。
これは、なるほど! という感じです。
そもそも気温が低くなるとエンジンの燃焼効率が落ちる、であれば納得です。 でも、これは、ハイブリッド車だけの問題ではなくて、ガソリンエンジン車全体の話ですね。
そうすると、ガソリンエンジン車全体として、気温が低くなる冬は燃費が悪いということなのでしょうか!?
プリウスの前のセプター(勿論ガソリン車)では、「冬に燃費が悪い」という感覚はありませんでした。でも、これは、冬は燃費が悪かったのですが、夏はエアコンを使ったので燃費を悪くしていて、「相対的に冬に燃費が悪い」感が無かった・・・だけなのかもしれませんね。(笑)
他にググっていくつか探したのは・・・
その4:冬はエンジンオイルが硬い
その5:冬は空気密度が高い
⇒ クルマの燃焼後の排気管にはO2センサーが設置されており、名前の通り酸素量が計測されます。冬は酸素密度が高いために、燃焼後でも残っている酸素の量が多い状態になります。この状態をO2センサーが感知すると「酸素が残っている=ガソリンが足りない」となり、ガソリンの燃焼量を増やします。その結果が燃費が悪くなるということです。
まあ、なるほどね! いろいろありますなぁ!