さて、今度は RoboCup MALAYSIA OPEN 2024 の Rescue Maze のフィールドです。
最初に見た時・・・
え・・・これで、メイズフィールドが本当にできるの?
と、大変不安になりました。
(ただ・・・材木が積んであるだけ、の RoboCup 2018 の時の驚きほどではありません! 笑)
まず、床は Rescue Line と同様のツルツルのアクリル板が並べられてます。
そして、すでに黒のタイル、青のタイルが組み込まれてます。
傾斜路も床だけは完成しています。
で、この状態で、どうやって壁を作っていくのか? 想像ができませんでした。
だから・・・いろいろ聞きました。
柱はどうするの?
→強力な両名テープで床に固定します。
壁はどうするの?
→柱と柱の溝に厚紙の壁を差し込みます。
という回答でした。
まず、「柱を両面テープで立たせる」って、そんなことできるの? と疑問でしたが・・・
作業が進むと・・・
なんとなく、まともなフィールドに見えてきます。
柱は、両面テープで固定しているだけなので、確かにグラグラ動きますが、壁が差し込まれると、なんとなく使えそうな気がしてきました。
ただ、やっぱり柱の溝に厚紙を差し込んでいるだけなので・・・
壁が押されると、厚紙が抜けます。
さらに、厚紙の大きさがタイルの大きさと合っていないので・・・壁を変更する場合は、柱の位置を変えなければなりません。
そして、外壁は・・・L字金具と「強力な両面テープ」で床のアクリル板に貼るだけです。
私は正直、これで競技ができるとは思えませんでした。
で・・・できたのがこちら
うぉ~ 見た目は、とっても綺麗!
だけど、ロボットが壁に当たると、差し込んだ厚紙の壁が抜けちゃう・・・
ということで、とにかく柱と壁、壁と壁をテープで貼りまくりました。
そうしたら・・・うん、これなら競技ができそう!
ただし、コースの作り替えが、めちゃくちゃ大変です。
実際、最終日のためにコースの作り替えをしましたが・・・
作り替えというより、すべて分解して、部品に戻して、フィールドの再作成、と言う感じでした。
とりあえず、競技会が無事に終了してホッとしております。
これもすべて、真面目な現地スタッフのおかげです。