予定通り・・・
杉並区立科学館で開催されている、第46回科学創意工夫展を見にいってきました。
私は、この展示は、杉並区の英知だと思ってます。(笑)
さすがに、初日の午前中だったので、訪問客も少なく・・・その分、ゆっくり見て回ることができました。
今年は・・・3.11の大地震や、それに続いて原発事故、電力不足・・・と続いたので、それ関係のねたが多かったように思います。
液状化現象の研究とか・・・
放射能とは、とか・・・
工作で多かったのは、「エコxx」というもので、電気を使わないxx、電気の消費が少ないxx・・・
これも、この夏の電力不足に影響されたものと思われます。
一番多かったのが、「風力発電機」
やっぱり、一番簡単に電力を得ることができるのが、風力なんでしょうかねぇ。
一通りみたところでの感想です。
・工作が減って研究発表が増えたように思います。
私個人としては、アイディア工作を見るのが好きなのですがねぇ。
きっと、研究発表(自由研究)の方が、選ばれやすいのでしょう。
・工作物のほとんどに「こわれやすいのでさわらないでください」の注意書きが貼られていました。
この科学創意工夫展では、展示物(特に工作)は自由に動かしてみることができて、研究の結果を訪問者も体験できるところが、とても良かったのですが・・・
おそらく、展示物を壊してしまう子供が多くなったのでしょう。
頑丈な工作物を作ることができなくなったのか・・・
展示物を大事に扱うことができなくなったのか・・・
どちらにしても、悲しいことです。
あとは・・・私の気に入ったものなど
・電気を使わない扇風機 電気は使わないけど・・・疲れそう(笑)
・糸電話の研究 パソコンを使って伝送する音の質まで実験してる
・放射線量測定器 つまりガイガーカウンター、こんなものを小学校6年生が作っちゃうんだから・・・
・エアコンの室外機の排気で発電しよう 工作は単なる風力発電機ですが、エアコンの室外機の風に着目したところが素晴しい
・画像伝送実験 走査線を使って、画像を送る実験
・カルピス風乳酸菌飲料を作ろう 研究資料の表紙に書かれてる絵が「カンピス」(笑)
で、今回の一番のお気に入りは
・ペットボトルでいい湯だな
大量のペットボトルに水を入れて、太陽の熱で暖める。暖めた水(つまりお湯)で風呂に入るという実験です。ペットボトルにどんな色を着けると中の水が温かくなるか・・・など
我家も、ガス湯沸かし器が壊れて、風呂を沸かせないときに、本当に困りました。
とにかく・・・子供たちのいろいろなアイディアを見させてもらって
私の固い頭も、多少はほぐれた感じです。
MやYの子供の代まで、この科学創意工夫展がずっと続くことを望みます。
それから、メダルの復活も・・・