昨日の千葉ノード大会でのレスキューについて・・・
ルールは2009年ルールなので、競技進行停止になると、チームキャプテンがロボットを持ち上げて部屋の入口に戻します。 同じところで2回進行停止になると、停止した地点のちょっと先が新しいスタート地点になります。
この2009年ルールは昨年のジャパンオープンで体験してあるとはいえ・・・改めて観客の視点で見ると「まどろっこしい」ですね。
せっかく、ギャップがうまくいったのに・・・その先の障害物で失敗して、入口に戻って、またギャップをやらないと・・・あ~っ今度はギャップを失敗した・・・・なんて、感じです。
見ているほうも、部屋の最後の方に来ると・・・「もう絶対失敗するな!」なんて祈りにも似た感覚が起こってきます。
それでは、私の心を動かしたロボットのインプレッションなど・・・勝手にやらせていただきます。
ちなみに、競技の成績などは知りませんし、メモなどもとっていませんでしたので、私のつたない記憶をたよりにした文章です。 事実と違っていたらスミマセン。
まずは、チーム「重戦車」のロボットです。
幅広の4輪車で駆動は後の2輪だけのようです。 でも、バランスが良いのか駆動力があるのか、くるくる軽快に回転し、ライントレースも問題なくスルスルと進んで行きました。
後ろを向いたときに5輪目が見えたのですが・・・どうもこれが坂道センサーになっているようです。 NXTの大きなセンサーを使っても、コンパクトにまとめたロボットでした。
坂道も難なく上ったのですが・・・レッドゾーンのプログラムはうまく動作しなかったようです。
(残念)
次は、チーム「A-GISON」のロボットです。 クローラを使用して2つの光センサーで黒線をはさみながら進むところは、セオリー通りでしょうか。
クローラを駆動するモーターがとても高い位置にあります。 それでも、バランスが良いのか傾斜路でも問題ありません。 この2つの光センサーの間にタッチセンサーがあり、これが傾斜路の判定になっているようです。
通常は、ゆっくりと確実に進んでいたのですが・・・傾斜路にはいると急に元気いっぱい全力で上り始めました。
チーム「ぎぶす」のロボットです。
ロボットの前部に割り箸?が2本・・・これは、障害物検知のためのタッチセンンサーのバンパーのようです。
結構背が高く、配線が上まで伸びているのですが・・・線材がスパゲッティのように山盛りになっていて・・・どれが何の信号線か、本人にしかわからないでしょうねぇ。
ロボットの真ん中に上に伸びた支柱があり、その上には何があるのか? と思っていたら、被災者発見の時に光るLEDが帆船の帆のように並んでいました。
さらに、チーム「ふぁらでぇ」です。
ロボットの前部と左右を金属の一枚板で囲ってあり、なんとも中世の騎士を思わせる強そうな雰囲気です。
実際に、障害物でガラスの瓶に接触すると「カツーン」「カツーン」と、金属の心地よい音色が奏でられました。
そして、チーム「しゅれでぃんがー」のロボットです。
このロボット・・・デカイ、でかい、デカイ! ほんとに車検通ったの? と疑いたくなるくらい迫力があります。
そして、綺麗!
被災者発見のアピールの時に、赤、青、黄のLEDが綺麗に光ります。
観客も「きれい!」と、うっとりと眺めていました。
では、今週のびっくりドッキリメカ! パフパフ
チーム「KAITORAMAN」です。
このロボット・・・2輪なの? 前後にふわふわ傾きながら進むのですが・・・重心を乗せた左右の2輪での動きが、とても軽やかです。
こんなに、前後にふわふわ動くと、光センサーの値がふらつくと思うのですが、ちゃんとライントレースしてます。 何か特殊な技術を使っているのでしょうか?
とにかく、不思議な動きで、確実に得点を重ねていく・・・摩訶不思議なロボットでした。
チーム「KAITORAMAN」はこれまでに素晴しい成績を残していますよね。
それと、昨年(2008年12月)の千葉ノード練習会で見たロボットもすごいアイディアだったと記憶しております。
(2008年12月21日の記事にあります。)
そして、今年のロボットもオリジナリティあふれた楽しいロボットですね。
千葉ノード大会では、レスキューの競技が終ったところで帰ってしまったので、成績や順位を知らないのですが・・・いかがでしたでしょうか?
また、面白いロボットを作って、驚かせてください。
千葉ノード運営委員長よりこちらのブログを教えていただき拝見させていただきました。
本人に見せたところ、ちょい照れ気味に喜んでいました。ありがとうございます。
きっと褒められているのだと思っています(^.^)
本人いわく『同じようなマシンが多いのでつまらない、ちょっと変わったのをつくる』と 言ってました。
2輪走行で ネズミかよみたいな走りです。
確かに変わってます… 緑の被災者は完全無視だし…
ブログに載せてくださりありがとうございました。本人も気が付いて評価?してくれたのがうれしかったんだと思います。
メンターの自分からも御礼を申し上げます。
喜んでいただけると、往復の4時間が報われます。(笑)
我が家は、教室などに属さない個人チーム(一匹狼)なので、こういう機会にしか他チームの情報が入りません。
いつも大会を見学するたびに・・・こどもの発想って素晴しいな! と思います。
私では考え付かないような機能や仕組みを見せて(魅せて)くれます。
「KITORAMAN」のロボットはさすがに2輪で立っている訳ではなく、ロボットの前か後ろが接地しています。 でも、とっても不思議な動きでした。
私も「重戦車」を見たときに、真っ先に「カシオペイア」を思い出しました。
いやぁ本当にいろいろと考えますね。
ワクワクしながら拝見させていただきました。
「重戦車」の「後輪が坂道センサーになっている」という記事は、
我が家のカシオペイアにも応用できるなと思いました。
問題はポートの数が足りないという点だけですが・・・。
フワフワ動くマシンは不思議ですね~。
二輪でジャイロセンサーを使っているのでしょうか?
センサーの距離が変わるのにきちんとラインをトレースするというのも、
どういうプログラムなんだろうなと思いました。
う~ん、見学するのもとても参考になりますね。
我が家の参加は13日ですので、
14日は東東京ノードをしっかりと観戦したいと思っています♪