さて、それでは、次は Rescue Maze について語らねばなるまい。
こちらの準備状況は・・・本当に史上最悪でした。(苦笑)
まず、OCセットアップの前日・・・普通なら、OCも入れません。でも・・・どうも、今回の準備状況が怪しいということで、集合が掛かりました。
午後に会場に行ってみると・・・パドックになる机と椅子は並んでいるものの・・・競技台(フォールド)は、板とテーブルの脚が積み上げられているだけでした。
なぜか、傾斜路だけは組み立てられていましたが、設計が悪くて、そのままでは使えません。
そして・・・めっちゃ重い!
それから・・・迷路の壁らしきものもありました。
で・・・この壁をどうやって接続するか悩んだところ・・・
壁と壁の間に棒を立ててその棒に壁を差し込む構造でした。
これ、どっかで、見たことがあるような感じですね。(笑)
「どうだい、これは3Dプリンタで作ったんだ! すごいだろう!」
で・・・その凄い棒は、どうやって、床に固定するのでしょうか?
そこが考えられていません。
おそらく板の裏から木ネジで固定するのでしょうが・・・固定する時には板の裏に潜らないといけないし・・・背の低い板はひっくり返さなければなりません。
全く作業が考えられていない部品です。
さらに・・・この3Dプリンタで作ったという棒ですが・・・30本程しかありません。
これでは、(1フィールド分ではなく)1部屋分しかありません。
「ところで、この棒は、もっともっと沢山必要なんだけど、残りはいつ届くの?」
「明日までには、もっと沢山作れるよ・・・」
って、今作っているらしい。
これでは、到底間に合いそうにありません。
さらに、めっちゃ重い傾斜路をどのように接続するつもりなのかを検証します。
傾斜路の下側は・・・なぜか壁が出っ張ります。どうも、このままでは、一番外側のタイルには接続できそうにありません。
ということで、内側のタイルに接続するしかなさそうです。
じゃあ、今度は上側を確認します。壁と同じように木ネジが2本出ています。
これも、先ほどの3Dプリンタで作った棒に差し込んで固定する想定のようですが・・・
この傾斜路の重さがすべて棒に掛かります。
やってみると・・・棒がバキバキ割れます。
当たり前ですよね。
なんとなく、昨年の名古屋大会の時のフィールドを真似しているような感じですが・・・中身を分かっていないまま真似をしたので、全然役に立たない・・・感じです。
もう、フィールドの設計の、あまりの素晴らしさに、その場にいた皆が涙を流しました・・・(苦笑)
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