RCJJ(RoboCupJunior JAPAN)のレスキュー技術委員会のブログに
の記事が掲載されました。
レスキュー・ライン・エントリー2024年ルール
と
レスキュー・メイズ・エントリー2024年ルール
の2つです。
ちなみに、競技内容としてはほとんど変わっていません。
変っているのは、文章の表現や言い回しです。
(今回、私も変更案の作成をしたので・・・)
例えば
ライン・エントリーの2.2.2
高い台の上に設置され、地面から浮いていることがあることに注意すること。
これだけ読むと、すごい、超電導リニアみたいに浮いてるの・・・⁉ と勘違いしちゃいますよね。
高い台の上に設置され、地面から浮いていることがあることに注意すること。
これだけ読むと、すごい、超電導リニアみたいに浮いてるの・・・⁉ と勘違いしちゃいますよね。
同様に2.2.2に
仮にロボットがタイルから落下した場合、ロボットがタイルに自力で戻るのは困難である。
この「タイル」は間違いで、「フィールド」とか「コース」のことですよね。
4.3.9
主催者の無作為な告知
↑これなんだろう?(笑)
主催者の無作為な告知
↑これなんだろう?(笑)
4.5.2
ロボットはゴールタイルに向かって
↑ライン・エントリーにはゴールタイルは無いですよね!(笑)
ロボットはゴールタイルに向かって
↑ライン・エントリーにはゴールタイルは無いですよね!(笑)
こういった、WLルールからのコピーミスや意味不明な表現を是正しました。
(これ、以前にルールを作った人は、疑問に思わなかったのでしょうか? 不思議!)
えーと、上で、競技内容としては「ほとんど変わっていない」と書きましたが、変わっている部分としては
・黒の被災者の識別得点が5点→10点になっています。
(まあ、ロボットの作りには関係ない変更でしょう)
それともう一つ
・プレマッピングの例に障害物回避の方向が追加されました。(フィールドのコースを見てから、右回避、左回避を決めるのはプレマッピングになる可能性がある)
ということぐらいでしょうか?
あっ、もう2つ重要な修正がありました。(Rescue Line 2023 Rules に追加された内容)
3.2.9 チームは得点走行の前に 競技進行停止時の操作手順について審判に通知する必要があり、この手順 のみが競技進行停止後に実行することが許可される。
が追加されました。(まあ、これまでも実施されてましたが)
が追加されました。(まあ、これまでも実施されてましたが)
4.4.5のタイルに到達の定義ですが・・・
ロボットがライントレースしている状態で、上から見てロボットの半分以上がタイル内部にある 時、タイルに到達したとする。
と、ライントレースしていることを追記しました。(これは、やっと国際ルールの Rescue Line の表記が是正されたので)
さて、メイズエントリーの方は・・・
3.2.11 チームは得点走行の前に 競技進行停止時の操作手順について審判に通知する必要があり、この手順 のみが競技進行停止後に実行することが許可される。
を追加(ライン・エントリーと同じ)
を追加(ライン・エントリーと同じ)
3.2.12 ロボットには、被災者発見のパフォーマンスを行うために、緑色と赤色ランプをそれぞれ装備しな ければならない。ロボットに設置されたランプは、ルールに規定された場合を除いて、常に消灯していなければならない。また、ランプは審判から識別しやすい位置・明るさでなければならない。
を追加(ライン・エントリーと同じ)
4.6.4 先に被災者識別に失敗した被災者に対して後から正しい識別を行うことができた場合、被災者識別 ボーナスが追加で与えられる。逆に、すでに被災者識別に成功した被災者に対して後から誤った識別をしてしまうと、それまでに得られていた、その被災者の被災者識別ボーナスは0点にリセットさ れる。
同じ被災者でも、最後に識別した結果が得点に反映されます。
はい、こんなところでしょうか・・・