NHKの番組、魔改造の夜の第三弾が2週に渡って放送されました。
1週目は気が付かなくて見逃してしまいました。
でも、2週目はちゃんと見ました。
今回のお題は「扇風機50メートル走」と「赤ちゃん人形綱登り」です。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=30460
1つ目のお題:扇風機を風力で速く走らせての50メートル走
ということで、まあ、扇風機に台車を付けてバッテリーを搭載して、独立して(コンセントが無くても)動くようにして・・・あとは、回転数を上げるなりして強力な風を出せるようにするんでしょうねぇ。
魔改造ルールというのがあって・・・
・50メートルを速く走ったチームの勝利
・風の力だけで走ること
・折り返しラインを完全に越えないと失格
・操作はスイッチを1回押すのみ
・「そよ風」で風鈴を30秒以上、心地よく鳴らしてから走ること
・試技は2回
・改造費は試作を含め5万円以内
・失敗してもかまわない
この最後の「失敗してもかまわない」が面白いですね。
今回の参加チームは3社で・・・HPの内容をコピペすると・・・
今回、魔改造に挑むのは、日本を代表する自動車メーカー・N産、3Dプリンターを使ったものづくりのトップ企業・Sライズ、自動車部品や金属加工を製造する工場でありながら自社製品の開発にも力を入れている横浜の老舗メーカー・Nットーの3チーム。
番組の中では、えすらいず、えぬっとー、えぬっさんと発音してました。「えぬっとう」って言いにくいですよね(笑) さらに「やっちゃえ、えぬっさん!」とか言ってるのですが・・・各社、服にあるロゴで会社名の正式名がバレバレなのが笑えます。
2週目の放送の最初に「お題1」の結果を放送してくれたので、「お題1」もちょっとだけ見ることができました。
難しいのは50mをただ走り切るだけではなく、往復をしなければなりません。
つまり、前進と後進をしなければなりません。
チームによって、扇風機の羽を逆回転にしたり、扇風機自体の方向を180度回転させたり・・・
で、お題2は
2つ目のお題・幼児が遊ぶ“赤ちゃん人形”を魔改造し8メートルの綱をいかに速く登るか
となっており、こちらの魔改造ルールは
・8メートルの綱を速く登ったチームの勝利
・操作はスイッチを1回押すのみ
・フライングは失格
・試技は2回
・芽生える優しさと、思いやりをこめること
・改造費は試作も含め5万円以内
・失敗してもかまわない
改造費5万円以内と「失敗してもかまわない」は同じです。
でも、それぞれ(一部伏字とはいえ)会社の名前を背負って参加しているので、恥ずかしい失敗は許されないでしょう・・・
「芽生える優しさと、思いやりをこめること」が謎なルールです。ちゃんと人形らしいかわいらしさを残しなさい・・・ということでしょう。
いや~ めっちゃ面白かったです。
それぞれ、技術者がアイディアを出して、それを実現していくのですが・・・最初はうまくいかなくても、だんだんそれらしくなってきて・・・最後は「おおぅ!」となることが素晴らしいですね。
また、次を期待してます。